インターネット動画配信利益のために戦う脚本家組合

米国の脚本家のストが、そろそろ10週目に入ろうとしている。テレビ番組が再放送ばっかりになってしまった今日この頃。ゴールデングローブ賞の授賞式も、欠席者多数になるとの予想で中止になった。(一応記者会見形式で発表はされるようだが。)

で、このスト、最大の争点が「オンライン配信した動画コンテンツの利益の分け前」なのであった。時代を感じさせるではありませんか。

脚本家組合側は、「売上げの2.5%」を要求しているが、メディア側は「DVD同様、売上げの0.3%−0.36%。ユーザー課金しないストリーミングはゼロ」と主張しており、全く平行線。

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アイオワ予備選の投票率が低い理由

アメリカの政治熱を生み出す大統領選、で「アメリカでは政治はブログの人気テーマだが、アイオワの投票率は16%。しかもこれで、近年に例を見ない高さ」といったことを書いたところ、「論旨が一致しないじゃないか」というご意見が。で、アイオアの予備選投票率が低い理由をコメント欄にちらりと書いたのですが、補足します。

いろいろ理由はあると思いますが、その一つが「党員集会参加がとても大変だから」。

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今週金曜、東恵美子さんを招いてセミナーを開催します

東恵美子さんは、アメリカのメリルリンチのマネジングディレクターとして、数々の技術系M&Aを手がけた実績を持つ方です。今は個人事務所を設立、「表面に出てこない大きな買収・投資案件のディールメーカー」として活躍中です。秘密っぽいですね。イスラエル系のファンドをマネージしていたこともあります。

ですが、ものすごく気さくな方でもあります。セミナーは、NPOのJTPAの毎月恒例セミナー・サロンの一環。私が質問して東さんにお話を伺う、という形式で行います。大学院でアメリカに行くまでは、高校でホームステイを1年しただけ、という東さんがいかにして投資銀行のトップ・エグゼクティブになったのか。投資や買収の世界はどう動いているのか。興味のある方は是非お越しくださいませ。11日夜、7時開場、セミナー7:30-8:30。場所はPalo AltoのWilson Sonsiniです。

セミナー詳細はJTPAサイトにあります。

寿司屋に生息するアメリカ版ちょいわるおやじ

これまでに二度しか見たことないんですが、他にも見たことがある人がいたら、是非ご一報を。

それは

「アメリカで、ちょっとおしゃれめで、ちゃんと日本人がやってる上等な寿司屋に一人でやってきて、カウンターに座り、寿司職人と親しげに話をしながら、その日の『お勧め』を頼んだりする。そして、周りの女に(やや不適切なまでの)愛想を振りまく」

というアメリカ人男性。

どうも、「俺はトレンディなすし通だぜ」自慢をしたい人種の模様。

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アメリカの政治熱を生み出す大統領選

シリコンバレーのトップ弁護士事務所、Wilson SonsiniのCEOが、アイオワで普通の人の家を一軒ずつ訪ねてオバマ支援依頼をしてまわった、というが今朝の朝刊に載っていた。Wilson Sonsiniは、数百人の弁護士を抱え、主要ハイテク企業をクライアントに抱える大事務所。そのCEOが、わざわざよその州まで行って、知らない人の家をノックして一人ずつ説得して回った訳です。

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この間サンノゼのセミナーで伊藤穰一さんと話した時のこと。会場のアメリカ人から

「日本のブログでは政治は人気がないと聞いたが、どうして?」

と聞かれた。

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47階から落ちても死なない人

昨日の夜くらいからやたらに出ているニュースが、「ビルの47階から転落した窓ふき掃除の人が奇跡の生還」というの。落ちたのは12月8日で、その後数多くの手術を経て相当復活し、クリスマス頃には会話ができるくらいに回復した、と。

一緒に窓ふきをしていた弟は死亡するも、本人は救急車が来た時は、かすかながら意識がある状態だったそうです。

昨日奥さんが記者会見をしていて

「窓ふき用のゴンドラにしがみついたまま転落したのがよかったのかも」

と。亡くなった弟の方は途中で放り出されてしまったらしい。

これにふと、「崩壊しつつある組織にしがみつく人」を考えてしまいました。

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アメリカの新聞社の価値は3年で2兆円下落

米国メジャー新聞社14社の株価が、過去3年間で230億ドル、42%失われた、と。同じ期間に、世の中一般の株価はどうだったかと言うと、S&Pが17%アップ。ということで、比較上かなりつらい。

生き残りをかけて各社オンライン化を推進、それなりに成功しているのだが、しかし、それだけではダメなのであった。

例えば、New York Timesは、紙からインターネットへの変革を積極的に推し進めており、最近の四半期ベースで、オンライン収入は8千万ドル、前年比26%増。(同時期の新聞収入が7億3千万ドルで、営業利益が330万ドルなので、まだ紙媒体依存度は高いのだが。)オンライン版の方は2005年から1年ちょっと有料サービスとし、月7ドル徴収、年間1千万ドル(10億円強)までのビジネスになったが、2007年9月に廃止、全て無料になった。廃止時点で23万人の購読者がいたそうです。

とは言っても、オンライン事業を諦めた訳ではなく、購読+広告、というモデルから、広告モデルにフォーカス、ということにしたのであった。一番最近の四半期のNew York Timesのオンライン収入は8千万ドル、90億円、ということで、かなりがんばっている。

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アイオワ党員集会:変化を求める

アメリカ大統領選の予備選が始まった。今日は大事な大事なIowa Caucus。今民主党が81%開票済みで、36%得票のObamaがトップ。

アイオワは97%白人かつ田舎の人、という場所で、ここでの黒人のObamaの勝利は歴史的。感動して泣いてる人がたくさんいるだろう。(とはいうものの、Obamaのお母さんは白人なので、正確に言うと彼は「黒人」であるのと同じくらい「白人」でもあるんだが。)

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謎のカリフォルニア新法規・オールディーズコンサート規制

今年カリフォルニアでは、「オールディーズのコンサート規制」なる法律が登場。

元旦の新聞に「今年施行になる新しい法規」特集があって、その中にありました。これ以外だと、「子供が乗っている車では禁煙」というのは、まぁ「タバコ=麻薬」扱いのアメリカ、特にカリフォルニアではあるかなぁ、という感じだが、

  • 裁判所は、不良(ギャング)の親に『親教室parenting class』への参加命令可能
  • 従業員(やその他の人)の体にRFIDチップ埋め込み禁止

あたりは、うーむ、それが法規になるのか・・という感じである。

話をオールディーズに戻すと。

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