卵が先かニワトリが先か

キヤノン電子(ヤは大文字ねw)の廊下である一定上の速さで歩かないと警報が鳴る、という記事を見て、この話をした時のアメリカ人の反応を思い出した。この「キヤノンの廊下でゆっくり歩くと警報」というのは、数年前にも聞いたことがあり、一人バカ受けした私は、アメリカ人およびアメリカにいる非日本人の知り合い数名にこの話をしたのだが、5−6人くらいに話して、3−4人くらいが

「まじでっ?」

という感じだったのだが、残りの2−3人ほどは

「ゆっくり歩いたらどんな罰則があるんだ?罰則がないなら、どうして警報が鳴るくらいで速く歩くんだ?」

そういえば、昔社費留学したとき、夏休みが3ヵ月もあって、私はもちろん世界行脚の旅に出たのだが、日本にダンナさんを残してきていた某邦銀からの派遣の同級生女性は

「ホントに夫と一緒に過ごしたいけど、日本に帰ってはダメというのが会社のルールだから・・・」

とアメリカに残っていた。私が

「日本に帰るとどうなるの?なんか罰則があるの?」

と聞くと、

「そんなのないけど、だめなものはだめなの」

と言われて、全然訳が分からなかった。だって、学校休みなんだし、自腹で帰るんだし、家族と暮らすんだし、何も悪いことをしていない。何がいけないの?と思ったんですが、こういう私のような「納得できないルールには従わない。そんなのしらん」というタイプの人間は、日本では変人扱いされるわけだが、アメリカだとこっちの方がマジョリティに近いので楽です。ははは。

あと、個人的には

「サービス残業しないと何が起こるの?」

っていう疑問もあります。「だからお前は何もわかってない」と言われるのを承知でこっそり日本の人に聞くと、

「仕事を干される」
「仲間はずれにされる」

という答えが多いのだが、それってラッキーじゃないの?定時退社で、変な飲み会などにつき合わず、一人優雅に家でくつろぐと。

「出世できない」

というのもあったが、ということはサービス残業してる人はみんな出世を目指してがんばってるっていうことでしょうか?

正社員だとそれくらいでクビに出来ないはずですが、派遣の人だと、サービス残業しないと切られちゃう、ってことはあるのかもしれませんね。それはつらいなぁ。

ちなみに、うちのダンナが昔働いていたワシントンDCのとある技術系企業で、上の人が

「残業した分は時間を記録しないでくれ」

と指示を出したそうな。ただし、年俸制だったので残業代は元々存在しない。なので、サービス残業というわけではない。その会社は政府の受注で人工衛星を作っていたのだが、政府との関係上、プロジェクトにかかった総労働時間を押さえる必要があったための指示であった。つまり、「紙の上」だけのこと。

しかし、社員は

「そんな嘘つかされるくらいなら、残業しないよ」

と、佳境に入ったプロジェクトをうっちゃって5時ジャストに帰る人が続出。プロジェクト完成が危うくなり、あっという間に会社は方針転換して「仕事した時間は全て記録する」に戻ったそうでございます。

***

悪いのは無茶な指示を出す「上の人」だけなのか。

それを聞いてあげちゃう「下の人」に、無理を強要するシステムを生み出してしまった責任は全然ないのか。「上の人」も、元は「下の人」だったんだし・・・・・。

ということで、卵が先かニワトリが先か、というタイトルなのでした。

卵が先かニワトリが先か」への47件のフィードバック

  1. >「納得できないルールには従わない。そんなの
    >しらん」というタイプの人間は、日本では変人扱い
    >されるわけだが、アメリカだとこっちの方が
    >マジョリティに近いので楽です。ははは。
    やはり「これ」をリトマス紙とされる人は多いですね。自分は日本の生活には馴染まないのかなぁと思ってしまう。
    “Every rule should be amended, if necessary.”と思っている人は、米国には多いですよね。
    アメリカでの大学でのキャンパス内での通学路でのこと。新しい芝生の上に通路が舗装してあって、90度曲がる。学生たちは、通路に従わず、45度にショートカットするので、だんだん、芝生がはげる。
    日本では、きっと柵ができただろう。通路から外れないように。ところが、そこには、斜め45度に、舗装された通路ができたのには、感動した。
    日本では、横断歩道などで、決してショートカットしないように注意して生活している自分がいます。(ばかばかしいと思いながら。)

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  2. 罰則があるからやるのではなく、「生産性を高める」という目的を達成する為に速く歩くことを一人一人が日々心がけている、それを啓蒙するために警報が鳴る、ということだと思います。こんな極端な制度になった背景としては「生産性を高める為になにかせよ」というインプットがあり「警報を鳴らす」というわかりやすいアウトプットを出さざるをえなかった、という理由があったのかもしれません。サービス残業については人それぞれだと思います。「仕事を干される」等の理由も存在すると思いますが、「自分が納得する製品を開発したいから」という目的を持っている人もいます。サービス残業を美化するつもりもありませんが、アメリカの人工衛星開発のケースは、目的が開発メンバー間で共有されていない悪い例の一つだと思います。「顧客が満足する製品を期日までに仕上げる」、という目的意識が統一されていればニワトリも卵もどちらもがんばるはずです。

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  3. 罰則が無いとルールを守らないという話と、変なルールの存在は別にすべきだと思います。
    罰則が無くてもルールを守るという事が、変なルールを存在させているとしても、ルールを守るのは悪い事ではない。
    アルゼンチン化には距離がありそうですね。

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  4. >こういう私のような「納得できないルールには従わない。そんなのしらん」というタイプの人間は、日本では変人扱いされるわけだが、アメリカだとこっちの方がマジョリティに近いので楽です。ははは。
    うらやましい。
    やはり僕もアメリカで働きたいな。
    40までには何とかしたいものだ。
    あえて日本で変人として暮らすのも悪くないかも知れないですけどね。

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  5. きわめて示唆に富む話だと思います。
    戦前の日本も同じだったと思います。日本はあまりにも市民が権力に従順です。これを民度が高いという人もいますが・・・。

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  6. なんというか、こういう時の「無理」とか「不合理」とか言う言葉の使い方が、「国内派」の人に嫌がられて批判されたりする最大の原因だと思うんですけどね。そういうのは価値観によるわけで、そういう「速く走る、イスの無い工場」とかも「みんなで頑張ってやろうぜ」っていう「雰囲気」をちゃんと作りさえすれば、結構ダラダラやってるより楽しいもんなんですよ。というか、「楽しい雰囲気」に出来なかったら経営者失格って感じです。邦銀の同級生さんも、本当に会いたかったら秘密でも帰ったでしょうし、なんとなくアメリカに残っていたいということの「理由」としてそういうのを使った・・・・んだとすれば、「文化的フリクションをうまくすり抜けるための実に深みのある生活の知恵ですね」と言えると思います。
    要は、「そういう職場が嫌ならそこにいなければいい」という問題なのであって、「みんなでシッカリ協力しあってやりたい」という人の邪魔したり、あるいはマジメにやってる人をバカにしたりするのは断固として良くないことだと思うんですよね。
    ともあれ、僕個人もサラリーマン時代はほんとブチ切れてたこともあったんですけど(笑)、でも結局「彼らがもっとストレス少なく成果を上げる」ようになるには、この記事のような「外からの視点」を中途半端に導入するよりは、「もっと完全に日本的」にやっちゃうべきだ・・・・というのが、僕の体感的意見という感じです。「やってて楽しい」演出と、あと「戦略的一線を通すことだけはなんとしてでもやる」という・・・・そういう両面さえキッチリやれば、世界のどこにもない状態を作るのも可能なんですよ。中途半端さを超えて「ガツンと団結」するっていう大前提さえ回復すれば、「まあ、あいつはしゃあないなあ」的に、寅さんのような案外「変人的な個性」だって居場所があるのが日本の組織なんですよ。
    それを、中途半端に左翼的言説でもって「個人が無いヤツらだからダメ」とか言う意見だけは、やっぱ心底許されざる発言パターンだというか、アメリカ人が世界中で反発受けて結局平和にならない原因とすら言えると思います。「文化的多様性」っていうのは、そのキャノンの工場を「ちゃんと誉める姿勢」から生まれるんですよやっぱり。自分がそうしたいかどうかは別問題として。

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  7. chikaです。
    サービス残業って、「目的を達成するためには嘘をついてもいい」ってことじゃないのかなぁ。そんなの嫌・・・。
    警報ならして「楽しい雰囲気」=おお、それはBrave New World?
    >日本では、横断歩道などで、決してショートカットしないように注意
    ああ、これ、時々日本の人と話しながら歩いていて、無意識のうちに私だけ違うところで道路わたり始めちゃうことがあって、自分がどれだけ日本で浮いてたか思い出すきっかけになりますw
    私は「最短距離」で横断歩道のないところで渡っちゃうんですよ。
    ちなみに、学部で都市工学を勉強した時は「人間はショートカットをするものである。よってそれに反する舗道をつけても無駄だ」ということだったんだけど、あれは(除:日本人)だったんでしょうか???

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  8. 統計をやっている者です。
    キヤノン電子の件ですが、罰則がなくても警報設置で業務の効率が上がるならそれでいいのでは?
    米国的発想:
    警報設置→3%効率アップ→Great!
    日本的発想:
    警報設置→鳴らした者はやる気と倫理観がうんたらからんたら。
    というわけで、対策と結果の間にあるどうでもいい中間生成物や意味付けにこだわってしまう人は皆、十分に日本的でしょう。日本企業が経営に統計をあまり取り入れない理由は、こういう文化的な違いも大きいと思います。

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  9. IMFの調査によると、日本企業の海外実績(収益率)は高い。つまり外国人を上手く使っているという事です。(庶民層を上手く使っているらしい。)
    海外でだけ特別違った経営を行っているとは思えないので、日本人と変わらないのではなかろうか。

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  10. アメリカいいなぁ(*´艸`)
    そういう感覚ってやっぱり大切だと思うんです!
    働いた分はもらう!
    これです!!!

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  11. これはまたなんともアナーキーなエントリですね。
    理不尽な、不合理なルールは改定されるべきで、一方的に破ることは社会的な責任を放棄しているだけで、大人のやることではないですよ。米国でも横断歩道を無視して道路渡るとJ-Walkで切符切られますから。ドライバーからしてみればとんでもなく迷惑なのですが、ルール破る人は自分の都合最優先で周りの迷惑とか考えないのでしょうか?
    幸いなことにぼくのまわりのアメリカ現住民にはあまりそういう自分勝手な個人主義をふりまわす無茶なひとはいないです。リテラシーの低そうなアジア系や中南米系の移民にはルール守らない人が多いようにみえますが、彼らはルールを知らないだけで、唯我独尊我田引水夜露死苦というわけでもなさそうです。

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  12. chikaです。
    >米国的発想:
    警報設置→3%効率アップ→Great!
    はどうかなー。temp workerに最低時給で働かせるsweatshopみたいなところだったらあり得るかもしれませんが、
    警報設置→幻滅した社員がやる気を失う→terrible!
    となる職場の方が多いんじゃないでしょうか。
    「渡る」は、あんまり車の通らない小さなメインストリート、の話なんですが。さすがに私も幹線道路を突然渡ったりしないw (命は惜しいwww)
    ちなみに、J walkしてる人がいるのに車を止めずに走ってると、切符を切られますのでお気をつけあれ〜。(ルール違反をした人が優先される謎のルールではありますがw)
    http://newsgroups.derkeiler.com/Archive/Misc/misc.legal/2006-03/msg00773.html
    そういえばこんなのもあった・・・。
    http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/04/post_5.html

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  13. ソフトウェア開発では規則を守らない人が一人でもいるとプロジェクト全体が失敗する危険性がかなり増えますが、「納得できないルールには従わない」気質のアメリカでプロジェクト管理するのは大変そうです。
    それでも日本よりよっぽど成功してるのは一体どうやって言うこと聞かせてるんだろう?とある有名人は、「プログラムマネージャーはプログラマーに何かをさせる権限はなく、納得いかなければ単に無視される。優秀な人は自分を馬鹿だと思わせ、相手に優越感を持たせてコントロールしている」(Joel on software)なんて感じのこと言ってますがそれが一般的だとは思えないし・・・
    アメリカはまだ自分にとって謎の国です。

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  14. >ちなみに、J walkしてる人がいるのに車を止めずに走ってると、切符を切られますのでお気をつけあれ〜。(ルール違反をした人が優先される謎のルールではありますがw)
    謎ではないですよ~。
    単純に人命尊重が理由だと思います。
    J walkするのはルール違反だけど、ルール違反してるからといって車で轢いちゃだめよ、という趣旨ですね。
    不法移民の合法化も同じです。
    不法移民はルール違反してるけど、ルール違反してるからといって非人道的な扱いするのはやめよう!
    ってことです。
    また来ます、うひひ(謎)

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  15. サービス残業については、是非いろいろと意見はあると思いますが、その立場から”連合”は、明らかに有罪でしょう。

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  16. はじめまして。私も物理的には日本を失っている”和僑”です。「日本 v.s. 海外」「日本人v.s.外国人」という一連の議論を読ませていただきましたが、本質的に重要な点は何でしょうか?私には、「根っこ」の存在のように思えてなりません。加速度的にグローバル化が深化していく社会だからこそ、「根っこの部分」がしっかりしていない者は、日本であろうが、アメリカであろうが、どこにいても最も軽んじられるのではないか、という気がします。大切なのは、「根っこ」をかためた上で、「違いに対して寛容の気持ちをもって接する姿勢」を確立していくことではないでしょうか。つまり、異文化を絶対化せずに、良い面から「真似」(まな) び、自国文化の弱い面を補完していく姿勢のことです。この姿勢を体得できた人は、今後グローバル・ネットワーク社会がますます深化していくうねりの中で、より豊かな人生をおくることができるような気がします。良し悪しは別として、我々は日本人なのです。最後に好きな言葉をひとつ引用させてください。
    Accept everything about yourself-I mean everything.
    You are you and that is the beginning and the end
    – no apologies, no regrets.
    自分のすべてを受け入れよう 
    何もかもを
    自分は自分
    そこに始まり、そこに終わる
    自分を責めたり、悔いる必要など、どこにあるのだ
    (ヘンリー・キッシンジャー:ドイツ生まれの米国の政治家)

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  17. 楽しく拝見させて頂いてます。
    まずは 芝生ショートカットの話 日本でも ショートカットしますよ。 但し 5人いれば ですが、、(ひとりだけなら やらない) ですから 規則を 無視しがちということは 彼らも 我々も そんなに変わりません。 「みんなが やるから いいや」 というのと 「俺が そう思うから いいや」の違いだけですね。
    本文にあった残業?? 時間カットの話ですが、もともとの状態は 定時間 ( が あるのかどうか?) 以上働いていたのですから 日本でいう サービス残業と内容的に同じ状態だったわけです。 これを 正直に申告するのを止めたら 「フェアじゃない」と感じたので 彼等なりに「フェア」な行動をとったまででしょう。
    私が感じるに この「フェア」「アンフェア」を重要視することが 「俺がそう思うから」でも 社会が回る歯止めになっているような気がします。
    まぁ そうはいっても 日本人の私から見ると この「フェア」の感覚が 結構 自分勝手だったりするような ところもあって アレですが。
    翻って 日本の サービス残業なんですが、 これを 労働者側の「ズル」と考える 土壌が日本には無いですね。 サービス残業している人に 「そんな ズルしちゃいけないよ」って 言っても 「はぁ???」と思われてよしでしょう。 この当たりの感覚が 彼等には理解できないところなんじゃないかなぁ。

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  18. アメリカでキヤノン電子のような装置を設置すると、そのうちに「わたしは体に障害があるから早いスピードで歩けない。ブザーが鳴ることによってhumiliateされた。障害者差別だ」っていう訴訟が遅かれ早かれ起こると思うんですよ。
    罰則はなくてもブザーが鳴ることで「恥ずかしい」と思わせようというのは、日本人の感覚でしょうね。いや、「恥ずかしい」こと自体が日本人にとっては罰なのかもしれません。

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  19. 面白い!
    元エントリーを読んで、「警報もサービス残業も帰国禁止も、こんなの守る理由ないでしょう、そりゃぁ。あたりまえじゃん」と思っていたら、「みんなで協力するのはすばらしいこと」「ルールは守るのが大人」という意見があるのですね。
    ふだん、周囲を見渡してその行動を不思議に思っていた事々が、こういう感性・認識によって成り立っていたのだと腹におちました。(私は日本にある日本資本企業勤務です)
    もっと学びたいので、chikaさんの認識に違和感を感じる人、どんどん書き込んで欲しいです、本気で。
    >警報設置→3%効率アップ→Great!
    効率をアップさせるという目的には同意できても、そのためにはこんなゲージの中の食用鶏並みの扱いも受け入れるべきだという、その前提認識にはとても納得できませんね。

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  20. コメントのAさんの疑問にお答えできるかも。
    最初のコメントのリンク先 (「和魂と洋才と…」)でもって「評判システム」の検討がなされていますが、アメリカにも実はギルド的評判システムはあります。たぶん専門職になるほど、そして分野を特化するほど評判システム的な要素が強くなります。
    で、プログラマはだいたい専門職とみなされているので、プロジェクトを失敗させるような滅茶苦茶をやると、同じ分野で転職してゆくのに不利になります。また、専門職は「××というプロジェクトで○○を担当した」という実績のポートフォリオを武器として会社を渡り歩いてゆくので、プロジェクトが失敗するということは本人のキャリアにとっても大問題です。(なお、転職の際には旧職場などにリファレンスチェックが入りますし、かつての同僚と転職先で顔を合わせることも多いので、そうそう誤魔化せません)。

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  21. おっと、結論をちゃんと書いていませんでしたね。
    …従って、規則で縛らなくても各人にプロジェクトを成功させるインセンティブができます。
    但し、企業がプロジェクトの遂行に必要なリソースを提供しない場合 (e.g. 残業しまくらないと終わらないような場合)、スタッフは企業を見限って移動する自由もあります。この場合、企業もまた、評判システムに組み込まれているわけです。

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  22. 刑務所内の作業(丸椅子に座って作業)
    http://cmx.hrsys.net/pictures/pic/07220F6H.JPG
    受刑者真剣根気の作業 青森刑務所・津軽塗(椅子に座って作業)
    http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000130809130004
    九州でただ一つの女子刑務所・麓刑務所で、作業に励む受刑者たち(椅子に座って作業)
    http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/aitai/archive/part2/part1/ph/37.jpg
    超大手企業キヤノンの子会社 キヤノン電子 「いす」のないオフィス
    ※一見明るく見えるのはフラッシュの光、蛍光灯を間引いている
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090518/330168/Ph02.jpg
    社長室
    http://www.kenja.jp/img/fukabori/img_canondenshi1.jpg
    http://www.kenja.jp/img/fukabori/img_canondenshi2.jpg
    急ごう、さもないと
    会社も地球も滅びてしまう
    5m 3.6秒
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090518/330168/Ph04.jpg
    http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/8/2/820a5bc2.jpg
    キヤノン電子の素晴らしい経営努力をまとめてみた
    http://nagamochi.info/src/up10850.jpg
    ↑のソース
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090518/330168/
    http://www.kenja.jp/fukabori_details.php?tar=257
    HONDA vs CANON
    http://petite-soeur.dyndns.org/cgi-bin/up2/src/ps21254.jpg

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  23. 昔フォードが同じことをやっていて、それをキャノンがブザーという形で真似たんじゃないかな?セル生産をするキャノンでは、ライン生産と違って効果が上がると見込んでいるのではないでしょうか。セルだと人の歩行時間が長いので。アメリカ人であれ日本人であれブザーが鳴るとまあ焦って少しは早くなるのでしょう(どちらも他人の目が気になる国民性ですから)。日本にきたばかりのときヴィトンのバッグが異様に流行っているのを見てアメリカみたいだと思ったのを思い出します。僕が学生のときはチャンピオンのトレーナーがアメリカで大流行。持ってないといじめられるという問題まで起きて、みんな親に買ってもらっていました。

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  24. ギルドと言えば、ドイツのマイスター制度も面白いね。
    ほとんどの職種で撤廃されたらしいけど、
    修行中は故郷に帰れないというルールがあって、親族の葬儀にも帰れないとか。
    NHkで大工マイスター修行のドキュメンタリーを見たことがある。徒歩で国内を回って、各地の棟梁の所へ飛び込みで働きにいく。
    ギルド施設はメンバー以外入れない。メンバー確認の符丁がある。などなど・・

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  25. ニホンってキマリや教えについて、
    絶対か無視か、どっちか極端ですね。
    まあたいてい守んなきゃ!としゃかりきなんのもわるくないですけれど、
    なんでなの?ってあんましかんがえない。
    もとより、かんがえる根っこすらもってない。
    ゆわれるまんまが横行してます。
    だからかかしらん、ゆったもんがちよろしく、きまりがおおいのかも。
    人間のすくなくなった今、背中がおさむいのは独り相撲であってもらいたい。

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  26. >あそこは日本じゃなくて居心地良かったです。
    えっ、そうなの。県外へでて、6年。スピードが速かったり、精神的に疲れるのは、ただ地元の経済が停滞して遅れているだけかとおもってました。だからバカでも生きやすかったんですが、逆に今は人と違う事が怖いです。でももう慣れちゃいました。たまに帰省すると、業者が時間通りに来なかったりするとイライラする事があります。あはは。

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  27. >ちなみに、J walkしてる人がいるのに車を止めずに走ってると、切符を切られますのでお気をつけあれ〜。(ルール違反をした人が優先される謎のルールではありますがw)
    いやー、これも日米で全く異なる点ですね。ボストンに1年住みましたが、あそこでは、歩行者信号のある横断歩道は、赤でも渡らないと物理的に永久に渡れないのが多い。青点灯している時間が短すぎ。足の遅いお年寄りは絶対渡れない。でも、車は、止まるから安心して渡られる。
    日本では、横断歩道の歩行者信号が赤の際、車がくる気配がほとんどなくても、ぼけーっと待つようにしている。(ここは日本なので、我慢がまんと思いながら。)
    また、日本の凄く不思議なのは、信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしたら、車は一旦停止するのが法律のはずなのに、実際は、ほとんど止まってくれない。ルール遵守じゃないの?
    一方、アメリカは、横断歩道でない場所でも、道を横断すると(J-Walk)、たいてい車が止まってくれる。弱者助け合いの人命尊重なのか、それとも、もし、轢いちゃうと高くつくという経済主義?
    日々、興味深い。

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  28. 私はアメリカの大学で働いているけど、父が日本の大企業に昔働いていて、たしかその会社にも外国に派遣されたら5年間は帰ってはいけないというルールがありました。ただその頃(1970年代)は飛行機代が馬鹿高くて、日本に一時帰国するっていうのは、5年間も海外にいてそのご褒美として、5年に一度日本に社費で家族全員帰らせてあげる、っていう性質のものだったから、意味合いが随分今と違いますよね。女の人が旦那さんを日本において、アメリカに留学したり、会社派遣されたりということも、それこそ1980年代以前はそうないことだっただろうし。
    あと、日本の会社が特に若い人を外国に派遣するというのは、そこで仕事をさせるというよりは、そこで現地のことを色々勉強させて、後の戦力として役立てるということだから(少なくとも父が1960年代にロンドンに派遣されたときはそういうことでした)、夏休み3ヶ月全部日本に帰ってしまうと、要するに大学で教わる内容は学んでも、普段の生活で見逃しているような、生活の細かいことは学べない可能性もあるから、それじゃー、現地の人の生活に即した戦略を立てて頑張っていかなくては企業としては困るって感じかなー。会社から見れば、夏休みもお給料払っているわけだろうから。
    要するにこの件に関しては、時代が変わったんだから、企業の方のルールを変えるべきなんだと思います。私費で飛行機代払うんだったら、基本的には自由とか、お給料もらったまま日本で休みを取るんだったら、有給休暇の枠以内におさえるとか、何かそんな感じで。
    ちなみに同じアメリカでも、中西部の田舎大学となると、カルチャーは日本にかなり似てきます。理屈で考えて間違っていると思ったことでも、人間関係を考えて言わないとか、かなり期待されているみたいだし、転職の自由はあっても、専門職の人にとって、同じレベルの仕事が引越しもしないですむような所にゴロゴロ転がっているわけでもないから、適当に皆と仲良くできる方向で考えるとか。理不尽なルールがあったら、少しは変えようとするかもしれないけど、大抵は変えられないから、上司の気がつかないような形で、そっとルールを無視しつつ、自分のしたいこと・すべきだと思うことをする、とか。
    ちなみにそういう感じで、日本の組織に属したまま海外に留学していて、「日本に帰ってはいけない」ルールをそっと破ってた日本人、2人くらい知ってます。2人とも婚約者に会いたかったから。片方は男性で、もう片方は女性。そういう人、おおっぴらに言わないだけで、結構いるんじゃないかなー。そういう意味でもルールを変えちゃった方が、気持ちよいよね。

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  29. >Posted by: Steve at 2009/05/21 16:24:55
    >「根っこ」をかためた上で、「違いに対して寛容の気持ちをもって接する姿勢」
    本文よりもこのコメントに感動しました。

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  30. こんにちは
    話題に上がっている会社では、労基署からの指導と、残業代削減のため残業・サービス残業禁止令がでましたが、今度は朝6時に出社の社員が多く出現したようです。
    それから、出社ラッシュのピーク時間は、駅→本社まで歩くのに、”二列縦隊で歩く”ルールがあります。

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  31. 久しぶりに日本に帰ってどう対応してよいか困った表現に、「お客様、XXXXは XXXXのようにしていただく事になっております」。 
    即座に口に出た言葉は 「それ契約書とか、どこかに書いてありましたっけ。そのようなルールを読んだ記憶が無いのですが」。 
    相手の典型的な返事は「他のお客様にもそのようにして頂いておりますので。」 
    当然日本非適応性の私の返答は「他の人がどう納得してるか知りませんが、そのようなそちらの都合にあわせて勝手に作ったルールに従う義務も意思も無いのですが」。 
    相手の返事は当然「そのような事をおっしゃられても、これは規則ですので」。 
    私「でもそんな規則どこにも書いてないでしょ。責任者の方呼んで頂けませんか」。 
    一般的常識を持ち合わせた日本人の方は 「他の人も皆同じようにしているから」とか「後ろで待っている方にご迷惑をおかけするから」とか常識の範疇で納得して引き下がるのでしょう。 でもこれって一般人の常識を悪用し、顧客を無視した、企業の傲慢な利益一辺倒な態度だと感じたのですが。それで日本滞在中数年間は、消費者の権利を自分が守ってやると、一般常識の無い無知なクレイマーと思われながらも孤軍奮闘していました。 
    日本での生活でストレス溜まったけど、周りの人は私以上に疲れたでしょうね。 
    ところで、私の家内はドイツ人なのですが、ドイツではルールというのは、「誰が何のために作ったの」とか、「これって本当に従う必要があるのか」とか疑問を持たず、まず従うのが風習のようです。 
    その極端な例を一つ。 十数年前ドイツのハノーバー市に滞在中、真冬の夜中に駅のKioskに車でミルクを買いに行く途上、5分たっても変わらない赤信号にひっかかりました。裏通りで他の車が一台も通らなかったので、同じく横信号待ちしていた運転手に手を振って赤信号を無視しして発車しました。夜中なのでクラクションを鳴らせず、運転手の老女は私に指をさしてなにやら怒鳴っていましたが、それも無視。そして20分後帰宅途上同じ交差点を通りかかったらまた赤信号で、もしやと思ったのですが、同じ車が反対側でまだ信号待ちしていました。今回は当然5分待たずに、安全を確認して信号無視したのですが、老女はまた私を指さして車中で怒鳴っていました。翌朝出勤時に同じ交差点を通ったのですが交通渋滞。信号は直っていたのですが、その代り運転手のいない老女の車が同じ所に止まって車線をブロックしていました。老女は歩いて家に帰ったのか、ガス欠で凍死したのか、犯罪にあったのか、それとも路上危険駐車で逮捕されたのか、結局知る由はありませんでしたが、ドイツ人の気質を語る、嘘のような本当に会った話です。ちなみに、家内は私が信号無視したのが信じられないと言っていましたが、凍死か信号無視かどちらを選択するかという問いには、怒って答えてくれませんでした。

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  32. おそらくこの話は有名なジョークだと思いますが、
    難破した船で女子供を助けるために、大の男に海に飛び込んでくれと説得する場合・・・
    イギリス人には、「それは紳士のすることです」
    ドイツ人には、「船長の命令だ」
    イタリア人には、「海に飛び込むのは法律違反ですよ」
    アメリカ人には、「心配するな、君には保険がかかっている」
    日本人には、「他の皆さんもなさってますよ」

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  33. 子供時代から続く期待に応えなくちゃというプレッシャーですよね。
    ただ、周囲の期待というのが必ずしも正しいと言うわけではないから、
    何が正しいかは自分で考えなくてはならない。何のことは無い、
    それが昔から言われている自立というものです。
    仲間はずれにされようが何しようが自分の人生は自分で決める。
    5Sだ標語だと日本の管理職は面白いことを言い出しますが、彼らには
    部下をクビにする権限すら持たされていませんから私は平気。
    転職で数社も回れば何もできない管理職がどう落ちていくかも
    散々見たので半年と外れずに流れがわかります。面白いのは、
    みんながみんな自分は他とは違うから、他のケースは参考に
    ならないと思い込んでいること。端から見ていると、他のケース同様、
    落ちるべくして落ちているようにしか見えないんですけどね。
    自立して考えるべきは自分が世の中に対して提供すべき
    サービスがなんなのか、ただそれだけでしょう。みんなが自立できる
    社会は理想だけど、すぐにそうならないのは歴史を見れば明らかですし、
    恐れたり、落胆する必要はないでしょう。

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  34. >日本人には、「他の皆さんもなさってますよ」
    野生動物は、そうやって身を守っている。他人にも行えとは言わないが、防衛行動として有りだと思う。

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  35. >「納得できないルールには従わない。そんなの
    >しらん」というタイプの人間は、日本では変人扱い
    >されるわけだが、アメリカだとこっちの方が
    >マジョリティに近い
    なるほど、日本で暮らしにくいなーと思っていたわけです。
    アメリカはまだ行ったことがないのですが、住みやすそうですね。
    仕事がなくて干されたから自分から退職、というのも理解できませんね。座っているだけで給料もらえるならこんな美味しいことないでしょうに!
    誰が何をしようとWho cares!?な環境が好きです。
    去年、日系企業のインタビューがあったのですが、「いまさら日本体質に戻れますか?無理でしょ」と言われました。確かに!今はゆるゆる体質の国なので無理です。

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  36. 卵が先かニワトリが先かで思い出したのが、この4月に新卒で入った日本組織のとある習慣。
    わりと海外とのやりとりの多い組織で、結構憧れて入ったのですが、会社に入ってまず驚いたのが、
    「新人の仕事はお茶碗洗い」
    という事実。
    何故お茶碗荒いをする必要があるのか、総合職の高い人件費をお茶碗洗いにあてる妥当性はどこにあるのか、としつこくきいたところ、
    「お前は生意気だ、つべこべいわずに俺の言う事を聞いていればよい」
    と跳ね返されるばかり。
    社内での立場もまだ弱いので、仕方なくお茶碗荒いをしていたものの、
    「この時代にお茶碗洗いさせる会社があるのか」
    と非常に悔しいおもいでいっぱいです。
    唯一できることといえばお茶碗荒いのついでに言いつけられているポットを洗わないことくらいしか思いつかないのですけれども・・・(これって、嫌な姑に反抗できないけれども、トイレ掃除のときに姑の使っている(進行形)歯ブラシで、トイレの便器をごしごし洗うような感じで卑怯な感じもしますがw)。
    でも、お茶碗洗いを許している自分がいけないんだな、と感じています。うーん、勝間和代さんの本を読んだりもしていますが、断るのってなかなか難しいです。特に立場が弱い間は。

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  37. >ソフトウェア開発では規則を守らない人が一人でもいるとプロジェクト全体が失敗する危険性がかなり増えますが、
    これは『大嘘』でしょ。
    「技術が低い人がいれば」なら分かるが、ソフトウエア開発において画一的に守らなければならない「規則」などありはしない。そういう単純なルールや指標は『存在しない』し、仮に存在したならばそれはプログラミング言語や解析ツールとして道具の一部になる。ゆえに残るのは単純なルールとして記述できない高度な技術のみになるのだ。
    こういうソフトウエア技術のイロハもしらない素人がしたり顔で嘘を並べ立てるから、日本のITはシリコンバレーの足下にも及ばないんだと心の底から思ってる。

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  38. chikaです。
    ■ドイツ人凍死(かも)!それはすごい。。。ちなみに、製品のスペックを書くのに、ドイツ・日本向けと、アメリカ向けで、消費者の対応が違うので苦労する、という話を聞いたことがあります。確かロープかハシゴか何かで、
    「最大荷重Aキロ」
    とすると、日本人とドイツ人はきっちりAキロまでしか使わない。アメリカ人は
    「Aって書いてあるならBキロまではいけるだろう」
    と無茶をする。そして勝手に怪我して訴訟してきたりする。しかし、アメリカ人向けに「さば」を読んだスペック(A-30キロとか)にすると、日本とドイツでは、
    「そうか、A-30キロの負荷に耐える性能しかないのか」
    と思われてしまいマーケティング的に頭がいたい、と。。。w
    ■難破船ジョーク、私が聞いたのは
    イギリス人には、「女性と子供に救助ボートは譲ってくれ。なぜなら君たちは紳士だからだ。」
    ドイツ人には、「譲ってくれ。それがルールだからだ。」
    アメリカ人には、「譲ってくれ。そうすれば君たちはヒーローになれるからだ。」
    日本人には、「譲ってくれ。みんなそうしているからだ。」
    最後は同じですが、アメリカ人のところが違いますね。もしかして私が聞いたのはアメリカ人が言っているバージョンでしょうか。
    >アメリカはまだ行ったことがないのですが、住みやすそうですね。
    住みやすいです~。失神しそうなコルセットを脱いだ18世紀の貴婦人のように楽ですw。
    >お茶碗洗い
    あー、でも戦う場所は選ばないと消耗します。。もしかしたらにっこり茶碗を洗いながら、さっさと転職の機会を探したほうが建設的かもしれません。
    >ソフトウェア開発では規則を守らない人が・・・
    これについては、シリコンバレーのエンジニアリングの上司の役目は、「部下を論理的に納得させること」だったりします。何をすべきか、それがどういう意味があるのかをきちんと納得させる。これがあった上で、さらに以前のshiroさんがコメントして下さったように、業界内に評判が伝わるために、きちんと成果を出すというプレッシャーが存在することで、きちんと回っているということかな、と。

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