超名作:コレラの時代の愛

うぉおお、名作だ。すごい本である。1985年に出版された小説Love in the Time of Cholera。邦題はこのエントリーのタイトルの通り。最近アメリカでベストセラーとなり、かつもうすぐ映画が封切られる。カリブを舞台にした小説なので、カリブの休暇で読みました。ガルシアマルケス著。

さて、すごい本なのであるが、しかし、これを読み通せる人はかなり少ないと見た。なぜなら

  • あまり意味のなさそうな、かつちょっとエキセントリックなエピソードが、50年というスパンでだらだら、ひたすら続く
  • しかも、意外な事実がちょろりちょろりと突然登場するので、読み飛ばすことができない
  • その結果、「一体全体、自分が今読んでいることは、この先の展開に意味があるのか」という疑問が常につきまとい、迷子になったような気持ちのまま巨編を読み続けなければならない

原作はスペイン語ですが、私は英語で読みました。スペイン語だとさらに重厚で象徴に満ちているらしいのでちょっと残念。

続きを読む

ムスちゃん喧嘩(のフリ)

Stranger in the back yard

時々、朝方猫が喧嘩をする。昨日も朝5時に

「しゃーっ」

という威嚇の声が聞こえてきたので見に行ったら、我が家のお猫さまたちは家の中。窓の外にいるよそ様の猫(写真参照)に向かって窓越しにしゃーっと言っていたのでした。それ、多分相手に聞こえてないし。

続きを読む

週に4時間だけ働く

New York Timesに、The 4-hour Workweekという本に関する記事がでた。「Too Much Information? Ignore It!」というのが記事タイトル。ちょっと前からじわじわ、時々話題になる本で、Mountain Viewの本屋では平積みされてました。その名の通り、一週間に4時間だけ働いて仕事を片付けるための様々な「工夫」が載ってるのだが、副題があって、それは

Escape 9-5, Live Anywhere, and Join the New Rich

「9時5時拘束されず、住みたいところに住んで、ニューリッチの仲間入りする」と。わはは。記事はまた「ほとんどの人が実際本を読まずに中身を語っている本である」とも言っています。私も本屋で立ち読みしただけですが、ポイントはこんな感じ。

1.ありとあらゆる仕事(プライベート含む)をアウトソースする
2.メールやインスタントメッセージなどのデジタルコミュニケーションは最小限にとどめる
3.情報収集も最低限しかしない
4.複数の仕事を同時にしない

続きを読む

ギャラクティカ番外編映画館で見てきました

Galactica Razor

昨日、車で15分ほどのところにあるSantana Rowの映画館で、Battlestar Galacticaの番外編「Razor」上映を見てきました。

Galacticaは1970年代に作られたSF番組を、Sci-fiチャンネルがリメイクしたシリーズで、そのSFを超えたクオリティの高さで非常に高い評価を得たもの。「サイボーグ、壊滅した宇宙植民地、戦艦に残された最後の人々」というような話です。リメイク版は、来年放映されるシーズン4が最終となる予定でございます。元々暗い話なのだが、最近はさらにイラク戦争の影響を強く受けて、より陰々滅々たる状態になっている。次回でおしまい、というのはよい判断かと思います。はい。でも、Galacticaが成功したおかげで、HeroesBionic Womanなど、質の高いSFテレビものが増えた、という偉大な功績が。

で、今回のRazorは、11月24日にテレビで放映されるものを、特別に映画館で上映したもの。あらかじめ申し込んでおきさえすれば無料。

「コスプレしてる人いるかな」とちょっと楽しみにして出向きました。

続きを読む

San Jose Mercury紙の没落(スカスカで悲しい)

San Jose Mercury新聞は、90年代は、これを読まずしてシリコンバレーを語るなかれ、という大事な新聞だったが、最近急落中。インターネット時代に新聞はどう生き残るか、で書いた通りであります。最近さらにじわじわと紙面は削減。昨日の日曜からは、カラー4コママンガのページが減った。ページが減るだけじゃなくて記事も削減。こんな風にやたらタイトルと写真がでかい。これがシリコンバレーの新聞の技術ページのトップか...うーん、さすがにもう購読更新するのやめようかと思う今日この頃。

SJMerc

アメリカ的オタクパワーによるテロリスト捜査

WiredのBehind Enemy Lines With a Suburban Counterterrorist。取り上げられているのは、モンタナの片田舎に住むShannen Rossmillerさん。本業が裁判所の裁判官、かつ、3人の子供を持つお母さんである。

それだけでも、十分忙しそうだが、さらに朝4時に起きて、家族が起きてくるまでの間、インターネットでテロリストを追求することに情熱を燃やし、これまでに数百人分のプロファイルを洗い出し、うち数名はFBI等による逮捕にまでこぎ着けたという執念の人だ。今はFBIと協力しているそうだが、最初の数年間はまったく独力、無給。

9-11に激しい衝撃を受けた彼女が、まずとりかかったことは・・・

続きを読む

夏時間終了する

アメリカから出ている間に夏時間が終わっていた。米海軍のサイトによれば、夏時間は

  • 2006年は、4月2日から10月29日まで

だったのが、

  • 2007年は3月11日から11月4日まで。

と大幅に延び一年のうち7ヵ月が夏時間。英語ではDaylight Saving Time「日照セーブ時間」で、夏時間ではないときがStandard Timeなのだが、5ヵ月しかない短い方がスタンダードだと言われてもねぇ。この際、長い夏をStandard Timeにして、冬をDaylight Wasting Timeに呼称変更するとか?

あと、夏時間関係で間違い訂正ですが、「Bonaireはニューヨークと同じタイムゾーンである」と申し上げましたが、実はBonaireの方が1時間早いのでした。たまたま私がBonaireについたときは、ニューヨーク側が夏時間だったので同じになっていましたが、帰るときには1時間ずれが生じてました。そういえばハワイも夏時間なし。この調整で結構頭が混乱するんですよね。

Bonaire紀行記:ダイバーズパラダイス2

Rent-a-car in Bonaire

さて、Bonaireではこういうレンタカーを借りる。ダイバーでない旅行者もいるので、普通の乗用車のレンタカーもあるが、ダイバーはみなこういうピックアップトラックを借ります。荷台には木枠がおいてあって、ダイビングタンクが乗せやすいようになっている。写真は、The Lakeというポイント。こうして砂浜に車を停めて、そこでギアを装着し目の前の海で潜る。

続きを読む

Bonaire紀行記:南の島の経済

Kralendijk downton in Bonaire

Bonaireは文化圏的にはオランダ、経済圏的にはアメリカの影響下にある。現地通貨はオランダ領のカリブの島々共通のAntillean Guilderだが、どんな小さな店でもドルが通用し、ドルで払うとおつりもドルで
くれることが多い。1ドル=1.7〜1.8ギルダーというちょっと苛立たしい換算レートではあるのだが。

観光客はオランダ人が多い。アメリカ人もそれなりにいる
が、1週間ほどで帰ってしまう。一方、ヨーロッパ人は2週間、3週間と滞在する。で、いろいろなものが長期滞在用にできている。

私が今泊まっているところは
30室ほどのこじんまりしたビラ・・といいますか、ホテルといいますか、コンドミニアムといいますか。部屋にはオーブンやディッシュウォッシャーのついた
フルキッチンがある。近くのスーパーに食料品を調達に行けば、オランダから輸入されたヨーグルトやチーズが並び、バケーションモードでデロデロの風体のオランダ人が買い物をしている。昨日は、フランスパンとワインが突き出したバックパックを背負った若者が自転車でスーパーから出て行くところに出会っ
た。そういう節約モードの長期滞在者もいる。

続きを読む

Bonaire紀行記:ダイバーズパラダイス

Bellafonte in Bonaire

おととい、Curacaoの隣の小さな島のBonaireに移ってきました。こちらが今回のバケーションの本当の目的地です。

カリブ海のダイビングは、ま、わざわざ日本から行くほどのものではありません。インドネシアの珊瑚礁一つか二つで、カリブ海全体の水中の生物と同じくらいの種類がいるらしい。それくらい大味。東南アジアを行き尽くして、どうしてもというのだったら止めはしないが。

で、どうしてもカリブに行きたい、という場合のお勧めがここBonaire。

Bonaireのダイビングは、車にタンクを積んで海辺の道を走り、思いついたところに車を停めて潜る、という自由きままなもの。ボートに乗ってダイビングスポットまで行くボートダイブも可能だが、ビーチからタンクを背負ってそのままエントリーするビーチダイブが基本形。

続きを読む