ギャラクティカ番外編映画館で見てきました

Galactica Razor

昨日、車で15分ほどのところにあるSantana Rowの映画館で、Battlestar Galacticaの番外編「Razor」上映を見てきました。

Galacticaは1970年代に作られたSF番組を、Sci-fiチャンネルがリメイクしたシリーズで、そのSFを超えたクオリティの高さで非常に高い評価を得たもの。「サイボーグ、壊滅した宇宙植民地、戦艦に残された最後の人々」というような話です。リメイク版は、来年放映されるシーズン4が最終となる予定でございます。元々暗い話なのだが、最近はさらにイラク戦争の影響を強く受けて、より陰々滅々たる状態になっている。次回でおしまい、というのはよい判断かと思います。はい。でも、Galacticaが成功したおかげで、HeroesBionic Womanなど、質の高いSFテレビものが増えた、という偉大な功績が。

で、今回のRazorは、11月24日にテレビで放映されるものを、特別に映画館で上映したもの。あらかじめ申し込んでおきさえすれば無料。

「コスプレしてる人いるかな」とちょっと楽しみにして出向きました。

が、実際は超地味な客層。

話の内容が入り組んでヘビーなのでターゲット年齢層が高い、というのもあるかな。70年代のシリーズを見ていた人たちが半分くらいはいたかと。途中でオリジナルシリーズのサイボーグ(サイロン)が登場したシーンでは、

「うぉおおおっ!!」

っと歓声が上がっていたので。

この番外編は、メインの舞台であるところのGalacticaとは別の戦艦、Pegasusについての話。

Pegasusは、戻るべきコロニーが壊滅した後、数ヶ月さまよいながら敵と戦い続けて、Galacticaに出会うのだが、それまでに、民間人の乗った商用船から武器、燃料、機材を奪い、それに反抗した民間人は虐殺して生き残ってきたという恐るべき戦艦である。艦長は、血も涙もない決断で戦艦を守ってきた、激しく優秀な女性、Cain。(民間人切り捨ても、彼女の決断だ)。

Galacticaのファンには実際の軍人も多く、オンラインフォーラムでは、

「いや、GalacticaのAdama船長みたいな温情措置をしていたら、とても戦争で生き残っていけない。Cainは鬼のようだが、彼女が正しい。」

という軍人(と自称する人)の意見がかなりあったり。

で、今回Pegasusを舞台にした番外編が作られたのは、実はCainファンがたくさんいたからだそう。彼女が冷徹で非情な判断で、ぼろぼろの部隊をまとめあげる姿、実は陰で涙をにじませる姿など、Cainファンのためのサービスシーンでいっぱいです。

(とはいうものの、その「非情な判断」とは、腹心の部下が命令に従わなかったときに、大勢の他の部下の面前で銃殺する、というものだったりするので、心弱い人にはお勧めしません。そういう人はCainのファンにならないと思うが。しかし、こういうキャラクタはあんまり日本では受けないだろうな。)

さて、この上映会、マイクロソフトがスポンサーらしく、開始前、上映途中、上映後のシーズン4のプレビューの前、の3回、延々とXbox 360とZuneのCMを見させられた。「上映途中」なんて、いきなり話の途中でスクリーンがブラックアウトしてコマーシャルが始まったので、ブーイングの嵐。

うーむ、映画館に座らされていると、他の場所に行くこともできないし、早送りもできないし、ついついCMを見させられてしまうのね。

新しいゲーム、Mass EffectのCMなんか繰り返し何度も見させられました。

ちなみに、Zuneですが、今回も含めあちこちで大量に宣伝を見かけるのですが、マイクロソフトとはまず書いてない。注力商品に自社名を出せないというのもちょっと寂しいですね。

(そういえば、昔Galacticaの紹介エントリーを書いたので、よろしければそちらもどうぞ。)

ギャラクティカ番外編映画館で見てきました」への4件のフィードバック

  1. 番外編が見られてうらやましいですね。日本からだとWeb版はproxyかませば見られると思いますが、結構厳しそうです。
    本編ですが、やっと日本でも第一シーズンの放送が開始されます。
    http://www.superdramatv.com/dramalounge/2007/10/post_61.html
    12/23(日)ミニシリーズ 「バトルスター・ギャラクティカ 序章」
    1月から本放送とのこと。
    iTunes Storeを使って第3シーズンまで見ていますが、またもう一度楽しめそうです。

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  2. >腹心の部下が命令に従わなかったときに、大勢の他の部下の面前で銃殺する
    「泣いて馬ショクを切る」という中国の故事にちなんでいそうですね、案外日本人にも分かる感覚かもしれませんよ

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  3. razorおもしろかったです!
    Kendra の役者さんはアジア系?ラティーノ? でしょうか。
    映画館で見たい映像でした。
    ところで女性が主役のSFと言えば、先日最終回を迎えたばかりのBLUE DROPというTVアニメがあります。種の生き残りをかけて女性のみの星から地球侵略の先遣隊としてやってきた少女と、地球人の女子高生との触れ合いを描いたガールミーツガール的なものが主軸で、SFとしては緩いのですが、優秀な女性艦長と最終回での衝撃のXXXXという点で、渡辺さんなら面白いと思われるかもしれません。
    全13話で4時間程度ですが、後半の2時間が特に面白いです。

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