手のひらサイズのAirSelfieドローン
昨日書いた通り盛大にものをなくす私に必要なものは何か、と時々ドラえもん的な夢のグッズを夢想するのだが、最近考えるのはこの2つ。
1. マグニートー型
X-Menのマグニートーは、自由自在に強力磁石のようにメタルを動かせる超能力者。そんな感じで
「今日なくしたものたちよ、全て戻ってこい」
などと呼び寄せられると素晴らしい。
が、しかし、これはどう考えても無理がある。というか、できたら危険。なので・・・・
2. マイ・ドローン
小型のドローンが自分の上に常に飛んでいて終始監視している。ものを落としたり忘れたりしそうになると、
「それ、忘れるでぇ」
などと警告してくれる。障害物があれば
「ほら、段差ある。気ぃつけときぃ」
などと注意してくれる。(なぜか関西弁が望ましい気がする)。
b8taストアで最近冒頭の写真のAirSelfieという手のひらサイズのドローンを見た。これならいけそうな気がする、と思ったのだが、バッテリーが5分くらいしか持たないらしい。
小型化の難点は電源。
しかし最近小型リモート充電技術の商用化がいくつか試みられている。uBeamとかPiとか。なので、バッテリーは自分が持ち、そこからリモートでドローンに給電できるかも。
しかし、例えば満員電車に乗ったらどうするのか、周囲の人がみんなこれを持っていたらどうするのか、ものをなくしやすい飛行場での利用は許されるのか、など中々難しそうな課題がたくさんある。
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一方、5年くらい前からできそうでできないのが「自分から一定以上の距離離れたら警告するタグ」。一時10個くらい持っていた「なくし物タグ」のTileも最初はこの機能があったが、精度が低かったのかバージョンアップとともになくなってしまった。(なお、Tileは昨日書いたBandolierを利用するようになり、かつキャッシュレス生活になったので財布を持ち歩かなくなり、かつ車の鍵が携帯アプリになったことでとんと使わなくなってしまった。)
おそらく、最も実現可能なのはこれでしょう。タグ側が音を出せるよう結構大きいのが難点だが、警告音も含めてUIは全てスマホ側に寄せれば、何にでもつけられるくらい小型化できそう。
加えて、
- 体内インプラントによるデバイス取り込み(=なくさない)
- バイオメトリクスによる本人認証とパスポートや免許などの連携(私自身が証明)
- Google Glassをものすごく使いやすくした何らかのディスプレーとApple Watch的な携帯コンピュータの組み合わせでスマホを代替
といったことで、ドンくさい子供症候群、またはADHDの人たちの重要な問題が過去の物になる日が一刻も早くくることを切に願ってやまない今日この頃である。
参考:2016年に書いたTileを絶賛するブログ