
パロアルトのダウンタウンに今年オープンしたb8taストア。いわゆるIoT系の消費者向け製品が並んでいる。ただし、いつ通りかかっても客より店員が多い2年前のマイクロソフトストア風なのでで入りにくい。大抵、ビジネス観光客風の人や、試しに見に来てみたVC風の人が1〜2人いるくらい。しかし、一度「この人たちファウンダーでしょ」という感じの男性数名がいたので話しかけたら本当にそうだったので、どういうコンセプトの店か聞いてみた。
・・・がパソナテックのサイトに掲載されました。
とりあえず半年やってみる(1/3)
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とりあえず半年やってみる(3/3)
「高校で親の転勤についてアメリカ行ったら、1年半でスタンフォードに受かって、それでそのままPhDコースにいったけど、マスター取ったところで就職活動したら一流企業の面白そうな仕事につけることになったのでそこに就職して、そうしたら30そこそこでdirectorになって、さらにsenior directorに昇進して・・・・」
本題に入る前に連絡事項です。
さて、閑話休題、本題に移って、初日で2倍以上のアプリケーションがあって、一瞬で締め切りになってしまったH1-Bビザと、シリコンバレーでは年収5万ドルから20万ドルの家庭が減っている、という話。
ちょっと前に、シリコンバレーの給与水準と生活水準を書いたが、日本の、特にエンジニアの方の中には
「にわかに信じがたい」
と思われた方もいたご様子。
が、本当の本当に、シリコンバレーのソフトウェア従業者の平均給与は141,972ドル、1600万円超なのであります。Joint Venture Silicon Valley NetworkのThe Index of Silicon Valley 2006をご覧あれ。民間団体によるものだが、データ元は州の労働省(Employment Development Department)です。
何でこんなに日本と差が出てしまったのかといえば
1.日本の過去15年は失われてしまった
2.シリコンバレーにハイスキルな人が集中しつつある
というのが大きな要因なんですね。
シリコンバレーの給与水準を書いたら
「むっちゃ高いけど、生活コストはどうよ?」
というコメントをいくつか頂いたので。(なお給与水準自体の妥当性については、「ちょっと高めでは?」「それくらい」「低すぎる」などのコメントを頂いたので、総合するとやっぱりこのくらいじゃないでしょうか。興味のある方は、お手軽にサラリーを計算できるEngineerSalaryやJobStarなんていうサイトもあります。)
もとい。シリコンバレーでやたらに金がかかるのは
1.税金
2.家
3.医療費
4.学費
5.失業した時用貯蓄
1-3は絶対必要、4-5はオプション。1、3、4は全米共通。
が、これ以外は、賢く情報収集すれば日本よりかなり安く上がる。
先週の土曜日シリコンバレー某技術企業の山村さんに、JTPAでセミナーをしていただいた。お勤め先は、売上約600億円、社員数1500人強のシリコンバレーの上場企業。このセミナーは、大学生・大学院生を中心とした日本からのセミナーツアーのフィナーレを飾るイベントであった。
さて、その中で「シリコンバレーのエンジニアの給与水準」の話があった。こんな感じ。
ボーナスとストックオプションがこれ以外に付く。つまり4大卒の基本給が月給にして70万円なわけです。