ビザは減り中間層はいなくなるシリコンバレー

本題に入る前に連絡事項です。

  • これまでRSS登録してた方、ここ24時間くらいフィードが文字化けしたかと思いますが、しばらくすると直ると思います。私が使っているTypepad英語版でFeedburnerの英語版に直接リンクして、これまでの登録者をFeedburner(英語版)に自動的に移行したんですが、このTypepad(英語版)とFeedburner(英語版)の間のどこかで文字化けが起こった模様。リンクをやめましたので、元に戻ると思います。
  • 前言撤回・朝令暮改で、「全文フィード」やめました。いきなりページビュー減って寂しくなったので・・・。代わりに、途中までフィードしますので、面白いと思ったら、続きはサイトに来て読んでくだされ。サイトに来ると、(ほぼ)日替わりお猫様写真もあります!
  • なお、Feedburner日本語版のサービスは継続して使ってます。昨日以降新たに登録した方はこちらになりまます。
  • ちなみに、Feedburnerに一旦リンクしたことで、これまでのRSSフィード購読者数が判明。6320名でございました。私的にはものすごーく多くてびっくりしたんですけど、どんなモンでしょうかね?

さて、閑話休題、本題に移って、初日で2倍以上のアプリケーションがあって、一瞬で締め切りになってしまったH1-Bビザと、シリコンバレーでは年収5万ドルから20万ドルの家庭が減っている、という話。

  • H1-Bビザ

San Jose MercuryのDemand for H1-B visas exceeds limit

H1-Bというビザがあって、シリコンバレーの技術系企業で働く普通の外国人(で永住権を持たない人)の殆どがこれ。で、今週の月曜が今年の受付開始日だったんですが、定員6万5千人のところ、1日で15万通のアプリケーションがあったと。一応翌日の火曜まで受け付けて、その後抽選となる模様です。

バブル直後の2001年から2003年は19万5千人枠があったので、今はその3分の一しかないわけですが、去年、一昨年あたりは、初日に応募すればまずOKだった、、と記憶しております。やっぱり景気がよくなってきたんですネェ。

H1-Bは、働く会社が決まっていて初めて応募できるので、会社側がまとめてアプライすることも多い。今年アメリカの大学・大学院を卒業する人を採用する時に、応募したりするわけです。

(ご参考まで、大学を出ると、卒業後1年間はPractical Trainingという「お試し」ビザが出ます。一方、H1Bは4月に応募して、10月から働ける、というもの。ということで、例えば、「今年」卒業した人が、「来年4月」にH1-Bに応募すると、Practical Trainingのビザが6月とか7月に切れてから10月までの間、ビザがないので厳しい。)

会社側がまとめてアプライすることが多いんですが、上記の記事でもOracleの人が「ひどい」と怒ってますな。

  • ミドルクラスの減少

同じくSan Jose MercuryよりSilicon Valley middle-class squeeze

年収5万ドル以下の家庭の数が一番増えて、それより上の層は軒並み減少、20万ドルより上は増加、という結果。ちなみにこれ「家庭あたりの収入」なんで、共働きが基本形のシリコンバレー的には、夫婦でそれぞれ10万ドルずつで20万ドル、って感じ。

「年収20万ドル以下の家庭が家を買うのは厳しい」

とつぶやいてる人もいましたが・・・。記事でも、「シリコンバレーでは年収20万ドルまでの家庭がミドルクラスと言っていいだろう」とのこと。

ここから先は、私の推測ですが、減ってる層は、まさにこれまでH1Bで働いてたような人じゃないかなぁ、と。独身か、結婚してても、奥さんは本国から来ており言葉ができないorビザがなく働けないので、シングルインカム。で年収7万ドルから12-3万ドルくらいと。H1Bの人は、職を失うと基本的にはアメリカを出るしかないので、バブル崩壊時にどどっといなくなった。そして今日に至る・・・ということでは?と。

ちなみに、以下過去のブログエントリーより関連した内容のものです。

(この辺の話を、楽チンに紙で読みたい方は、拙書ヒューマン2.0にまとまってますので、そっちを買ってください。w)

ビザは減り中間層はいなくなるシリコンバレー」への3件のフィードバック

  1. H1-Bの問題も大きいと思います。加えてシリコンバレーも一昔前と違い、アウトソースが進み、ソフトウェア開発など空洞化が進んだということもないでしょうか? H1で働いていた人が本国へ戻りindependent contractorとして仕事を引き続き行っている例もありそう。
    この前のバブル崩壊がこの動きを加速しましたね。
    ところで、今回はcapの見直し(増加)は無いのでしょうか?

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  2. chikaです。
    capの見直しはまだ発表はありませんが、あるんじゃないかなぁ、という気はします。シリコンバレー的には景気がよくなってきてこのcapだと厳しいですので、結構陳情とかはしてるんじゃないかな、と思います。(H1Bで雇って、よさげなヒトにはグリーンカード申請してあげると、グリーンカードが取れるまで会社が辞めにくいので、その間社員をキープできる、というメリットもあり。)

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