ガソリンのオンデマンド配達をするFILLDにニーズはあるのだろうか

本題と関係ないのだが、先日出かけようとして、いつものとおり車の鍵が見当たらないのでTileで探してみたら、なんと、これから洗濯するものの中から音がするではありませんか。そう、鍵をポケットに入れたままランドリーシュートに投下してしまったのである。しかし、こういうこともあろうかとTileを使っているのだ。いくつかある競合製品中、Tileは防水なのである。我ながら先見の明がある。

・・もとい、本日は、聞くからに無理がありそうな「ガソリン配達ビジネス」のFILLDを使ってみた話し。

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ファッションはビッグデータでパーソナライズできるのだろうか

最近「買う側が何がくるかわからない福袋的洋服詰め合わせオンライン販売」を試してみた。「所有しない人生を目指しているんじゃないのか」と言われそうだが、まぁ物は試しである。「好きなものだけ買って残りを返送する」という仕組みなので、嫌だったら買わなくても良いという気軽さもありStichFixとM.M.LAFLEURという2社に詰め合わせの箱を送ってもらった。

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AI秘書+カレンダー招待のないミーティングは存在しないミーティング

個人的にはAIとかIoTという名称があまり好きではない。どちらも大雑把すぎるし手段であって目的ではない。Wiredの創業者でフューチャリストのKevin Kellyも「We keep defining AI away. AI in popular usage is anything smart that we don’t have.(世で一般的に語られるAIとは、今できない賢いことだ(つまり、できるようになるとAIとは呼ばれなくなる)」と言っているが。

もとい。AI(というか機械学習)の活用方法として今メジャーな分野の一つが自然言語解析。で、さらに自然言語解析をベースとしたベンチャーの事業領域の一つがAIミーティング設定秘書、である。「ではミーティングを」と決まった後で、相手とメールのやり取りをして実際にミーティングの時間と場所を決める、というもの。

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ユニコーンを作り出しているのは誰か

$1 billion、10億ドル(1200億円)以上の企業価値のベンチャーがユニコーンと呼ばれて久しい。ユニコーン=伝説上の生き物、というイメージで名前がつけられたわけだが、最近では世界で150社近くあるので希少価値は薄れてきた。さらに、ユニコーンの一社のSquareが去年の11月に上場した時は、企業価値がブライベートの最終増資時の半分以下になったりしたこともあり、「これってユニコーンバブル?」と言われて久しい。では、このユニコーンバブルは誰が作り出しているのか。

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リアル世界のGoogle AdSense、b8taストア

パロアルトのダウンタウンに今年オープンしたb8taストア。いわゆるIoT系の消費者向け製品が並んでいる。ただし、いつ通りかかっても客より店員が多い2年前のマイクロソフトストア風なのでで入りにくい。大抵、ビジネス観光客風の人や、試しに見に来てみたVC風の人が1〜2人いるくらい。しかし、一度「この人たちファウンダーでしょ」という感じの男性数名がいたので話しかけたら本当にそうだったので、どういうコンセプトの店か聞いてみた。

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全産業のソフトウェア化で既存企業がさらされる脅威


by torbakhopper @flickr

  • 全産業のソフトウェア化

いま世界は、全産業がソフトウェア化していく過程にある。差別化要因がハードからソフトに移行する中で、高付加価値なソフトを開発する力のない企業は廃れていくという現象が今後たくさんの業界で起こっていくと考えられている。問題はそれがどれくらいのスピードで起こるかだが、私の読みは10-15年、というところ。(そう思う理由はまた別途書きます。)

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