先日のミニベンチャー買収の現行相場に頂いたコメントへの返答をQ&A式に書いてみます。
管理VS技術、の対決構図は如何なものでしょ?
シリコンバレーのIT企業的には、給与体系は大雑把にいって「技術系」「管理系」「ビジネス系」「営業系」に分かれます。そのすべての中で「技術系」が比較優位にあります。つまり、技術でない人=管理部門、ではありません。(・・・という答えを期待されているコメントではないのですが、以降の内容の布石として利用させていただきました。)
先日のミニベンチャー買収の現行相場に頂いたコメントへの返答をQ&A式に書いてみます。
管理VS技術、の対決構図は如何なものでしょ?
シリコンバレーのIT企業的には、給与体系は大雑把にいって「技術系」「管理系」「ビジネス系」「営業系」に分かれます。そのすべての中で「技術系」が比較優位にあります。つまり、技術でない人=管理部門、ではありません。(・・・という答えを期待されているコメントではないのですが、以降の内容の布石として利用させていただきました。)
シリコンバレーで最近よくあるのが1〜3人くらいのベンチャーの買収。Facebookアプリなんかが多いですね。その手のアプリの最大手Zyngaやら、RockYouやらが買ったり。それ以外でも、買収額が発表されないひっそりした案件がよくあります。
で、その相場は漏れ聞くところによると
エンジニアが博士号があって難しいサーチの開発をしていたりすると、$1 million(1億円弱)くらい以上になるそう。
Twitterの中の人(@San Francisco)で、名刺を持っている人ってほとんどいないんですよね。外の会社の人と会うのが仕事、という人とミーティングの後で、「じゃぁ、後で〇〇を連絡して」と言われて、「あ、名刺もらえる?」と聞いたら、「ないのよー、エンジニアはなくてもいいと思うけど私もないの。ひどいわよねぇ。ははは。」
昨日「盲目の大臣とか、裁判官とか、世界のあちこちにいますよね」と書いたところ、知らなかった、という声がインターネットの彼方でいくつかあったので、イギリスのDavid Blunkettさんの偉大なる業績をば。
ここでのMVPとはminimum viable product。「市場のフィードバックを受けるために必要な最低限の機能を持った製品」のこと。「最近のウェブ系のスタートアップではMVPを市場に出すのが大事」、というような文脈で使われる。
「MVP」は、スーパーなスポーツ選手のためのmost valuable playerという方が一般的。でも、そうじゃなくて、「最低限取り敢えずバージョン製品」のこと。
で、人間もキャリア形成においてMVPで世に出ることが大事だよなぁ、とそういう話。
ちょっと前に頂いたコメントと、それに対する私の返答を(少しだけ加筆して)転載します。カリフォルニアはITとバイオだけではないのだよ、農業というのもありまっせ、しかも大成功された日本人の方もいます、という話です。
詐欺的な商売がどのように顧客をその気にさせるか、というのはなかなか興味深い。なんといっても、「いかなる手段を使ってでも金を巻き上げよう」と思っているわけで、普通の商売でありがちな
「いいものを作っているのだから、売り方はいい加減でいい」
といった「驕り」がない。「いかに相手を落とすか」に真剣勝負!なわけで、そこを学ぶにはとってもいいと思うんですよね。
で、それとアメリカの採用プロセスがどう関係あるかというと。
アメリカで事業を始めるシリーズ、前回は「アメリカ進出にあたってM&Aを活用すべき理由」であった。要約すると「ゼロから組織を立ち上げる」のはとても難しい。その点、既に存在するビジネスを買うのはトータルで見るとリスクが低いし、最初に「会社を買う」という大きな決断を迫られることで、正しい決意レベルに達することができる(本当はゼロから組織立ち上げでも同じくらいの決断がいるのだが)。
さて、では、企業買収を成功させるには何が必要なのか。
先月のEconomistの記事「The Others」。「外国に住む人々」についての記事。書き出しは
FOR the first time in history, across much of the world, to be foreign is a perfectly normal condition.
「史上始めて、世界の殆どの場所で、外国人であることが全くもって普通のこととなった」。
なかなか面白かったです。面白いと思ったポイントは・・・