Microsoft pays dividend

Microsoftが配当を出すことが正式に発表された。多くのメディアで取り上げられたが、詳しいものとしては例えばCNETの記事がある。
いわく
「Microsoft set its first-ever annual stock dividend Thursday and said it will split its stock as quarterly earnings surpassed expectations.
In an unexpected move, the software titan announced an annual dividend of 16 cents per share prior to a 2-for-1 stock split. The total payout will be $870.6 million, a fraction of its $40.5 billion cash reserves. 」

約5兆円の莫大なキャッシュリザーブから1000億円ほどを放出するだけではあるが、これは「ソフトウェアの歴史の転機」になるのか?

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HarvardとeLearning

Wall Steet JournalにHarvard大学などのエリート学校がついにeLearningで学位を与えるプログラムを始めたという記事が掲載された。(有料ですので悪しからず)

競争の激化・ボーダーレス化はいろいろな産業で「Globalize or Die」、グローバルな強者になるか駆逐されるか、という状態を生み出した。ついにそれが教育に及ぶ。上の記事の中にも、ハーバードのPublic Health学部のdean for academic affairs、James H. Wareの”The world is changing whether we like it or not”とのコメントが載っている。新たな世界に対応するためにはやむなし、ということだ。

今週の私のBlogは「学ぶこと・感じること、そしてそれにメディアが及ぼす影響」というのがunderlying theme。インターネットによって教育のコンテンツ、メソッド、そして機会がグローバル化することは、電子商取引の進展なんかよりずっとずっと重要なことだと個人的に思う。

とてもエキサイティングだ。

William Gibson started blog

William GibsonがBlogを始めた」。SFファンでない方のために翻訳すると、「神が毎日空から降りてきて『その日の御言葉』を告げるようになった」って感じでしょうか。

もう読むたびにくらくらする。ドライでありながらセクシーな文体。細めた目でじっと世の中を見詰めているような世界観。こんなものに毎日触れられてしまっていいんだろうか!!こういうのが当たり前だと思って育つこれからの子供たちは一体全体どんな贅沢な精神世界を構築するんだろう!?

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絵を見るって・・・・・

先週末梅田さんに勧められてGerhard Richter展をSan Francisco MOMAに見に行ってきた。アメリカ人はリクターと発音する。

超リアリスティックな絵が有名なので、そういう画風の人だと思って現地についてみたら、半分以上抽象画だった。超リアリスティック系のほうが少ない。無知である。

会場では説明用の音声を聞くことができるヘッドフォンを借りる。私はこれが好きで、最近ではどこの美術館に行っても必ず借りている。絵の解説にはあまり興味がないのだが、どういう経緯で描かれたかを聞くことでイメージが広がるからだ。

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読む能力

「小学生の漢字読み取り能力がものすごく向上しているということが、テストの結果明らかになった」という記事が1ヶ月前くらいに日本のニュースサイトに出ていた。で、そのことを絡めてBlogについて書こうと思ったけど、どんなにGoogleを回しても、読んだニュースもオリジナルのデータも見つからない。うーむ。

ということで、「見た瞬間に書く」っていうリアルタイムなBlogの重要性を再認識しました。

何を書きたかったかというと「インターネットで情報があふれ、今さらにBlogによって『世の知識人』といわれる人々の視点に基づいて収集された情報やその解析までが、なんとデイリーかつリアルタイムで入手できるようになった。こういう時代、重要なのは『早く正しく読む技術』。小学生の読み取り能力の向上は、既にそうした時代を先取りしているのではないか」ということなんですが、もとネタのリンクがないとインパクトにかけるなぁ。これからはちゃんとすぐ書くようにします。

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天才はどこからやってくるか

Phychology Todayという雑誌に「ノーベル賞受賞者は普通の科学者と比べてどう違うか」という記事が載っていた。記事はまだオンラインにないので、リンクが張れない。

それによれば、ノーベル賞受賞者は趣味人なんだそうだ。普通の科学者では1%しか趣味を持っていないが、調査対象の化学でのノーベル賞受賞者134人では、ほぼ全てが長期間継続した趣味を持ち、半数以上が非常にアーティスティックな趣味を持っている。(絵画・楽器など)

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CES, Tivo, Amazon and personazation

CESがはじまった。Consumer Elecronics Show、業界人っぽく発音するならセス、ですね。ここ数年Comdexが下火になってきていて、かわりにCESが盛り上がってきている。CESのおかげで、今週はいろいろなガジェット系の新製品・新機能の発表がある。

例えば、Tivoは、ネットワークでつながったコンピュータ上の写真・ビデオ・音楽ファイルをテレビでプレイする機能を付加することを発表した。これは、かなり魅力的。なんといっても、我が家にはダンナがインターネットからダウンロードした莫大なビデオライブラリーがあるのだ。

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Softwareの行方

アップルがブラウザーを発表した。その名もSafari。
■Borlandが復活してきている。スプレッドシートやらデータベースといった主力製品がマイクロソフトに席巻され、一時期はCEO自ら「No one knew it(=Borland) was still alive」というほどの会社だったが(私もとっくになくなったと思っていた)、なんと、2000年3月よりmarket capがあがったシリコンバレーのテクノロジー企業13社の一つなのだ。Javaの開発ツールで「software industryのスイス」として地位を築いている
■ついにマクロソフトがdividendを出すのでは、という噂が。もうソフトウェア業界は成熟してきたから、というのがreasoning

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この3つのニュースはソフトウェアの成熟によるマイクロソフトのドミナンスに抵抗するアップルとBorland、という構図の象徴なのか?

フィンランドがあれだけ少ない人口にもかかわらず、携帯電話産業が発展したのは、百以上もの電話会社が乱立、厳しい競合の末に数社が生き残ったからだった。アメリカのソフトウェア業界も、やがて数社に統合されるのだろうか。それはいつ起こるのだろうか?

まだまだ、ソフトウェアは「plug and play」になりきっていない。テレビ並みに安定したとき、初めてソフトウェアは「数社がドミネートする成熟産業」になるだろう。でも、その前に「テレビがPCなみに不安定になる時代」が来る確率もあるんだよなぁ。自動車OSなんてのまでMSは開発してるので「何もかもが不安定になる時代」だって来るかもしれない。「2001年宇宙の旅」は宇宙船のAIソフトHALが反乱する話だが、そんな派手な乗り物に載らなくても「ソフトウェアの異常稼働」を楽しめる(?)時代はすぐそこにあるかも。

新年とMITと戦争

左右対称の2002年が終わってしまった。次は2112年まで待たないとならない。

世の中はだんだんきな臭くなっている。それとももう既に第三次世界大戦が始まっていたりするんだろうか?多分、オーストリア皇太子が暗殺された時に「うむ、第一次世界大戦が始まったな」と思った人はいなかっただろう。そういう意味では、将来今を振り返って「9・11が第三次世界大戦の契機だった」なんてことになったりする可能性だってある。

きな臭いニュースも多いここアメリカだが、ちょっと小気味良いニュースがあった。

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