読売オンラインにコラムが掲載されました。
Steve Jobsゆかりの場所を住所付きでご案内。そして、Ashton Kutcherが、Jobsが育った家で先週ロケをしていた時の写真付き(ただしAshton Kutcherは写真にはいません。Ashton KutcherがJobsに扮して映画撮影中なのですが。)
そして、またカタカナ表記の話なのですが、Ashton Kutcherをアシュトン・クッチャーと書いたら、「日本ではカッチャーが標準です」とコメントいただきました。知らなかった・・・。
一応、原稿を書きながらGoogle検索して「クッチャー」という表記をちらりと見たので、それでよいか、と思ったんですが。
なお、日本語のWikipediaにこんな記載が。
デビュー後しばらくの間を除き、日本国内では「カッチャー」の読みが定着しているが、実際は 「クッチャー [ˈkʊtʃər]」 に近い。
「みんなカッチャーって書くけど、俺はクッチャーだと思うぜ」という叫びですね。
ちなみに、私は「どのカタカナ表記がより元の英語に近いか」という議論は興味が無い、、、といより、英語が話せるようになりたいと思っている人は、この議論を考えるべきですらない、と強く思います。
カタカナはどれだけひねってもカタカナ。そして英語と日本語の音は一対一対応ではない。日本語1に対して英語がたくさん対応している状態です。(逆に日本語の音の複数が、英語一つになってしまうのだったらまだ楽だったんですが・・・)。
英語の音をカタカナに当てはめて聞くことをまずやめないと、いつまでたってもカタカナに引きずられてしまい、英語が聞き取れるようにならなりませn。そして、「どのカタカナがより正しいか」と考えることは、つまり英語をカタカナとして聞いてしまう脳内回路を強化することに他なりません。最もしてはならないことなのでした。
ちなみに、Listen-ITの説明用に作った英語の短母音と日本語の母音の対応表はこんな感じ。英語は、それぞれの母音を含む単語で表記してます。
そして、KutcherのKutのところの母音はputと同じ母音なので、強いて言えば日本語の「ウ」と「オ」の間。だから、表記が揺れるとすればコッチャーとクッチャーの気がしますが。
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putと同じ母音ってどんな音?
母音聞き取りマスターのためのiPhoneアプリ:Listen-IT