不潔に強い人間になるという強い覚悟

私の人生のメジャーなゴールは「冒険に満ちた自由な人生を送る」ことである。

このゴールをサポートするマイナーなゴールが

「不潔に強くなる」

ということだ。

15歳の時にオーストラリアで1年ホームステイをした。ステイ先では、その不潔さにのけぞった。たとえば。

  • 皿を洗う際は、石鹸水に通すだけ
    針金でできた網のようなものに、添加物なしの硬い洗濯石鹸を入れる。台所の流しに水をため、その中で、この網を石鹸ごとカチャカチャと振ると、白くにごった石鹸水となる。そこに汚れた皿をいれ、表面をスポンジでなでる。これで皿洗い完了。(ゆすぎはもちろんなし)スポンジでなでるのは、表側のみ。裏側は決して洗われることはないので、いつもニチャニチャしている。皿は当然重ねて収納されるので、表面に、上に載った皿のニチャニチャの裏側がくっつき、ニチャニチャとした輪がついている。それをそのまま使って食事をする。
  • 人間が風呂に入る際も、基本的に皿と同じ扱い
    バスルームにはシャワーとバスタブがあったが、この二つがかなり離れているので、どちらかしか入れない。バスタブには、熱湯の出る蛇口と、水の出る蛇口が別々についている。頭を洗う際には、既にバスタブにためて、体を洗ったあとの石鹸水を使うしかない。一方、私のホームステイ先は、「バスタブの底に10センチくらいためた湯を使って、家族全員が次々に体を洗う」

    という入浴方法をとっていたため、誰もシャワーを浴びない。(私だけは、一人で自分のみの湯を使って入浴させてもらってました。。ありがたや、ありがたや・・)ある日シャワーに挑戦しようと、シャワーカーテンをバッと引いたら、ヒダヒダの中にたくさん大小の虫が生息していた。ゲジゲジとか。それ以降、「ちょこっとのためた水で全身洗う」こととなった。

  • 犬の粗相も、人間の下着と一緒に洗濯
    ホームステイ先が犬を飼い始めた。最初のころは、家の中のあちこちで粗相をしていた。ある日、犬の粗相を拭いた雑巾が、人間様(=私)の下着と一緒に洗濯機に入れられるのを見た。人生には知らない方が幸せなことがある。

また、これは、通っていた現地の高校のクラスメートがしたことだが・・・

  • 落ちたアイスクリームを拾って食べる
    硬いのじゃなくて、コーンの上に乗せてくれるやわらかいアイスクリーム、です。金髪のFionaちゃんと遊びに行って、アイスクリームを買った。店を出てFionaがひとなめした瞬間に、ポロリとアイスクリーム部分だけ地面に落ちてしまった。泥の上であります。当然私は、Fionaがアイスをあきらめるだろうと思ったのだが、なんと驚いたことに、彼女は平然とアイスを手で拾って砂を指でちゃちゃっと落とし、コーンの上に置いて食べ始めた。

これ以外にもいろいろあって、最初のうちは、気も狂わんばかりだったのだが、そのうち、

「これで普通なのかも」

と思い始めた。そして、その後大学生になり、社会人になり、いろいろな国を旅して、

「不潔に弱くては、楽しい冒険に満ちた自由な人生が送れない」

という感を深めたのである。

私の日本の家族は、まぁ割と清潔好きなほうだ。子供のころ、主婦であるおばあさんは、毎日必ず掃除機をかけ、
洗濯機を回していた。「冷凍庫を解凍して、内側を熱湯で絞った雑巾で拭く姿」なんてのも、ありありと思い出す。それくらい頻繁だった。家族はみんな、毎日風呂に入った。日本人としては普通の範囲内だと思うけど。

しかし、これが普通だと思っていては、「グローバルスタンダード」の不潔さに出会うたび、不快な思いをするばかり。「南の島でダイビング」なんていうのも、冒険に満ちて楽しそうなことではあるのだが、海の水につかったものは、何でもすぐに腐った匂いを発し始める。また、生乾きで変なにおいを発するウェットスーツをもう一回地肌の上に着る、なんてのもザラ。これがいちいち耐えがたい苦痛では、ダイビング自体が苦痛。

日常生活でも、洗濯や掃除をせっせとやっていては、ほかの事をする自由な時間が消えてしまう。

ということで、「不潔に強くなる」ことをモットーに、いろいろ精進をし、かなり解脱してきた。


グローバルスタンダードかどうかはわからないが、ダンナの実家の家族(中国系@ハワイ)なんかも、清潔さに関しては相当におおらか。

「掃除のお手伝いさんと喧嘩してお掃除が来なくなってから、掃除機をかけるのはお客さんが来る前の日だけ」

なんだそうです。1年に数回だそう。ちなみに、ダンナの両親、お姉さん、お姉さんのダンナと小さな子供二人、という6人同居で、です。

私たちが泊まりに行くのも「お客さん」とみなされ、前日には掃除機がかけられているとのこと。それでも数日いると、ずいぶんあちこちにホコリやら髪の毛が落ちていて、不潔に強くなったといっても、まだまだか弱い私は、せっせと集めて捨てたりしてるんだが。私たちが泊まりに行く2日前はどんな状況になっているのだろうか。。うーむ。

そこで育ったダンナも、「海で泳いで、そのままビーチサンダルで一日歩き回って、塩だらけの体、泥だらけの足で、シャワーも浴びずそのまま布団に入って寝る」という芸当が可能。20-30年前ならまだしも、最近の日本の若いヒトは、男の子でもあんまりこういうのないんじゃないでしょうか?


そういった新たな家族にも恵まれ、フケツ道の精進も相当に進んできた自負のある昨今。「不潔に強くなる」の一環として

「どんな食べ物も賞味期限を信じずに腐るまで食べ続ける」

という精進を重ねた結果、「腐った匂い」にも敏感になった。特に怪しい土地で怪しい食べ物を食べる際には、「匂いがOKだったら、ほんの少量口に入れて、変な味がしないか試して、大丈夫そうだったら適度な量だけを食べる」というプロセスとなる。インドを2週間旅しても一度もおなかを壊さなかったのも、この精進の成果ではないか。ミンダナオ島の道端の屋台(っていうか、小さな木の台)で買ったサンドイッチも大丈夫だったし。

(ご参考まで、アメリカの牛乳は、時として賞味期限を1ヶ月近く過ぎてもOKなこともある反面、賞味期限より1週間前でも腐り始めてることありますのでご注意あれ。流通過程の管理状況によるものと思われます。一応、腐った匂いがし始めてからも、数日は飲用に耐えます。臭くなったら私は飲みませんが。ただし、すっぱくなったら問答無用で廃棄した方がよいのではないかと思われます。)

先日も、「あんまりきれいじゃない水槽でエイと泳いで、そのままシャワーも浴びず寝てしまう」ということができた自分に感動。ハワイのSea Life Parkで、「エイと泳ぐ」というのに姪と参加。池っぽい水槽で、体に藻みたいのが付着したが、一応終了後ホースで水をかけてもらった。その後宿に戻ったが、結局いろいろしてたら遅くなっちゃったので、そのまま就寝。10代のころだったら、絶対、絶対できなかったと思う。


と、相当フケツに強くなってきた私であるが、まだまだそれでもほんのヒヨッコである。

先日日本スーパーで「刺身盛り合わせ」を買ったのだが、家で食事前にラップを取ったらモワーンと生臭い。これはだめだ、とダンナに

「腐ってるからだめだ、これ」

と言った所、

「どれ」

と匂いを嗅いだダンナは、

「別に大丈夫じゃない?何も匂わないから、僕食べる」

とぺろりと平らげてしまった。

うーむ、修練の道はまだまだ険しい・・・。

不潔に強い人間になるという強い覚悟」への35件のフィードバック

  1. 不潔に強い人間になる

    地球温暖化により世界各地で様々な異常気象が確認されています。自然災害や凶作による食料不足など、世界的な緊急事態の発生などが考えられますが、そんな状況に陥ったとき、日本人の生命力はとても弱いんだろうなぁと想像できます。…

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  2. こんにちは。
    環境の変化に強いのは大事なことだとは思っていたのですが、不潔さにはまだまだ自分が弱いことに気づきました。
    でも一点だけ実践してるところがあります。
    >「どんな食べ物も賞味期限を信じずに腐るまで食べ続ける」
    これをやらないと腐ったものを自分で判断することができなくなります。それってかなり危険なことですよね。

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  3. 腐った食べ物は訓練あるのみ。
    我が母はシンクは輝いていなくてはならない、というポリシーの持ち主ですが、食べ物は一切のこしません。
    例えお肉がねばねば納豆に変化してても頂きます。。。

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  4. chikaさんの考えに大賛成です。 僕もかなりのきれい好きなんですが、外国へ行くとよく信じられない不潔さを目の当たりにします。ミラノのユースのトイレは有り得なかったです。便座がないんですよ。しかも高さが30cmくらいで。スクワットやる感じです。 スクワットに耐え切れなかった人たちの跡が周りに散乱してるんです。 さらに信じられなかったのは、そこのユースには清掃専門のおばちゃんが何人もいたってことです。トイレ以外も似たり寄ったりでした。 安さと清潔さ、どっちを取るか迷った挙句、その時は2日ほどホテルに退避しました。 そういうのが至る所であったので無駄な出費がかさんでしまい楽しい時間が確実に減ったわけです。 不潔さに強くなるのは一人旅には欠かせませんよね。 

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  5. はっはっは!!と大笑いしながら激しく同感しました。私も17歳のときのアメリカのホームステイ先で、フケツ道に目覚めました。その後、某社の途上国輸出担当だった頃、会社のパーティでエビとかが出た翌日、先進国担当者で腹を下した人が大勢いたのに、途上国担当者は全員無事でした。
    フケツ道は、ある意味で理にかなっていると思います。あまりにいつも無菌状態で暮らしていると、雑菌に対する抵抗力がなくなるはずですからね。だから、特に子供には、「抗菌グッズ」は絶対に使うな、というのがわが亭主の持論です。といっても、彼はやっぱり日本人なので、そちらのご主人ほどのツワモノではありませんが・・・

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  6. 渡辺です・・。
    同意してくださる方がいらっしゃるとは・・・;-p
    フケツ道教祖になるべきでしょうか。
    ちなみに、フケツ道格上のダンナからは、
    「心の底から本当に腐っている納豆食べるあんたたちが一番偉い」
    と言われますが。
    「既に腐っている納豆が、さらに腐ることがあるのか」
    とも聞かれます。。納豆からは、ナットウキナーゼという血圧降下の薬が取れるんですけどねぇ・・・。

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  7. 風呂について言えば、イギリスでは蛇口(水と湯)が2つしか付いてないバスタブが一般的でした。体を石鹸で洗ったあと、シャワーですすがない(すすげない)。石鹸をバスタオルでふき取る。
    でもね、不潔・清潔なんてものは所詮は生活文化で、相対的なものです。日本が何でも清潔と思うのは間違いです。
    最近はそうでもないかも知れないけど、欧米の人にとっておにぎりは信じられないくらい不潔な食べ物に思えたらしい。素手で握ったものを加熱しないでそのまま食べるというところが。握り寿司なんかもそうかな。カリフォルニアはそうでもないけど、寿司握るのに手袋が必要なところがあるでしょ。
    それとエッグスタンドってものがあるけど、あれは茹で卵の表面に指を触れずに食べるためのものです。日本だと手を洗えば全部手で殻をむいてもOKですが、卵の表面に指先や爪が付くのは不潔に感じるそうです。

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  8. 私も子供の頃3カ国を転々としてかなり不潔に慣らされました。特にサマーキャンプの不潔は相当なものです!
    サマーキャンプのトイレなんて、トイレシートが全てはずされていました(いたずらだと思いますが)。
    なのでトイレシートの無い便器の上にまたがって、ジャパニーズスタイルでしました。他のみんなはどうやってたのだろうか。
    使用済みの生理用ナプキンを(男性諸君ゴメン)
    引き出しに入れていたルームメイトにはさすがにびっくり。
    でもね、世の中これからどんな災害が起きて(既におきているし)、どんな環境に放り出されるかわからない。
    こんな時にやはり日本人の潔癖ともいえる清潔志向は危ないとも思えます。
    息子の小学校では、給食の食器が汚く感じて食べられないという子供さえいるそうです。
    すえ、恐ろしい、ニッポン。

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  9. Yuriさんのお考えに同感です。
    抗菌、除菌で慣らされてしまうと、迂闊に海外旅行にも
    行けなくなりそう。
    もしかしたら
    「海外旅行に行く前に抗菌力Up、免疫力Up」なんて
    いう教育サービスや学校、サプリ、講習なんてのが出て来たりして。

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  10. chika-san こんにちは。
    Offネタ私も好きです。
    納豆大好きな私です。是非ご主人に納豆は腐ってるのではなく、発酵しているとお伝え下さい。。。
    Rottenじゃなくて、Fermented
    どう違うの?と言われたら困るけど・・笑

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  11. ご存知のように香港も清潔でない点ついては人後に落ちません。
    連れが困っているのが、女性用トイレ。
    いつも便座がびしょ濡れで不思議に思って人に聞いたところ、
    皆便座の上にしゃがんで用を足しているとの事。
    何故かと言うと、そこは皆そうしていて汚いと思っているから。
    買ったばかりの牛乳や卵が腐っているのも日常茶飯事。
    コップを使わずパックから直接牛乳を飲んで、その場でコントの
    ように吹き出したこともあります。
    でもこの環境には慣れません。と言うか慣れたくありません。
    中国については、いちいち挙げてられません。

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  12. 渡辺さん曰く:
    「不潔に弱くては、楽しい冒険に満ちた自由な人生が送れない」
    極めて健全で全うな考えだと思います。
    一例としては、どうもテレビの映像を見る限り、スペースシャトルには湯船もシャワールームもウォシュレット付きトイレも無い模様。着替えと体を拭くタオル位は有るでしょうが、二週間位にわたるミッション後の船内には異臭が漂っているかも (^^;
    行った事は有りませんが(当たり前だろ>自分)長期滞在も可能な筈の国際スペースステーションのお風呂、トイレ関連の設備もどうも貧弱な気がします。ロシアなどの「質実剛健」な衛生観念が設計に反映されたのかもしれませんね。
    宇宙飛行士のインタビューではどうも衛生関連の部分は遠慮、敬遠または検閲されている気がしたもので…

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  13. 日本出張(4)

    昨日は、朝9時にJBC関連で連絡をいただいたある方と朝食。11時にある会社とミーティング。お昼はまたまたランチョンセミナー。無料だから文句もいえないけど、3日間ほとんど同じサンドイッチをいただきながら、日本の製薬会社のライセンシングポリシーなどを聞く。会場のアレンジなどに問題はあったものの、企画、および内容は大変貴重なものだったと思う。
    その後品川のホテルに移動してチェックイン後、4時にある会社を訪問。これにて今回のお仕事は終了。夜はWin-Win五十嵐さんお気に入りの嘉多蔵(かたくら、市ヶ谷…

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  14. はじめまして、いつも更新を楽しみにしております。
    日本は確かに度が過ぎるくらい清潔ですね。
    私もサハリンに留学しホームステイをした後、
    日本に帰ってきて感動したことがありました。
    それは日本の空港でお手洗いに行ったとき、荷物を抵抗なく床におけたことです。
    しばらく見なかったピカピカの床に感動し、トイレで寝食も可能なのではないかと思いました。
    日本でも清潔にかける時間をほかの事にまわすと、生産性はあがるのでしょうか・・・

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  15. Chikaさんのお言葉「相当フケツに強くなってきた私であるが、まだまだそれでもほんのヒヨッコである」を読んだあとで、たまたまCNNジャパンサイトの記事を読みました。以下抜粋コピペ:
    ロバ肉を「トラ」として販売、尿で味付けし、中国
    2005.09.09
    上海(AP) トラの肉料理を“違法”に提供していた中国東北部、海林市にあるレストランが、警察の摘発を受け、営業中止となった。しかし、オーナーは取り調べで、トラの肉ではなく、トラの尿に漬(つ)け込んだロバの肉をだまして売っていたと自供した。http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200509090020.html
    やっぱ、清潔稀薄度数と貪欲度数にかけては、このお国の人にはかなわない!と思ったのでありました。

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  16. 1)CNNジャパンの上記記事によれば、QUOTE
    レストランは、「トラ肉炒め」「トラの骨入り酒ボトル」などのメニューを示し、それぞれ日本円にして1万1000円、8200円相当の料金を要求していた。「トラの生肉」は、1キロ当たり10万円弱の値段だった。UNQUOTE中国経済でバブル紳士が愛用している?2)ところで、国別の「ふけつ度」の違いですが、これは、アフリカ、中近東、アジア(インド、スリランカなど)に長期滞在すると、大衆の「ふけつ度」と共存する必要があります。3)血液型で言えば、例えばインドはB型が圧倒的に多いと言われています。私を含めて日本人のB型人間はアジア人と、生活文化の面でもフレンドリになるのが早いと。

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  17. 渡辺さま初めまして。
    いつもブログを拝見している者ですが、今回は特に興味深く読ませて頂きました。
    私もヨーロッパに留学していた一昨年から昨年にかけて、ヨーロッパの人々の衛生観念にちょっと引いた記憶が蘇りました。
    そのうち自分のブログに書きたいと思います。
    また覗かせて下さい。

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  18. 渡辺です。。
    はなびし-san,
    うーむ、私もイギリス人が握ったお結びは食べたくないです。。。
    iidama-san,
    どうも ;-p
    yuri-san, fido-san,
    将来は、「清潔な日本に外国から来る人は成田で殺菌」とか?
    ちなみに、オーストラリアは、他の大陸から孤立していて、インフルエンザなどへの耐性が弱いとのことで、飛行機が着陸すると、まず背中に消毒液をしょったおじさんが機内にやってきて、しゅーっと全員殺菌されます。割と最近行った人に聞いても同じ事を言っていたので、いまだにそうなのでは?
    「雑菌が少ないオーストラリアだから衛生観念が発達してないんだ」と高校生の時は思ったんですが、その後雑菌だらけの国でも同じような感じなので、「それとこれとは別」なんでしょうね。
    kima-san,
    ダンナいわく、「rottingとfermentingの境目は非常に微妙であるが、納豆はfermentationの限界を超えているとしか思えない」そうです。
    yuji-san,
    香港の窮状、お察し申し上げます。。。。でも、食べ物おいしいからいいですよねぇ。。。日本に住んでたころは、3ヶ月に一回くらい通ってた時期もありました。
    Mostly-Vowels-san,
    はははー。確かに。「2001年宇宙の旅」の続編(2010年、のそのまた次か、次の次くらい)で、
    「水を燃料とするので、燃料タンク代わりに機内にプールがある宇宙船」
    というのが出てきて、古参の宇宙飛行士が「時代は変わった」と感動するシーンがありましたが、変わる前はどうだったか、ってことですよね。
    niori-san,
    サハリン留学とは、また風流な! トイレねぇ。。でも、アメリカもトイレはきれいですけど。どこに行っても、かなりの確率で紙の便座シートが常備されているし。でも、実は女の子でも、トイレから出て手も洗わずに出て行く人あり。。(シカゴの空港で、「トイレの後手を洗う人の比率」というのを調査してた記事を昔読んだ覚えが。結果は忘れましたが)
    ゆか-san,
    ロバ肉をそのまま売らないだけ良心的???実は、尿はとっても衛生的、という説もありますし。
    snowbees-san,
    私もB型です。フレンドリフレンドリ。
    daira-san,
    フランス人なんか、いまだに毎日お風呂に入ってないですよね。。フランスにホームステイして、ステイ先の家で毎日シャワーを浴びると小言を言われるので、家族が出かけた隙にこっそりシャワーを浴びていた、という涙ぐましい知人(香港人)もいました・・・。

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  19. 今月、帰国しましたけど、関東の電車はやっぱりきれいですね。NYの電車とはまったく違うし、ホームレスもにおわない人が多いです。こういうのも、日本文化といえるかもしれないです。牛乳は自分も昔、タイムズスクエアの近くのデリで買ってその場で飲んだら、腐ってたので、路上で吐き出して、店員に文句を言ったら、「私のせいじゃない」とう答え。まぁ、しょうがないと自分も思ったんですけど。
    不潔はまだしも、今年の夏に住んだNYのロフトに南京虫がいて、不眠症になりました。いまどき、いるところにはいるんですね。

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  20. 清潔さの観念

    ヨーロッパは中世には黒死病が流行して人口が3分の1にまで減少した地域であります。ヨーロッパに住む人々の衛生観念は、技術の進歩とともに多少なりとも変わってきたのかもしれませんが、現代という同じ時間軸に住む日本人とヨーロッパ人との間では、清潔さという観念には大…….

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  21. 清潔さの観念

    ヨーロッパは中世には黒死病が流行して人口が3分の1にまで減少した地域であります。ヨーロッパに住む人々の衛生観念は、技術の進歩とともに多少なりとも変わってきたのかもしれませんが、現代という同じ時間軸に住む日本人とヨーロッパ人との間では、清潔さという観念には大…….

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  22. 渡辺さまこんばんは。
    清潔さについて自分のブログでも書いてみました。お手すきの際にご覧頂ければ幸甚であります。
    日曜から金曜までパリに行っておりましたが、今回は一度も犬の糞を踏まずに済みました。

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  23. 再びきました。
    発酵と腐敗の違いはかかわる菌の違いにすぎません。腐敗菌は腐敗させる過程で毒素を出しますが、納豆菌は毒素を出しません。乳酸菌も。
    発酵食品が腐りにくいのは、発酵・腐敗する菌は共存しないのが普通だからだそうです。優勢なほうが完全に支配するのだそうな。
    (このあたりは発酵学者の小泉武夫さんの本受け売りでしかもちょっとうろ覚えです)
    というまじめな応えは空気よんでないですかね:p

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  24. すみません、気持ち悪くなりました?でも、慣れれば発狂しなくなりますよ、、って慣れたくないですよね。

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  25. 楽しみにいつも見ています。
    ただフケツ道については。。。
    私もオーストラリアに1年間滞在しました。
    そうそう!と読みつつも、
    彼ら(ステイ先のオーストラリア人)は、水に関して、
    非常に貴重なもので大切に節水して使用しなくてはならないという認識が若者にもあり、意識して生活していることを知り、感激した覚えがあります。
    そんな風には感じられませんでしたか?
    未だに?
    自社のクリスマス会にセリーヌ・ディオンを呼んでしまう裕福
    な企業家の息子である彼の家には、多角形のでっかいバスタブ(ジャグージ)がありましたが、浴槽の中には本。大笑。
    入りたいと言ったら、水について日本人の長風呂について語られました。
    しかし、雨の日も外から帰った靴でリビングへ、その床にペタリくつろいで、その穴をキッチンテーブルに、腰掛けたその台でパンを切る・・・豪に従えと呟いてそのパンを食べたほどでした。
    清潔・衛生に関しては まるで意識が低いのは確かです。
    しかし、スコールの雨の中に、自分から飛び出して「気持ちいいよ!」って満面の笑みを浮かべる姿を見て、野生児っぷりに、清潔について言うのは必要ない・無駄だなと感じました。霧雨ですら濡れまいと傘をさす日本人こそ、彼らには不思議に見えるわけだなと。
    ちなみに、
    消費期限は品質の期限。
    賞味期限は味覚の期限。
    ですから、別に賞味期限を越えて頂くことに何も問題ありません。美味しいかどうかは知らんよということです。
    消費期限も品質保証が切れるだけで、期限切れ=腐る ではありませんよ~
    食物は大事にしないと。
    農薬のせいか組み替えのせいか知りませんが、アメリカ産レモンは腐りませんね~気持ち悪いです。腐らない=体にいい食物 でもなさそうです。有機レモンはカビが生えちゃったもん。

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  26. 面白いもの見ましたよ。
    アメリカのボストンで、デパートでトイレ借りようと思ったら、掃除のおばさんがデッキブラシで便座ゴシゴシやってました。
    もちろん便器の中もゴシゴシやった後でしょう。
    おかげで便座は塗れたまま。
    もちろん座らずに用を足しました。もう今後もそこでは絶対すわりません。
    彼(医者)に話すと、「ふーん、すると大腸菌がそのまま。。。。。」と言ってました。
    これって、標準の掃除方法なんですかね?

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  27. これ、すごく分かります。
    私も日本にいた頃はかなりの潔癖症だったんですが、海外に住み始めて「これでは生きていけん」と思い、まだまだ千賀さんには及びませんが、不潔の耐性を作り上げています。
    ベトナム時代では、家に超苦手なゴキブリがうじゃうじゃ出るので、それを克服するために、生きたまま透明のコップでかぶせて毎日にらめっこしてました。そしたら結構慣れてきて、それ以来、苦手意識はなくなりましたねぇ。

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  28. ピンバック: フケツ道のその後 | On Off and Beyond

  29. ピンバック: 不二家の期限切れ牛乳利用問題 | On Off and Beyond

  30. ピンバック: 汚いアメリカの話 | On Off and Beyond

  31. ピンバック: 西洋式バスタブの入り方 | On Off and Beyond

  32. ピンバック: 赤福にvindicateされたように勘違いする私 | On Off and Beyond

  33. おもしろい!笑

    僕は自転車で日本を一周したときに、不潔に対する抗体がかなりできました。
    風呂は一週間に一回、着替えは週に1〜2回。朝から晩まで自転車を漕いでるんで、当然身体は汗でびちょびちょになってるんですけどね。
    だんだんとそんなことはどうでも良くなってくるんです笑

    そして、その不潔に対する抗体が東南アジアに旅行に行ったときにも多いにや役立ちました!!

    日本の清潔さはとても素晴らしいとは思いますが、確かに不潔に強い人間になったほうが、人生の「楽しみ」の量は格段に増える気がしますね!

    また見に来ます!

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