汚いアメリカの話

  • 汚いアメリカの話その1

洗剤のTideと強烈な臭いの柔軟剤DownyのCM。父親が登場、「うちの娘、今プリンセスに夢中で、プリンセスドレスを一週間脱がなかったりする。もちろんドレスはドロドロだ。そんなときもTideとDownyがあれば、新品同様さっ!」と語る。

インターネット上のコメントは「父親が洗濯するのがついにCMになった」というウーマンリブ系のものと、「プリンセスものという商業主義に流されている話はよくない」という消費者アクティビスト系のものに二分されるようだが、そこかい。それより

幼児の服を一週間洗わないって、それ汚な過ぎでしょ

CMを見ると一軒家のようだから「夜は洗濯できない」なんてこともなさそう。だから夜寝るときもずっと着てるんですよね、きっと。ぎゃー、一週間っ。

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西洋式バスタブの入り方

私は、高校生の頃、AFSという団体のプログラムでオーストラリアに1年ホームステイしたのだが、その時、最初に合宿があった。世界各国からの留学生が1週間ほど一緒に暮らす。そこで「お風呂の入り方」というレクチャーがあって、かなり驚いた。

まず、壇上に本当にバスタブを設置、ビキニ海パンを履いたボランティアの男性が登場。おお〜。

しかし、驚きはここから。「えええ、そんな入り方するの?」と非常にびっくり。いまだに覚えているくらい(当時は)驚いたわけです。多分トラブルが多発したので念入りなレクチャーがあったのだと思うのだが、「体の洗い方」「髪の毛の洗い方」「体の拭き方」など、微に入り細を穿った内容であった。

して、21世紀の今日に至っても、日本のフォーラムなどを見ると「欧米人がどうやって風呂に入っているか」について実は良くわかっていない人が多いようなので、以下微に入り細を穿って説明します。多分、100人中99人の人に役に立たないと思われる素敵な情報でございます。

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赤福にvindicateされたように勘違いする私

先週日本では赤福事件のさなかであった。赤福って、あの、餡子と餅をヘラで食べるあれです。売れ残りを餡と餅に分けて、もう一回混ぜなおして売ってたりしたらしい。3年前に内部の人から大阪市に情報提供があったのに今までうやむやだったとか、いろいろ問題になっているようだが、

「腐った赤福で病気になった」

という人のニュースは全然出てこない。(もし実は病気になった人がいるようでしたら教えてください。)

で、私が思ったのは、「ほーら、有効期限過ぎたもの食べても大丈夫じゃない」。vindicateされたような気がしたのだよ。

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不二家の期限切れ牛乳利用問題

最近、不潔に強い人間になるという強い覚悟という以前書いたエントリーへのアクセスが多い。不二家が期限切れ牛乳を使っていたという不祥事に絡んで、磯崎さんが不二家と内部統制と「クジャク化」する社会というエントリーで取り上げていただいたからでしょう。それ以外にも何人かの方がリンクしてくださってます。(リンクしてくださったみなさーん、Trackbackもどうぞ~)

私の元のエントリーの内容はこんな出だし↓。

私の人生のメジャーなゴールは「冒険に満ちた自由な人生を送る」ことである。
このゴールをサポートするマイナーなゴールが
「不潔に強くなる」
ということだ。

ブログ界的には、「会社が倒産するのでは」というほど不二家が叩かれるのは、犯した罪に比べて罰が重すぎでは?という疑念もあるようなのに加え、そもそも日本人の清潔好きは行き過ぎてないか?という疑念を持つ人もいて、それで私のエントリーへの参照がされてる模様。

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フケツ道のその後

ちょっと前に、不潔に強い人間になるという強い覚悟というエントリーを書いた。

私の人生のメジャーなゴールは「冒険に満ちた自由な人生を送る」ことである。
このゴールをサポートするマイナーなゴールが
「不潔に強くなる」
ということだ。

という私のポリシーに関することだったのだが、その後の私のフケツ道精進のお話。

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