英語の小技

[インターネットで聞ける英語素材を利用したヒアリング練習サイトListen-ITを作りました。(2005年5月)]

カリフォルニアは農業が盛んなので、夏は野菜や果物が豊富に出回ります。昨日は、CostCoという倉庫みたいな店で、イチゴ2キロ(正確に言うと1.8キロ)、ブルーベリー1キロ買いました。さらに今日友達が、チェリーとスモモと杏とスイカとイチゴを持ってきてくれました。

ブルーベリーは、昨日一気に500グラム食べてしまいました。さすがに食べ出がありました。そういえば、高校生の頃、テレビを見ながらブルーベリーを一粒ずつ摘んで食べていて、CMになったので手元のブルーベリーをふと見たら、付け根のところから芋虫が。インドの蛇使いのツボから出てくる蛇よろしく、にょろにょろと極小のが出てきました。祖母に涙ながらに報告すると
「だから、桃と葡萄は暗いところで食べろっていうんだよ」
・・・どちらも甘いので虫がわく、見ない方が幸せ、ということらしいです。ブルーベリーは葡萄じゃないけど、まぁ真理はついているかも。私はかなり目が良かったので(2.0を凌駕していた)、レストラン等では様々な虫が出てくるのを何度も見ましたが、知らない方が幸せですね。某大学の学食のコロッケにゴキブリが張り付いていたこともありました。

もとい、聞く・話す英語の話は終わりとしまして、今後は英語に関連するあれこれ話を週末にアップします。

今日は、2001年にNHKのビジネス英会話の教材に書いた「英語のコワザ」というエッセーを転記します。「注」と書いてあるのは、現時点での追加です。英語はきちんと聞き取れて、きちんと話せるに越したことはないのですが、そうなるまでをどうやって生き延びるか、という「ワザ」編です。では。

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公立学校と貧富の差

5月17日は、「人種別学校は違法」という最高裁判決が出てからちょうど50周年記念日だった。National Publilc Radioでもたくさんの50周年記念特集番組が放送された。たまたま車を運転していたときに放送されたほんの一部しか聞いていないが、中々心に迫るものがあった。例えば判決直後に白人の学校に通うことにした黒人の女の子のボディガードを勤めた警察官のインタビュー。
「人種統合反対のデモの中を登校、一種触発で暴動になる危険な状態。絶対に誰の目も見ず、まっすぐ前を見て、小さな女の子の手をしっかり握って歩いた」
といった、生々しい話だった。

しかし、サンノゼの日系アメリカ人議員Mike Hondaは、San Jose Mercuryに寄せたAfter 50 years, still separateで「残念ながら、今でも完全に統合し切れていない (Five decades after this landmark decision, we still do not have truly integrated public schools.)」と。

そしてベイエリアの公立学校の「不公平」を追った今朝の朝刊の記事。毎日朝6時に起き、バスで90分かけて、貧しいEast Palo Altoから、超リッチなWoodsideの小学校に通う子供の話。
「学歴さえあれば、一発逆転社会階層を登ることができる」というアメリカンドリーム(本当は、階層を上がれる可能性が増すだけだが)の厳しい現実。

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話せる・聞ける英語の勉強法6

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もう少しで10年来の知人になる村山尚武さんが、Ask Naotakeなる、「こういう時英語でどういったらいいんでしょう」という質問に答えるblog(!)を始めた。(彼は苦労して英語を習得した私と違って帰国子女なんである。)

「勘違いしちゃった」
「お疲れ様」
など、日本語では普通の表現をどうやって英語にしたらいいでしょう、という質問に答えるという、まさにお疲れ様blog。

この二つの質問は「英作文の練習より聞く方に時間をかけるべき」と私が思う理由の良い例でもある。

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人生のPlan B

Technology ReviewのGoing with Plan B

Minerva BiotechnologiesのファウンダーでCEOのCynthia Bamdadはただいま51歳。36歳のときに、学歴無し、5児の母(さすがアメリカ人、子沢山)、アーティストだった彼女は突然離婚を余儀なくされ、養育費も慰謝料も何も無く放り出される。そこで「Plan B」ということで突如地元の大学に行き、そこからハーバードの大学院に進んでバイオのPh.Dを取り、学校での研究の中で生まれた発明をベンチャーにライセンス。そのベンチャー(と彼女の技術)はやがてMotorolaに買収される。そして現在、エンジェル投資家から350万ドル、政府の研究助成金を320万ドル集めて起業中。

ちなみに、離婚したとき、唯一手元に残ったのはフェラーリだったそうで、これを元手にその後の学費を捻出したそうだが、5人の子供&アーティスト&フェラーリという3つは全くしっくり来ない取り合わせ。一体全体それまでどんな生活をしていたのだろうか。

なお、Technology Reviewの記者に「いつかまたフェラーリに乗りたいですか」と聞かれたCEO氏は答えていわく
“Oh no, I’ve moved on from those days. And anyway, I drive a Porsche.”

人間、大胆に生きるというのはこういうことでしょうか。

Eats, Shoots & Leaves

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pandaただいまベストセラーのEats, Shoots & Leaves.  イギリスで人気が出て、アメリカにやってきた。「句読点」だけについて書かれた本。タイトルは、「句読点を間違えるととんでもないことになる」というジョークから取られている。

A panda walks into a cafe.   He orders a sandwitch, eats it, then draws a gun and fires two shots in the air.
"Why?" asks the confused waiter, as the panda makes towards the exit.  The panda produces a badly punctuated wildlife manufal and tosses it over his sholder.
"I’m a panda," he says, at the door.  "Look it up."
The waiter turns to the relevant entry and, sure enough, finds an explanation.
"Panda.  Large black-and-white bear-like mammal, native to China.  Eats, shoots and leaves."

Pandaの生態について
Eats shoots and leaves「新芽(shoots)と葉っぱ(leaves)を食べる(eats)」
と書くべきところを間違って
Eats, shoots and leaves 「食べ(eats)、撃ち(shoots)、出て行く(leaves)」
と書いてしまった動物図鑑のせいで、パンダがレストランで乱射事件を起こした、というもの。

, commma . period : colon ; semicolon – hyphen などについて、とことん知りたい人はどうぞお読みください。ただし、本書はイギリスで書かれているので、アメリカの用法とは少々違うこともあります(大筋はあっています)。英語のネイティブスピーカーにとっては所有格のitsとit is の短縮形のit’sの違いは難しいらしく、そのあたりから始まります。しかし、これが二カ国でベストセラーになった背景には、英語ネイティブスピーカーの多くが、「う、句読点ってどう使うかよくわからない。」と常日頃やましく思っていたという事実があるのでは。楽しく読みながら正しい用法がわかるなら是非読んでみたい、ということではないかと。

優れもののラジオ番組、Fresh Airで筆者Lynne Trussのインタビューも聞けます。(リンク先の左側からArchived Showsを選んで、次のページの右端のFind Guestの欄でlynne trussと入れると出てきます。)

US Amazon: Eats, Shoots & Leaves
日本Amazon: Eats, Shoots & Leaves

Santana Row

santana_row昨日の夜、ただいまベイエリア出張中のblogの神様、平田君とご飯を食べた。
「He’s called czar or emperor of blog in Japan.」
とダンナに紹介していたら、
「いえ、神です」
とニコニコしながら言われた。ははー。

本当はSan Joseの新名所、Santana Rowにお連れしようと思っていたが、Santana Rowのレストランにあちこち電話したところ、どこも「9時まで予約は一杯」というつれない返事だったので、あきらめてさびれたLos Altosダウンタウンに行った。Santana Rowは、写真のような人造商店街に、アパレルやらレストランやらがたくさん詰まっている。2階より上は高級アパート。もともとあまり魅力の無かったSan Joseダウンタウンを凌駕する人気で賑わっており、ダウンタウンの嫉妬を買っている。(ダウンタウン商店街とSantana Row運営者の確執などが時々新聞ざたに。)

でもよく考えたら、日本から来てわざわざ行くほどのものではありませんでした。(ハウステンボス+青山)÷代官山という感じでしょうか。(写真はSantana Rowの片隅から撮ったもの)

話せる・聞ける英語の勉強法5

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「文法は二の次」という話を何度も書いた。大体の基礎を抑えたら、後は細部を完璧にするよりも、たくさん読む。たくさん読んでいるうちに正確になる。(これは日本語も一緒ですが)もちろん、良質のものをたくさん聞けば耳からも「正しい文法」が入ってくる。

で、ある程度読める・聞けるようになったところで、もう一度振り返って「正しい文法」を抑える、というのがお勧めなのだが、その「正しい文法の抑え方」によい本がThe Elements of Style。

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土はどこからやってくるのか

compost_bin最近土を作っている。
「え、土って、最初から土なんじゃないの」
と思ったあなた。あなたはワタシと同じレベルです。「火・風・水・土が地上の4元素」と宣言した偉大なアリストテレスとも同じレベルかも。ということは、あなたもワタシも偉大なのかも。

もとい。

縦横60センチ、高さ1メートルくらいの、プラスチック容器(写真参照)を庭の隅に設置、そこに茶色のものと緑のものを同じくらい入れ、しばらくたつと土(腐葉土)になるらしい。
–茶色とは:枯れた葉っぱ、小枝
–緑とは:生きている葉っぱ、野菜・果物系の生ゴミ(肉類、調理済みものものはダメ)、コーヒーかす・お茶っ葉
こういうものを10センチくらいずつ交互に積んで、時々エイヤっと全体をかき混ぜ、ホースで水をかけて常に湿った状態にしておくと早く土になると説明書に書いてあった。(単に積み重ねて放置しても、いつかは土になる)

が、結構大変。なぜなら「緑のもの」が不足しているので。生ゴミなんてそんなにないし。枯れた葉っぱは無限にあって、その辺をサササと掃けばあっという間に1立方メートル分くらいかき集められるのだが。しかし、「茶色と緑色が同量」というのが重要らしい。仕方ないので、ビシビシとまだ生きている庭の草木を剪定、土の元として容器に投入。

ガーデニングのために土を作っているのか、土を作るためにガーデニングしているのか。なんだか本末転倒だが、健全な精神は健全な肉体に宿る。健全な草木は健全な土に育つ。当地は乾燥しているので、土が痩せがち。腐葉土のような栄養分豊富なものを与えないと、弱弱しいものしか育たない。

上記のような方法でおとなしく腐葉土を作る以外に、ミミズをわざわざ買ってきて容器に入れ、そこに生ゴミを入れて、超栄養価の高い土を作ってもらう、という方法もある。そのための「ミミズの通販」もある。シュルシュルと生きたミミズが入った小さな容器が郵便屋さんに届けられるのを想像するとかなりシュール。そういえば、「てんとうむし」も店で売っている。アブラムシなどの害虫を食べてくれるので、庭に放つのです。

腐葉土以外で土を肥やすものとしては、馬糞なんかも売っている。糞つながりでは、サーカスが来ると象の糞をもらうために近所の人が巨大なポリ容器を持って列をなすと聞いたこともある。もちろんガーデニング用。

アメリカの普通の家というのは、日本の感覚で言うとやたらに敷地が広いので、ガーデニングもダイナミックにやらないと、どんどんエントロピーが増して、ただの荒れ野になってしまう。そしてよい庭の基本は「土」。そう信じて、手段と目的が転倒したような「土作りのためのガーデニング」に、とりあえず週末はいそしむ今日この頃でした。
flowers

謝らない人たち

driving2スピード違反で捕まった。高速道路の280を気持ちよくすいすい85マイルくらいで走っていたら、後ろから白バイに止められた。セスナ機で上からスピードをはかり、白バイに連絡を出し、それで捕まえるという仕組みになっていた。めったにないのだが。

で、罰金の通知が来たので、
「さて、これで罰金を払って、トラフィックスクールに行けば点もなくなる」
と思って通知を見た。(日本同様、違反を犯すと点がたまる。しかし、一回ごとにトラフィックスクールを受講すると、帳消しになる。)すると、You are not eligible for traffic schoolと書いてある。

なんですと!

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話せる・聞ける英語の勉強法4

[インターネットで聞ける英語素材を利用したヒアリング練習サイトListen-ITを作りました。このblogの英語関係エントリーもそちらにまとめてあります(2005年5月)]
昨日(土曜)少林サッカーを映画館に見に行った帰り道(夜中)、いきなり高速道路の真ん中にコンクリートの破片がゴロゴロ落ちていて、その中の20センチくらいのカタマリに右前輪が乗り上げて(っていうか時速120キロで激突して)パンクしてしまいました。ので、今日はタイヤ交換に追われていました。よく「落石注意」という標識が山の中にあるのをみて「どうやって注意するんだよ」と悪態をついていましたが、やはり突然目の前に石ころが出てきてもどうしようもないことが確認されました。はい。

さて、英語です。話せる・聞ける英語の勉強法3へのコメントで、「聞くのは大体わかるので、文法をもっと勉強したい」というchiihoさんのコメントがありました。

chiihoさんは、

1)「読み・書き」が「聞く」よりも苦手
2)「聞いて判るものは読んでも判る」、「読んで判らないものでも聞けば判る」となり、「聞いて判るものでも読んで必ずしも判るとは限らない」

「是非そうなりたい」と切望する人、たくさんいると思います。

chiihoさんの練習方法は、「自分の興味のある分野のヒアリング素材を、短くてもいいから丸暗記するくらい繰り返してshadowingする」ということ。正しい練習法なんですねぇ、やっぱり。。。

なお、shadowingについては「これだけやれば英語はOK」と言っている訳ではなく、「読んでわかる文章だったら、聞いてもわかるレベルに持ち込む。かつそれを話せるようになる」というためのもので、「読んでわからない文章がたくさん」という場合は、読むほうも別途鍛錬が肝要です。
(とはいうものの、chiihoさんのように、「読む」を「聞く」が凌駕するところまでいけるようですが、やはり習得できる語彙は「読む」が「聞く」より圧倒的に多いので)

というわけで、今回は「発音」です。

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