季節外れなのだが、当地に夏大量に存在するもの、それはYellow Jacket。和名スズメバチ。といっても、日本のスズメバチほど恐ろしいものではなく、普通のミツバチよりちょっと大きいくらいなのだが、肉食なので外でBBQなどするとブンブンたかってくる。
当地のスズメバチは土の中に住んでいる。といっても蜂が穴を掘るわけではなく、ネズミなどの巣穴で空になっているものなどに春先にやってきて住み着くらしい。(軒下などで白っぽい巣を作るのはWaspという種類。)
そして、スズメバチを巣ごと退治する専門の人を呼べば、丸ごと退治してくれるのだが、世の中には「Yellow Jacket退治スプレー」というのが売っていて、これを夜巣の入り口から思い切りスプレーすれば壊滅させられるらしい。なぜ夜かというと、蜂が全部巣に戻っていて、かつ動きが鈍っているから。
ということで、やってみました。
今年の春先に発見された巣穴はこんな感じで斜面の土どめ(?)の木材壁の排水口の中。(写真の「グレーのテープと透明プラスチックの何か」は後述するので今は忘れてください。)
そしてこれが蜂退治スプレー。
効きそうじゃないですか。
夜の闇の中、そっと夜近寄って入り口から缶の半分くらいスプレー。
ところが・・・・・
次の日もブンブン蜂が飛んでいる。
諦めずもう一回夜そっと近寄ってスプレー。
しかし、その次の日もブンブン蜂が飛んでいる。
また夜になって、そっと近づき、懐中電灯で穴の中の方を覗いてみると、巣穴は上に向かっている。見えている出口のところが巣穴の中で一番低いので、スプレーしても巣全体に行き渡らないのが敗因なようだ。
夜な夜な検索してみると
「巣穴を塞ぐと、もっと家に近いところ別の出口を作る可能性があるのでしてはいけない」
と書いてある。しかし、この巣穴と家の間には土の部分がないのできっと大丈夫、と自主判断し、翌日、お菓子のパッケージに入っていた透明のプラスチックをダクトテープで巣の出口を塞いでみた。
これが一旦ドアのように開いてしまったのが上の写真である。もしかして中から蜂がグイグイ開けたのか?
恐ろしい。
そこで再度ダクトテープでがっちり止めてみる。
昼間みると、多くの蜂が透明の窓の内側に張り付いている。どうも、透明な窓状になっているせいで、そこから外に出ようとしているようだ。
このまま1週間ほど放置してみてもう一回プラの窓の中をみてみたら、恐ろしく凄惨な光景が展開しているではないか。
(グロ注意)。
この土留め壁は東向きで朝日が強烈に差し込む。プラ窓の外からやってくる光につられて、大量の蜂が後から後から外に出ようと押しかけた結果、先人隊が圧死して「蜂の押し寿司」状態になってしまったようだ。
アーメン。
これで蜂と私の戦いは終わった。
・・・・と思いきや、昼間にブンブン飛んでいる蜂の数はほとんど変わらないではないか。
以降、蜂退治案件は延々続くのだが、残りはいつか改めて。
予告編的に言うと、やがてこんな感じの「対蜂防御ウェア」に身を固めて、夜な夜な庭に繰り出すことになったのである。
(昔一瞬サイクリングをしようとして買ったサイクリンググローブ、防水ジャケット、アイロン用のメッシュという出で立ち)。
続く。
ともかくハチをいじめないで
バスケの八村も活躍している
ハチモト徹は、サボっている
萩生だは文科省で苦労してる
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もう事件は解決しちゃってるっぽいですが、その手袋(表面がザラザラしていて、蜂がとまれてしまう→刺される!)はデンジャラスですよ。ジャケット同様ツルツルのものでないと。
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