先週末は、近くのAntiochian Orthodox Church(アンティオック正教会)がお祭りであった。歩いてトコトコ行って来ました。3年前に一回行ったことがあって、今回は二回目。写真はこってり甘いデザートとトルココーヒーを売る信者の方。
この人と、そのだんなさんと話したところによると、
- アンティオック料理はギリシャ料理に似ているが、ギリシャ料理よりずっと繊細だ。(同じにしないでくれ、という風情が、その口調からはありありでございました。)
- アンティオックはトルコとシリアの国境付近にある。今はシリアの一部。もともとはトルコだったが、第一次世界大戦後の取り合いで、シリアになってしまった。
二番目の点については、こちらのサイトによると、さらに1939年にシリアからトルコに移管、とあるが。語ってくれたオジサンいわく、
「・・・なんちゃって、行きつけの歯医者がそう言ってただけで、俺はよく知らないんだけどね」
とのことだったので、不明です。歴史的に、セルジュクトルコ、オスマン帝国、エジプトなど、いろんな国に攻め込まれては併合されてきた土地のようで、国家的アイデンティティはいい加減なのかもしれないなぁ。。。だからこそ、「アンティオック正教会」なるものがあるのかも。シリア正教でも、トルコ正教でもないところがポイントか、と。。よく知らないんですけどね。
いずれにせよ、日本みたいに、昔からずっと日本、っていうのって幸せなことなんですね。
ウィキペディアによれば、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%A2
ここのことですね。
キリスト教的には由緒正しい地名ですね。
いいねいいね
そういえば、ローカルの天気予報を見るたびにアンティオックという地名が目に付きます。
ずっとヴィム・ヴェンダースの『パリ、テキサス』(未見なんですが)の「パリ」は「パリといえばフランスに決まっているし、架空の町のことに違いないと思っていましたが、米国に住み始めて実際に米国に「パリ」という町が、しかもあちこちにあるということを知って驚きました。
パリだけじゃなくてレバノンもあるし(それもやはりあちこちに)。アンティオックもいろんなところにありそうですね。
どうして町の名前をパリやレバノンやアンティオックにちなんでつけることにしたのか、その由来が気になります。
「その国や地域からの移民が多かったから」という理由じゃなさそうなので余計に気になるんですよね。
いいねいいね
Chikaさん、はじめましてJiroです。
アンティオックのように、その地域が時代によって今の国でなかった地域がほとんどなんでしょうね。そういう意味では、アンティオックより、日本の特異さが目立ちますね。それが幸せかどうかは人それぞれだと思いますが、そんな国に1億人以上の人が住まっているというのは、ひょっとしたら世界にとっては脅威かも!?
いいねいいね