おとといは、BlogやらYouTubeを組み合わせたCM2.0とでもいうべき、Where the Hell is Matt?をご紹介しましたが、今日はWeb2.0型プレスリリースのテンプレート。BusinessWeekの記事で発見。ボストンにある中規模の広告代理店SHIFTが発表したテンプレート。テンプレートそのものよりも、「テンプレートを作りました」というSHIFT社のプレスリリースの方がわかりやすい。
アメリカのプレスリリースは三人称で、そのまま丸ごとコピーして記事にできるような形態で書くのだが、SHIFT社のテンプレートはこんな感じ。
- マルチメディア対応。会社のロゴや、主要人物の写真、関連資料などがダウンロードできる
- 見た人がdel.icio.usに登録できるボタン付き
- 完成したプレスリリースを、ワンクリックでプレスリリースサイト、DIGGにアップロード可能
- 関連するキーワードを列記、それぞれをクリックすると該当するTechnoratiのページへリンク
・・って、まぁ考えれば誰でもできることのオンパレード。だからどうした、という感じも無いではないが、確かにこういうプレスリリースの方が見やすいし面白いですね。
SHIFTは、「テンプレートはコピーライトなし。誰でも使ってください」ということです。
ちなみにDIGGは「ユーザー参加型プレスリリースサイト」。誰でもプレスリリースを送付できる。見た人がCOOL、と思えば「DIGG」ボタンをクリック、DIGG数があがるとトップページに出てくる、というもの。
DIGGも含め、del.icio.usやTechnorati、どれひとつとっても、コンセプトだけ聞くと
「だから?」
という感じはするのだが、大勢が使うとパワーが出る。しかも異なるサービスを連携させるとさらにパワーが出る、というまさにWeb2.0的サービス群でございます。
SHIFTのテンプレート、今日からでも適当にアレンジして使えそうですね。コンシューマ・エレクトロニクス製品とかゲームソフトなんか、こういう発表の仕方をすると結構効くと思いますです。
プレスリリース2.0?
渡辺千賀さんの「On Off and Beyond」からのトラックバック。 SHIFT社が考案した“SOCIAL MEDIA PRESS RELEASE”。 企業ロゴや写真素材・人物プロフィール資料・動画のダウンロード といった既存のプレスリリースにインタラクティブな要素を付加したのに加えて、 del.icio.u…..
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