クリスマス(でない)パーティー

今月はパーティーの月。いろんな会社やら組織やらがパーティーを開催。特にベンチャーキャピタルは、極めて気合を入れたパーティーをする。招待状も数枚組みだったり、何ページもある冊子状になっていたり。開催場所も、美術館を貸切にしたりとか。

が、いずれも「クリスマスパーティー」とは言わない。そう呼んでしまうと、キリスト教徒以外の人が来られないから。

私は日本でカトリックの中学に通っていたのだが、一学年上にはとある割と大きいお寺の住職の娘がいた。さすがに学校のミサ(全員参加)で聖体拝領はしてなかったと思うが。そういう、宗教に大雑把な日本から来た私から見ると、アメリカ人は本当に信心深い。(Economistいわく、ヨーロッパ人から見ても、アメリカはとっても信心深いんだそう。詳しくはSurvey of America2参照)信心深いのはキリスト教徒だけでなく、ユダヤ・イスラムの人たちもそう。だから、彼らは異教の記念日、クリスマスは祝わないのデス。

しかし、その代わりに別のお祝い事がある。例えば・・・・

ユダヤのお祝い=Hanukkah (How Hanukkah worksを参照あれ)

8日間続く。9本に枝分かれした燭台にろうそくを灯す。こういうのを見かけたら、それはHanukkah用です。

子供たちは8日間毎日プレゼントをもらえる。スバラシそうだが、とあるユダヤ人いわく、
「クリスマスのプレゼントみたいに豪華じゃなく、ショボイもんをチョロチョロもらうのでつまんない」
とのことですが、サンプル数1だから実態は不明。

なお、
A) クリスマスの日はレストランからスーパーマーケットから、店という店が軒並みお休みになってしまい、結構困る。が、中華料理屋は開いている。
B) ユダヤ人は、stand-up comedyが好きである。(ステージの上で、コメディアンが一人でエンエンと漫談するヤツ)
C) ユダヤ人は中華料理屋が好きである。(安いから、という説が有力)

A+B+C=「クリスマスの日に、中華料理屋でユダヤ人コメディアンのステージ付きディナー」というイベントあり。ターゲットはクリスマスの日に暇にしているユダヤ人。田舎町のMountain Viewでもあります。少なくとも去年はありました。

***

確か、イスラム教徒も12月にプレゼントをあげる別のお祭りごとがあったはず。みんなが同じような時期にお祭りをするのは怪しいが、この3つの宗教は根元が一緒だから、まぁそういうこともあろう。

というわけで、相手の宗教がわからない場合、クリスマスカードを送るのは危険。「Season’s Greetings」などと抽象的な時候の挨拶が書いてあるものが無難です。

***
ただ、やはり、一番華やかのはクリスマスで、子供に
「クリスマスツリーが欲しい」
とせがまれて、クリスマス風飾り付けをする非キリスト教徒の家庭もあるようだ。そういう家族の一例として、とあるベイエリア在住ヒンズー教徒の家族の話が新聞に載っていたが、いわく
「ヒンズー教は多神教だから、神様はたくさんいる。イエス様もそのうちの一つ、と思えば別にどうということはない」
うん、その気持ちはよくわかります。私も八百万(やおろず)の神の国の人間だから、なんとも思わないのでありましょうか。多神教はおおらかですね。

クリスマス(でない)パーティー」への5件のフィードバック

  1. 多神教はおおらかだね。おじいさんは金光教なのだが、その教会では、どうどうとクリスマスパーティーを催(もよお)していた。もちろん、飾り付けたツリーもあり。

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  2. なんか、神戸大学長懸賞論文募集の発表を見つけました。
    テーマは「神戸大学とともにある私の未来」だそうです。賞金に目がくらんで応募しようと思います。そこで、お尋ねしたいんですが、日本の大学に対して、不満や提言とかありますか。参考にさせてくださーい。/(。。)\

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  3. chikaさん、こんにちは。
    大変参考になりました。
    ユダヤ教方面だけ知り合いがいなかったのですよ。
    日本が好きな人の場合、日本の年賀状に適当に近所の面白いものや綺麗な写真、絵を印刷して、筆でなんか書いたりして。で、郵便局員が混乱するので、封筒に入れ”Season’s Greetings”で送ると喜ばれる気がします。日本のお菓子も喜ばれますけどね。冬ならチョコも解けないかも(国による)。
    毎年カードをやりとりしているシングルマザーが写真を送ってくれるのですが、娘さんが大きくなってゆくのが分かります。今年から連名にしました。
    どうもありがとうございました。これから調べときます。

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  4. ぶらぶら-san,
    金光教、いけてます。クリスマスパーティー、すごい。
    日本の大学は、入試プロセスを改善するといいかも。アメリカの大学のadmission officeが生徒選抜にかけるヒト・モノ・カネはすごいです。
    Hiroko-Y-san,
    マメなんですねー、すばらしい・・年賀状(もクリスマスカードも)最後に書いてからウン年の歳月がたってしまいました。

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