NPOのJTPAでセミナーを行った。富士ゼロックスからEFIという上場企業に転職、数段階の昇進を経てVP of Engineeringを勤める方や、ゲームのスクエアでのFinal Fantasy開発を行った後、Electronics ArtsのVP of Technologyとなった方など、4名のパネリストの方をお呼びした。
内容については改めてJTPAのサイトにアップする予定なので、シリコンバレー企業のVPなどの職位について。
Cがつく人は偉いのは誰でもわかると思う。CEO,CFO,COOなど。その次はVP。部門ごとのヘッドがVP。VP of Engineering, VP of Marketingなどなど。その次がDirector、次が平Manager。中間にSeniorとつく人が入ることもある。Senior VPなど。エンジニアについては、Staff Engineerとかいろいろなタイトルがあることもあるが、最後はやっぱりVP of Engineeringにたどり着く。
当地のテクノロジー系の企業だと、これはどこの会社に行ってもほぼ一緒。みんなバシバシと転職するが、それでも、同じ分野の仕事についてManager→Director→VPという道を歩むのが普通(少なくともそうありたいとみな努力する)であり、それには、どこの会社に行っても職位名が一緒というのは役に立っている。
工業製品はスタンダード化が進むとコモディティ化して競合が激しくなるが、人間の世界も一緒。職位のスタンダード化が進むと人材の流動が激しくなるのである。(逆もまた真なり、ではありますが)工業製品ではコモディティ化が進んだ結果の競合激化の末には、規模の利益を追求して製造単価を下げられたプレーヤーの寡占になることが多いが、人間の世界だと、一人の人は基本的には一社にしか勤められないので、競合が激しいまま、という違いはあるだろうか。
ちなみに金融業界はタイトルのインフレが激しい。VPといってもかなりジュニアですね。
やや、私の元ボスですな…
ちなみに日本語ではスクウェアと書きます。
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おっと、失礼しました。スクウェア。
そうですか、shiroさんがハワイにお住まいなのはスクウェアだったからですか・・・。なるほどなるほど。
昨日パネリストをお願いした橋本さんは「ベイエリアは寒い!」と開口一声言ってらっしゃいました。
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