ねずみ講のお誘い手紙がやってきた。Eメールじゃなくって、本物のsnail mailで、である。その手紙に名前が載っている6人の人に1ドルずつ郵送する。さらに、6人のうち1番上の人の名前を消して、その代わり一番下に自分の名前を付け加えて、その手紙を200人の人に出す。すると200人のうち15人が同じことをするとして、3ヶ月で80万ドル、約1億円儲かる、というものだ。
200人分のあて先は、”Opportunity Seekers”という会社に32ドルの小切手を送るとメーリングラベルに印刷したものが郵送されることになっている。ご丁寧にコスト詳細が載っていて、それによればコピー代、切手代などあわせて計137ドルだそうだ。その中で最も高いのが切手代で74ドル。次が200人のあて先リスト。うーむ、これはOpportunity Seekersの陰謀か、はたまた郵便局の陰謀か。
それにしても、200人分のあて先が簡単に買えちゃうところがアメリカっぽい。(最近は日本のもこういう仕組みになっているのかもしれないけど・・・)アメリカはダイレクトメール天国だ。今はどうか知らないけど、公的機関である運転免許運営母体のDMVですら、免許証の情報を転売していた。住所、生年月日、目の色、髪の色、体重、身長、という内容のため、洋服のカタログ販売なんかにも使えるのだ。(太っている人専用の洋服、とか・・・)。
しかし、このねずみ講のレターが来たということは、私の住所・名前はこのOpportunity Seekersに握られてしまっているということだ。これから続々と同じ郵便が来続けるのだろうか。。。。aaaahhhhrrrgggg
アメリカ在住時はあれほどたくさん来ていた DM が、日本に帰ると、かなり少ないですね。日本ではむしろ、新聞チラシへの折込みとか、郵便ポストに直接投げ込んで行く様なものが多いです。
新宿や秋葉原でおそらく普通の人の数倍は PC や e-Gadget 類も買っているのに、そのジャンルの DM も殆ど来ないし。
体型の大きい人間用(太っている、とは自分では言わない(笑))の洋服のカタログなんか、僕はウェルカムだけど、来ないなあ。
DM 後進国の日本、まだまだ Marketing ビジネス進展のチャンスあり、でしょう。
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日本は「DM後進国」というより、「マーケティングというコンセプトそのものが存在しない国」と言ったほうがいいかも。
とはいえ、日本ほど人口集積度が高いと、個々人の志向を把握するより、地域単位で区切ってターゲットとしたほうが費用対効果が高い可能性はありますね。それに、アメリカ型だと、いつも「住所・電話番号・Eメールアドレスを把握されるのでは・・」と注意する必要があって結構疲れるものがあります。。。
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後日談です。最初のBlogを書いてから一ヶ月以上たちますが、それ以降このねずみ講のレターはひとつも来ない。ということは、逆に言えば結構まともなあて先リストで、みんなまじめにねずみ講を運営しているのということなんでしょうか。(一人の人に100通も手紙が届いてしまったら、「ねずみ講」になりませんから・・・)
時々、こういう「まともでないこと」を一生懸命している人たちの話に触れると、妙に感動してしまう。川端の「雪国」は、「全てが徒労」という感傷が繰り返されて心にしみるんだけど、それと似た感じかな。
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