結婚式

band.JPG日曜日は知り合いのJimの結婚式だった。Palo Altoのアウトドアレストラン、Cafe Riaceにて。左のように音楽演奏つき。このレストランは変なところで、雨の降らない夏場は100人はゆったり座れる中庭で営業。冬場はテーブルが4-5個しか入らない小さな室内営業という、なんだか海の家のような営業形態。で、私のオフィスから徒歩10分弱。先週Jimとランチをすることになっていたので、私の方から
「Cafe Riaceにする?」
と提案したら、Jimはスタンフォードの大学病院から自転車でやってきた。(Jimはお医者さん兼教授なのだ)で、話していたらJimが、
「実はここで今週の日曜日結婚式なんだ」
ということでびっくり。

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St. Patrick’s Day

今日はアイルランド人のお祭り、St. Patrick’s Dayであった。「緑色」が基調カラーの祭りなので、いろいろな店で、緑のものを売っている。緑のグリーティングカード、緑のアイシングのクッキーなどなど。

しかし、St. Patrick’s Dayってなんだ?あまりにメジャーなので、なんだかいまさら聞きにくい。

そういうときに、お役立ちなのがHow Stuff Works。オートマの車がどうやって駆動しているか?半導体って何?LCDが働く仕組みは?といった技術系質問に加え、今回のようにSt. Patrick’s Dayって何といった質問にも懇切丁寧に答えてくれる。しかも、詳しい。

それによれば、St. Patrickさんはこんな人だったらしい。

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JTPAツアー

先週後半は、JTPAで「シリコンバレー見学ツアー」みたいなものを行い、日本から学生の方を中心に20名ほどが参加した。「キャリアのショーケース」として、シリコンバレーで働くいろいろな人、シリコンバレーの会社、などなどを見てもらう、という目的の企画であった。概要は梅田さんのBlogをご覧下さい。私は梅田・村山両氏と「年取ってから後悔しない人生デザイン」などというタイトルのパネルディスカッションをしたのだが、私たち全員「年取って」というほど年取っていないことを当日はっと思い至るという、なんだかいい加減なオハナシであった。

一応、私からの「とりあえず中年まで後悔しない人生デザイン」のメッセージはこんな感じでした。

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アリ: Ants at Work

社会復帰して今日こそ普通の技術系blogを書こうと思ったら、マドリッドのテロでまたクラーイ気持ちに。Lord of the Rings-Two Towersの最後のほうで、王様が負け戦の絶望のさなかに
「What can men do to such a reckless hate」
と呟くシーンがあるが、戦争とかテロといった無差別な殺戮というのは本当にそういう感じだ。

新聞でニュースを読んでいたら、スペインのいろいろな都市で、街角でろうそくを皆で灯して追悼する、というのが載っていた。この「ろうそく追悼」を「vigil」と呼ぶ。9-11の後も世界各地で行われた。vigilの意味は、
1. a period of sleeplessness
2. a devotional watch (especially on the eve of a religious festival)
3. a purposeful surveillance to guard or observe
で、「ろうそく追悼」は2番なのだろうが、1や3もちょっと入っていて、「個人を超えた大きな悲しみがあったときに、大勢で目を凝らし、夜を徹して祈りをささげる」という感じ。同じ電車テロだったサリン事件の後、日本には、「vigil」のように大勢で共に悲しみを分かち合う術がなかったことを思った。

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もとい、もとい、もとい!!気を取り直して「アリ」話、書きます。以前書いた自動的専業分業アリ社会で触れたDeborah Gordon教授の本、Ants At Workの感想文。ポイントは、「仕事を愛するということについて」です。

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赤裸々な日本とオタク

今日から社会復帰してOnエントリーを書こうと思ったけれど、時間×気力の積が閾値を超えないので(つまり、疲れているというコトです)もう一回日本で思ったことの思い出しエントリーをさらっと。

日本でいろいろな雑誌に目を通して思ったのが、みんな赤裸々な筆致になったということ。「バカはバカ、貧乏は貧乏、負け犬は負け犬、しかもそれは報われず・損なこと」みたいな、「いやそこまで言わなくとも・・・」という感じの文章がメインストリーム系雑誌のあちこちに。帰りがけに成田のラウンジでみた日経ビジネスも「ダメ社員は、入った瞬間にもうダメ」という「社員の寿命は15年」という特集だったし。

一方で、最近芥川賞を取って話題だった「蹴りたい背中」はオタク恋愛小説。

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最後の友達は家族

日本で、とある雑誌編集者の方に真剣にこう聞かれた。
「日本では、会社の同僚=遊び友達、という構図が崩れつつあって、これから先『一体誰と遊ぶんだ』ということが問題になりつつある。アメリカ人は一体誰と遊んでるのか。」
また、オフ会に参加してくれたとある方いわく、
「blogに『ダンナ』がよく登場するが、のろけてるのか、と思ったり。」
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アメリカでは、人々は家族と遊ぶのだ。私のblogに『ダンナ』がよく登場するのは、それしか親しい友達がいないから。殆ど朝・晩食事は一緒だし。(おのおの新聞や雑誌を読みながら、だが。)

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(アメリカの)狂牛病と(日本の)鳥インフルエンザ

さて、日本にいる間大騒ぎになっていたのが「鳥インフルエンザ」。日本のとある養鶏農家が、飼っている鳥がどんどん死んでいくのに、通報する代わりに出荷を早めていた。それが密告電話でばれて大問題に。

一方、アメリカでは第一号狂牛病牛が発見され、その牛があちこちで売られたことが判明、日本では輸入牛肉の仕入れを絶たれた吉野家の企業存続問題にまでなっているのだが、アメリカ国内ではこれは驚くほど話題になっていない。

「アメリカのリスク管理がしっかりしているから」「アメリカの対応がよいから」など、お決まりのコメントが浮かびそうだが、どうも全く違うようだ。

アメリカの食肉用牛は、0.1%しか狂牛病の検査をされておらず(日本では全頭検査)、牛のえさの流通経路もよくわかっていなかった、というお粗末さ。

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日本の「負け犬」と性格の悪い女

日本出張に行ってきました。当blogのオフ会もしました。参加頂いた皆さんありがとうございました。オフ会につきましては、お知らせエントリーのコメントやトラックバックでいろいろ書いていただきましたのでご興味のある方はそちらをご覧下さい。

ホンの数日という短期間だった去年9月の出張を除くと、ほぼ一年ぶりの日本・・・ということで、目に付いた変化や流行が結構ありまして、日本という国は刻々と変化してるんだなぁと。例えば、「30代以上・子無し・未婚」を「負け犬」と称する本がはやっている様子。一方、80年代後半バブル期にそこらじゅうにいた「性格の悪い(かつ派手目な)女」が姿を消した模様。

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盲人用カメラ-続き

昨日のエントリーの「盲人用画像音変換カメラを利用した女性がなぜか奥行き知覚を得られるようになった」という点に関して関して、shiroさんからのコメントと、功徳日記blogさんのトラックバック双方で「両眼視以外の遠近があるはず」とのこと。おっしゃる通りです。エッシャーの騙し絵的、ダビンチの遠近法的な奥行き知覚というのがありますね。(詳しくは功徳小屋の説明をご覧下さい)

ちなみに、功徳日記でコメントされている「映像情報を直接脳に伝達するチップを眼底に埋め込んで、盲目の人でもモノが見えるようにしよう」という画期的恐怖的技術ですが、実際に開発が進んでいます。

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盲人用カメラ

IEEE SpectrumのSight for Sore Earsは小型カメラを使う盲人用視覚ガイドを開発したオランダの会社の話し。64×64ピクセルの白黒画像データを音に変換する。今のところはこんなヘルメット型だが、これを携帯電話のカメラや、メガネにつけた超小型カメラなどにしたい、とのこと。

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