夢と錯乱2

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先週末、近くの大学の医学部で先生をしている男性から、子供が生まれたというお知らせのメールが来ました。デジタル写真アルバムへのリンクつきだったので、クリックしたら、いきなり一枚目は「血みどろの胎盤の前にへその緒つきで横たわる血まみれの赤ちゃんの写真」でした。これだからお医者さんはあなどれません。これで、わたしの悪夢に出てくる映像レパートリーが一つ増えました。

というわけで、夢と錯乱の後編です。

Dreaming as Delirium: How the Brain Goes Out of Its Mindは、Harvard Medical School教授のAllan Hobsonが、夢がどういう脳のメカニズムで起こるかについての自説を展開した本です。

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夢と錯乱

book coverDreaming as Delirium: How the Brain Goes Out of Its Mind
Harvard Medical School教授のAllan Hobsonが夢の脳神経学的解明を図った本。「夢と精神錯乱は紙一重」という話。面白かったです。

なぜこんな本を読んだかというと、私は夢にとても興味を持っているので。変な夢をたくさん見るからだ。

夢が不思議だと思った最初の記憶は、幼稚園のときのことである。

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英語セミナー

7月から更新スピードが落ちていますが、8月は完璧に夏休みモードとします。夏休みモードとは、お気楽なエントリーand/orまばらな更新です。バックグランドも夏休み色に変えました。

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さて、昨日はJTPAで「英語セミナー」を開催した。講師は、14年間英語レッスン一筋、という先生で、1995年までベルリッツで教え、その後は個人教授で主に日本人を教え、500人の日本人の生徒を持ったという人。もとは、分子生物学と生化学の専攻だった、とのことで、英語へのアプローチも科学的でありました。

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人間はサルの病気?

イスラエルはテルアビブ近くのサファリパークで、サルが直立歩行を始めた、というニュース。おなかにくる風邪のひどいのをひき、死線をさまよった後、元気に復活したが、なぜかその後まっすぐ立ってしか歩かなくなったそうです。スタスタ感のある写真が笑えます。

「病気で脳に障害が出たのではないか」とのこと。ということは、病気のサルが人間の起源?

(とは言いましても、人間が現存のサルから進化したわけじゃないんですが、もちろん。。。。)

移民と結婚

wedding先々週はインド人の知人の結婚式に行ってきた。インド風の催しで、結婚式そのものが2時間、披露宴が6時間という長大なもの。しかも待ち時間のカクテルアワーもある。トータル7時間で失礼してきたが、なかなかエネルギッシュでした。

新郎氏はうちのダンナの会社のfounder/CEO。もともとSunでコンパイラの開発をしていたという人である。今のベンチャーは起業二つ目。新婦はOracleで働いている・・・のだが、写真の通りお姫様のようである。彼女に会うと、インド映画で踊って歌うヒロインの女優(複数。でも全員同じ顔に見えます。)をいつも思い出す。新郎氏はアメリカ生まれ、新婦はインド産まれのアメリカ育ちだ。

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豪邸に住むためにどこまでするか

昨日まで3連休。日曜の7月4日(July Fourth)はアメリカ独立記念日であった。庶民的には、BBQをして花火を見る日だ。ダンナの会社の人の家に招かれたので行ってきた。高級住宅地の町の一部ではあるが、人里離れた山の中に、21エーカー(84,000㎡、このサイトによると東京ドーム1.8個分)の土地を買って、8年がかりで建てられた家である。やっと完成したので、お披露目をかねてJuly Fourth Partyとあいなったのだ。

この家というのが
1)ふもとから山を切り崩しつつ道路を引き
2)水道もガスも電気も下水も全て自前で設置
というもの。詳しくは設計図から工事中の写真や開発の経緯を追ったサイトをご覧ください。

パーティ参加者は、ふもとに車を置いて、家まではシャトルで送り迎え、というセッティングになっていた。帰りのシャトルで乗り合わせた参加家族の子供が
「どうしてこの家のドライブウェーはこんなに長いの?」
と聞いていたが、確かに車で5分以上かかりました。「悪者がまず電話線を切ってから潜入、家族を人質にとって恐怖のどん底に陥れる」という類の恐怖映画の舞台に使えそうな家だ。新聞配達・郵便配達は家まで来てくれるんだろうか?

開発にかかった8年の間には
1)開発許可が下りないので、所在地であるLos Altos Hillsの町の開発許認可コミッティにダンナさん自らが立候補して当選、インサイダーとして政治力を行使(いいのか?)
2)バブル崩壊で開発資金がピンチに、一旦工事を中断、敷地を一部切り売りして乗り切る
という力業を行使、しかも工事の隅々に渡るまで予算削減努力を惜しまず、「台所のレンジフードはカスタムメードだと高いから、既製品を買ってきて親戚に溶接させて改造」という細やかさ。

体力あるなぁ。

そんな面倒なことをしてまで豪邸に住みたくないや、と思っちゃう私は凡人なのであります。

遺伝子ドーピング

muscle baby強力な筋肉ができる遺伝的変異を持って生まれた子供と、その変異遺伝子がThe New England Journal of Medicineで発表された。写真は7ヶ月当時。CNNニュースによれば、4歳の今は、普通の子供の二倍の筋肉を持ち、腕を伸ばしたままで3.5キロのバーベルをらくらくと持ち上げられるとのこと。筋肉の発達には、その発育を促進するinsulinlike growth factor I(IGF-I)と、発育阻害因子のMyostatinの二種類がかかわっている。変異を起こした子供の母親はMyostatinを作る遺伝子ペアのうち一つが変異していた。子供はペアの両方が変異しており、まったくMyostatinを作ることができない。よって、筋肉がどんどん育つ。

Scientific American7月号のGene Dopingでは、人為的に遺伝子を改変して筋肉を増強する方法について解説されている。写真は、上の写真の赤ちゃんと同様の遺伝子変異を持つBelgian Blue Bull。筋肉モリモリである。Myostatinが欠落した動物は筋肉が発達することはわかっていたが、今回のドイツの子供が発見され、Myostatin欠落が人間でも動物同様の筋肉発達を起こすことがわかった。

これにどんな意味があるか?

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アメリカでは警告が少ない方が危険

「酒酔い運転は危ない」とか「入ってくる電車に気をつけましょう」とか、当たり前のことを注意してくれる日本。それを普通だと思って暮らし始めると意外なことがあるのがアメリカである。

この国では、いろいろなものが莫大な文章で提供される。日本だったらせいぜい4ページの契約書が、同じ目的でも60ページとか。猫をもらってくるだけで50ページ近い文書がついてきたし。

何もかも全部読んではいられないので、すばやくその文書の重要度を見極める必要がある。そのために私が個人的に勝手に編み出した法則が「長々と警告が書いてあるものほど、重要度が低い」というもの。

つまり:

1)たくさん脅しの警告があるものは実は大して問題ないことが多い
2)さらっと何も言われないのに、甚大な重要度のものがある

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移民の地は間違いだらけ

シリコンバレーは世界から移民が集まっているので、それぞれの変な風習や間違いまで持ち込まれていたりする。風習関係では、最近インドでは中華料理が流行っているそうで、当地のインド料理屋のビュッフェでは、インドからやってきた本物のインド人が対象であればあるほど、なぜか中華料理が並んでいたりする。チャーハンや野菜炒めが、マトンカレーの横に。変ですが。

間違い編で、最近笑った二点

arikato回転寿司屋。その名もARIKATO。(見づらいが、最後は赤い○)・・・・もしかして加藤さんが経営しているからアリカト?と前向きな解釈をして一度行ってみたら韓国人家族の経営でした。「おいおい、アリカトで正しいか、日本人に一回聞けよ」と思ったのだが、ま、日本でもこの手の間違いは多々ありますね。

kuma中国系美容院でされたトリートメント。「医療成分を応用した」まではいいのだが、「くま専用のアンサクル」とは何か。
私は熊か。
(その後各地で相談したところ、「くま」は「くせ毛」の「せ」が抜けて「毛」が「ま」になったのではないか、というコメントが。難しい間違いだが)

この手の間違いでは、日本も勝るとも劣らない・・・っていうか、劣らないとも劣らない栄光が。Engrish.comというサイトでは、日本で変な英語の印刷された商品や看板がざくざくと掲載されている。

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