アメリカという国のマーケティング調査

「アメリカってどう思いますか」という世論調査が世界44カ国で行われた。結果を要約したLos Angels Timesの言葉を借りると「In the eyes of much of the world, America is an inconsiderate loner that has really good entertainment but really bad values.」ということ。

全調査結果はPeople Press Research Centerのサイトでダウンロードできる。なんか、こういう世界の理解の仕方って、とってもアメリカっぽい。とにかく何でもマーケティング調査、数値で理解、という国なのだ。

Ano Nuevo(象アザラシ見学)

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Thanksgivingの後の週末はAno Nuevoという州立公園に行ってきた。野生の北方象アザラシ(Northern Elephant Seal)2000頭が集まる繁殖地である。私の写真の後ろのほうの砂浜にごろごろと転がっているのが象アザラシである。

州が運営する公式Ano Nuevoサイトは、リアルタイムでビデオストリーミングをしてくれる”Seal Cam”が楽しい。当地の夜は起動していないが、30分の録画ビデオはいつでも見ることができる。写っているアザラシはみなごろごろと丸太のように寝ているだけだが、ぎゃーぎゃーと鳴き声がするので、写っていないどこかで血みどろの戦いやmatingが行われているのだろう。なんといっても象アザラシさんたちは数ヶ月もの間モノも食べずに戦いと生殖に明け暮れるためにこのビーチにやってくるのである。

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Baby Elephant Seal。彼の目の前はちょっとしたくぼみになっていて、そこに入っていこうか思案しているところ。

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米国ベンチャー事情 (Microventures)

Microventuresという2日間のconferenceに行ってきた。半導体、ナノテク、MEMSなどが対象で、参加者の半数はVC関係。プレゼンテーションをする側はベンチャー企業で、1社当たり20分だけ時間を与えられて投資家向けに説明をするというもの。

主催者であるTechnologic Partnersの人とランチで隣になったので話を聞いたところ、今回の出席者は約290名。「去年の同様のconferenceでは500-600名が参加したのに比べると、寂しいものがあるけど、経済の悪さを考えたらまぁいい方だね」とのこと。

このconferenceではベンチャー企業は事業対象ごとに別の部屋を与えられ、同時に5-8社程度がプレゼンをする。コンスタントに人が集まっていたのは、センサー・イメージング関係。CMOSイメージセンサー、モーションセンサー、など。セキュリティーやコンテンツプロセッシングなど、従来ソフトウェアで行ってきたネットワーク関係の処理をチップ化する類のものはプレゼンする企業数も多く、コンスタントな集客だった。逆にデザイン・オートメーションツールやMEMSなどは4-5人しか観客がいないことも多いという状況だった。

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Black Friday(買い物天国)

先週の木曜日はThanksgivingであった。友達の家で、20人ほどで集まって七面鳥のディナー。Thanksgivingは無宗教のイベントのため、誰でも楽しめるところがポイント。(クリスマスは、クリスチャンだけのお祭りなのだ。)

アメリカ人が国民平均3000カロリーを摂取するThanksgivingが終わると、その翌日の金曜日はBlack Fridayと呼ばれる買い物に狂乱する日である。

多くの店が朝7時には開く。中には、朝5時から営業するところすらある。そして一日限りのセールを行うのだ。(全品20%オフとか。)買い物客の中には、前日の夜中から並ぶ人もあり、その有様は尋常ではないらしい。(といっても、私はこの日に買い物に行ったことはないのだが、テレビなんかで見ると、凄いことになっている)

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出張

昨日は南カリフォルニアに日帰り出張をしてきた。朝6時に家を出て、7時半の飛行機でロサンジェルスの近くのオレンジ・カウンティーに行って二つ会議をこなして、9時に帰宅。

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アメリカの医療

アメリカの保険制度はめちゃめちゃだ。しかし高度医療は目を見張るものがある。対する日本は、整然とした保険制度と、目を覆うような医療が横行する。(もちろん全部のお医者さんがひどいわけではないが)どちらがいいかは個人の好みによるだろう。

保険はとにかく複雑。会社勤めの人は会社が保険を準備してくれるのはよいのだが、システムによって医者を自分で選べたり選べなかったりする。また、転職者が多いにも関わらず、pre-existing condition(前からかかっている持病)があると、転職した後、転職先の保険に入れないのこともあるので、長期的な病気を持っている人は現在の会社をやめられない、ということもある。しかも高い。保険料も結構高いのだが、医療費そのものも高い。三日入院して、保険で8000ドルカバーされたけど、それでも自己負担1000ドル、というのが我が家の最も最近の医療支出である。

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Onion

Amazonで、ついくらくらとThe Onion, Ad Nauseamという本を買ってしまった。ジョークばっかりの新聞The Onionの集大成である。日本で近いものといえば「と学会」の「とんでも本」かな。正式なタイトルは忘れたけれど、おかしな新聞記事、近所で見つけた変な看板、狂ってる本、などいろいろ載っていてコンビニなどで買える本だ。例えば、「おかしな熊度」という大見出しをまじめに出しているローカル紙とか、、、。これ、ワープロではトライしても間違うことが難しい間違いだ。「たいど」ではなく「くまど」と入力しないと出てこないものね。

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ねずみ講

ねずみ講のお誘い手紙がやってきた。Eメールじゃなくって、本物のsnail mailで、である。その手紙に名前が載っている6人の人に1ドルずつ郵送する。さらに、6人のうち1番上の人の名前を消して、その代わり一番下に自分の名前を付け加えて、その手紙を200人の人に出す。すると200人のうち15人が同じことをするとして、3ヶ月で80万ドル、約1億円儲かる、というものだ。

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Prof. Nishi

スタンフォード大学のNanotech Fabrication Center長になられた西さんにお会いした。西さんには、我々が運営しているNPOのJTPAのアドバイザーにもなっていただいている。

西さんは、東芝でCMOS半導体の研究開発をした後、HPの研究所長に転進、それからTexas Instrumentsの研究開発のトップとなり、今年の春からスタンフォードに来られた。TIでは、同社創立以来最初のChief Scientistにもなった。誰に対しても大変丁寧な素晴らしい方で、ほとんど後光がさしている。

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CIAのベンチャーキャピタル

何事も思い立ったら行動に起こす国アメリカでは、CIAすら例外ではない。なんと、シリコンバレーのVC集積地、Sand Hill Roadにベンチャーキャピタルを持っている。その名もJames Bond映画からとったIn-Q-Telというお茶目なもの。ヘッドのLouieは”Mister Q”と呼ばれているとかいないとか。

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