シリコンバレーで働く方法

Pasonatechのサイトで連載している「働けシリコンバレー」。基本的には、シリコンバレーで働く日本人にインタビューしたものを連載している。時々そうじゃない回もあるのだが。

最新号は福澤伴子さん。今回の特徴は、「アメリカの理系大学院に留学して、卒業後に出る『お試しビザ』であるところのoptional practical training (OPT) visaをゲットして、テクノロジー系企業に就職する」という王道のキャリアの人がついに登場したこと。これが一番楽にシリコンバレーで働く道なはずなのだが、このインタビューを始めて、そういう日本人はなかなかいないということがわかった。

近いところでは、VMWareで働く吉澤さんのインタビューがある。カリフォルニア大学サンタクルーズ(UCSC)校の分校がシリコンバレーにあり、ここに9ヶ月通って大学卒業と同等の証書をもらい、OPTビザを取って就職したそうです。

しかしそれ以外の人は「たまたまシリコンバレー転勤の話があったので、それにのって」とか「知り合いが起業するのでそこに参加」みたいな再現性の低い方法で来た人が多い。

中国人とかインド人は、上述の

「アメリカの理系大学院に留学して、卒業後に出る『お試しビザ』であるところのoptional practical training (OPT) visaをゲットして、テクノロジー系企業に就職する」

という王道がザックザックといるわけだが、日本人はそうではないのであった。

なぜか。

思いつくのは、OPTを取った二人はいずれも名前に「澤」の文字が入る、つまり澤が苗字にあるのが重要だ・・・・というトンデモではなく、

  • アメリカの理系大学院に自費留学するようになったのは今30歳以下くらいの人たち。ゆえに、まだそういう人の母集団が少ない(それ以上の人のバルクの留学生は企業派遣なので、卒業と共に日本に帰ってしまう)

というのと

  • 今シリコンバレーにいる日本人エンジニアにはプログラマが多いが、スーパープログラマにとっては大学で勉強するのは馬鹿馬鹿しいので、学歴から縁遠い道を歩んでいる

という二つの理由かな、と。(後者は、むろんアメリカ人だとそういう人はあちこちにいるのだが、外国人では、そういう人がビザを取るのは大変。なので、数の上では「理系大学院組」が圧倒するわけです。)

さらに言うと、「日本国内で王道的バックグランドと見なされるメインストリーマーは、日本を離れない」ということもありますね、多分。(このアタリが、低学歴の親を持つ東大生はシリコンバレーに行く、というのにも現れているのかもしれない)。

とはいうものの、最近は日本でも「海外の大学に行く」ための予備校とか高校が流行ってるみたいなので、10年後にはかなり違った様相を示している可能性はありますが。

余談ながら、何度も言っているとおり、アメリカの理系大学院は基本的には自己負担なしで卒業できるシステムになってます。とりあえず最初の半年~1年分なんとかなれば、あとは生活費もらいながら学位が取れるケースが多いのでぜひどうぞ。

シリコンバレーで働く方法」への41件のフィードバック

  1. 学部にせよ大学院にせよ、留学するとなると英語力の壁が……。
    アメリカの大学院出の技術者ならばシリコンバレーで働くのも夢ではないでしょうが、大半の日本人技術者にとって米国留学できるだけの英語力など夢のまた夢だと思います。
    かくいう私も、未だにそのレベルの英語力を獲得しているとは思えません。
    米国留学できるだけの英語力と優れた学力を兼ね備えた幸運な人間で、且つ米国留学を選択するだけの先見の明のある高校生/大学生となると、本当に一握りなのではないでしょうか。

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  2. 「今日本にいる人」を母集団として考えた場合はおっしゃるとおりなのですが、「すでにシリコンバレーで働いている人」を母集団とした場合、本文のことが言えるかな、と思ったのでした。
    学校に行く英語力<面接で受かる英語力
    ですので・・・(学校だと、紙に書いて応募できるけど、面接は電話で始まります)

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  3. >「日本国内で王道的バックグランドと見なされるメインストリーマーは、日本を離れない」
    これは本当にそうだと思います。私も学生時代はぼーっとしていたので、”学部からのその上のマスターにそのまま進学 -> 大手日本メーカーもしくは外資に就職” 的王道以外のキャリア選択肢をそもそも知らなかったな。。。
    でも、そのメインストリーマーが流れる電気メーカー等もいよいよ沈没するところが出そうですし、学生さんの意識もずいぶん変わってきているるようです。アメリカの大学院に行きたいという相談もたくさん受けます。おっしゃるように10年後にはもうちょっと変わっているでしょう。
    あと、高校生・大学生の時点で目覚められなくても、「就職して1~2年ぐらいで日本の現場の将来に絶望し、シリコンバレーへ移るための手段として大学院からはじめる」というのはアリというのをもっと日本の若い方々にしっていただけたらと思います。
    1、学費タダで給料も出るので、貯金がなくてもOK!
    2、外国人入学選抜の際に”特徴のある経験”というのは実は有利にに働く場合が多いので、むしろ大学を出てそのまま応募するより合格できる確立が高いかも
    3、エッセーを書けてTOEFL, GREである程度の点数を取れればOKなので、受験英語でも通用する。(実際アジア系の学生は来たときにはひどい英語をしゃべるのがたくさんいます。)
    ビザの心配なしにお金をもらいながら、英語を練習して専門分野の授業を受けてネットワークを築けるという非常にお得なコースだと思います。

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  4. へー、意外とそうなんですね。
    >アメリカの理系大学院は基本的には自己負担なし
    >で卒業できるシステムになってます。
    >とりあえず最初の半年~1年分なんとかなれば、
    >あとは生活費もらいながら学位が取れるケースが多い
    実は、最初にかかる資金の総額が、も一つよくわからんというのが、ボトルネックになっている気がします。修士課程の場合も、最初からお給料がでるのでしょうか?博士課程は最初からお給料がでて、学費も指導教官が払ってくれるようですが。
    渡航の費用、TAやグラントがつくまでの生活費が、いくらくらいかかるのかが心配なのでは。院生だと学部生と違って、大学によっては、寮にも入られなかったり。
    実際には、住み始めると、節約する技は、一杯見つかるんですけどね。みんなで一軒家をシェアしたり。
    英語も理系ならば、技術用語の違いで悩みますが、文系よりは、未だなんとかなる。訪問研究員という立場で、大学院にいましたが、不思議と自分の専門分野だと英語がマシになる人が多かった。他の国(中国やフランス)から来ている学生の英語も大したことなくて、みんなそれなりに苦労していましたね。

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  5. >修士課程の場合も、最初からお給料が
    >でるのでしょうか?
    元記事に書いていましたね。やはり、TA(Teaching Assistant)かRA(Research Assistant)なんですよね。ほかには Scholarship(奨学金)でしょうか。
    僕の知っている女の子(日本人)は、奨学生待遇で、生活費までもらうと言って、UCバークレーの大学院に行ったのを思い出しました。
    そういえば、サマーインターンで高給もらえるので、それも重要な生活資金のようです。
    ミシガン大の場合、院生でも寮が割り当てられたんですね。カーネギーメロン大の場合は、寮は学部生で一杯になり、院生は皆、近くのアパートか一軒家をシェアして住んでいました。大学により、住居環境は違うのでしょうね。

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  6. >最初にかかる資金の総額が、も一つよくわからん
    調べればいくらでも出てくると思いますよー。個別の大学の学部のサイトにもfinancial aid(奨学金)の話しや生活費の話しなど多々出ています(アメリカ国内から良い学生をゲットするためにもこれは大学が発信しなければならない重要な情報なので)。
    あと、資金が続かなくなったらいったん休学して日本に帰ってバイトして戻る、とかも交渉次第では出来ると思います。
    だし、本当に資金が続かなくなったら中退して帰ればよいだけで、失うものは何もないのでは?(そういう人は聞いたことありませんが・・・)
    なお、おっしゃる通り
    「いくらかかるのかもひとつよくわからん」
    という類いのことを言われる方が時々いらっしゃいますが、これは私は
    「いくらかかるか調べるほど興味を持ったことがない」
    ということではないかと思います。(すみません!)。本当に自分が行くつもりで調べればわかるはず。最近は日本語でも情報がたくさんありますし、英語だったらむろんのこと。もちろん、「自分で払える範囲で行けるかわからないから行けるかどうか調べる気力が湧かない」ということは多分にあると思いますが、ここで私が
    「がんばって探せば自己資金ほぼゼロでも行ける方法が見つかる」
    と言い切りましょう。
    >奨学生待遇で、生活費までもらう
    えりさんも書いている通り、ある程度以上のレベルの理系の大学院ではそれが当たり前デス。アメリカは意欲ある(特に理系の)若者に優しい国なのでした。「こんな給料もらっちゃっていいの?」という感じで大学院は終了する模様です。(MBA、law school, 理系でもmedical schoolはダメですが)

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  7. >調べればいくらでも出てくると思いますよー。個別の大学の学部のサイトにもfinancial aid(奨学金)の話しや生活費の話しなど多々出ています
    私が現役学生だった頃は、インターネットはそれほど普及していませんでした。
    この影響が出てくるのは、正にこれからなんでしょうね。

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  8.   私は今某大手電機メーカーでエンジニアとして働いていますが、留学には非常に興味があります。修士を取って就職してみたものの4年目になるというのに雑用ばかりで難しい仕事は回ってきませんし、そもそも長引く不況で新規開発に挑戦する資金、人材、やる気を失ってしまったようにしか見えません(実際優秀なエンジニアをたくさん抱えているのですが、そういう人たちに顧客サポートやコストダウンばかりやらせて人材を無駄に使い果たしている状態です)。新規開発をやらないとスキルも身に付かなくて毎日不安です。
      米国の一流大学院で学位を取ってシリコンバレーで働くのはあこがれですがネックはやはり英語力ですね。TOEFLもiBTになってから受験テクニックが通用しなくなりました(涙)。文法部門が廃止され、スピーキングも試されるので日本人に取ってはかなりきつい試験です。この間初めて受けたのですが81点でした(一流大学院に応募するには100点以上は必要)。
      とりあえず英語力がないと何も始められませんので毎日勉強に励みたいと思います。

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  9. 千賀さん、お返事ありがとうございます。
    >調べればいくらでも出てくると思いますよー。
    確かにそうですね。日本からはわかりにくいですが、
    大学院は日本よりも随分、金銭的な収入を得る機会は
    多いですよね。
    私は企業サポートで訪問研究員という立場で行ったので、真剣に大学で収入を得る方法を考えていませんでした。
    同時期に同じように来ていた同僚は、会社をやめて、個人で大学院に行って、続きの研究を行い、学位を取って、今、米国で大学の先生をしています。
    これから大学院進学を考えている理系の人は、米国の大学院はチャンスかもですね。

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  10. こんにちは。
    わたしも吉澤さんに似て、OPT 取得から就職しました。
    * 1998 – 2006: 日本のメーカにソフト技術者として従事
    * 2007: UC Berkeley の課外コース ( IDP ) で一年間学生
    ** IDP: http://www.unex.berkeley.edu/diploma/
    * 2008: Bay Area にあるソフト会社に日本人相手のカスタマーサポートとして就職
    費用は学生時代の 2007 一年で $60 K ( 約 600 万円 ) というところでした。
    * 学費: $22.5 K
    * 住居費: $9 K ( = $750 * 12 )
    * 自動車: $6 K
    * 他: $22.5 K ( 食費や旅費など )
    就職できた決め手は以下じゃないかと思います。
    * 就職先の会社にインターンとして四ヶ月ほど勤めた ( IDP の一環 )
    * 本社勤務となる初の日本人社員だった ( 日本支社は既存 )
    * 日本の顧客が多い ( 日本人顧客の扱い方を色々と進言した )
    インターン先にそのまま就職、というのは良い作戦と思います。
    会社側も、見知らぬ人をいきなり雇うより四ヶ月試した後に雇えるほうが安心ですから。
    わたしの場合、就職時には Reference を求められることすらありませんでした。
    英語のレベルは、米国に二年住んで、最近イタリアンレストランで
    「取り分け用の小皿ください」とお願いしたら、なぜかパンのお代わりを
    持ってこられた程度です。( 泣 )
    ところで、わたしの名字には「澤」はついておりません。
    千賀様の仮説を汚してしまい、申し訳ありませぬ。

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  11. どうも(勝手に)総括すると、”英語力に自信が無い”が理由として一番大きい感じですね。
    そんな日本の教育環境は、ある意味、日本の優秀な人達を国内に温存する力となってしまっていたりして。
    自分は幼少と高校の時に父親の転勤で英語を覚えたので、日本にいながらにして本気で勉強する苦労が正直分かりませんが、英語力で一皮剥けるにはどうすれば良いのか、チカさんの体験談エントリーを期待したいです…!

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  12. 日本人が少ないのは、interment campsの歴史により一時期移民が減って親戚等に米国にいる人が少ないので周りに例が少ない。更に、そこまで努力して米国に住む理由が見つからない人が多いからじゃないかな。。。と思うのですが。。。?親や親戚が近くにいない、新しい場所で共稼ぎであろうと一人だけが稼いでいる状況であろうと子供を育てるのは楽じゃない。保険も高い。最初はいつビザが切れて送り返されるかもしれない。将来親の面倒を見るのも楽じゃない。米国に大学院留学して米国で仕事が見つからないリスクもある。また日本に帰って仕事を見つけるのも容易ではない・利点が無いかも知れない。日本では中途雇用の文化があまり無い。日本での給料も以前は今ほど悪くなかった、終身雇用もあった。政府もある安定してる方だし。なんて理由は沢山あると思いますが。。。私は、大学を米国で出てその後色々あって結局米国に住むことになりました。でも、日本にいつか戻れるんだったら日本でも良いなと思います。清潔だし、安全だし、四季もあるし、電車、バスルートも発達してるし、保険もあるし、お魚も美味しいし、皆おしゃれだし、楽しいし。。。

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  13. 理系です。勉強をしたいと思わなかったです。
    学生時代、システム系の会社にバイトしてて社会人の方が楽しいと思ったので院には行かず働いて2年になります。しかし、語学の必要性を強く感じるのと同時に院に行きたいと漠然と思っていました。
    大学院に行って就職できる年齢のデッドラインはいくつくらいかわかりますか。
    また今回の本題とは離れますが、アメリカの理系の院を出て日本で再就職するという方はいらっしゃいますか。MBAなら結構いるとは思いますが、理系院でというのは聞いたことがないもので…
    調査不足でしたら申し訳ありません。

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  14. chikaです。
    >英語力で一皮剥けるにはどうすれば良いのか、チカさんの体験談エントリー
    私のブログを「英語 勉強法」などのキーワードでサーチすると一杯出てくるかと思いますw
    >更に、そこまで努力して米国に住む理由が見つからない人が多いからじゃないか
    本エントリーは、絶対数が少ないことではなく、今シリコンバレーに働いている日本人の中に「留学→就職」という再現性のある方法で来ている人の割合が少ない、ということだったのですが、もしかしてコメントいただいたのは
    「留学→就職」は「是非アメリカで働きたい」という強い意志がある人だけのもので、今居る人たちの多くがとってきた方法は、「特に来たいわけでもなかった、なんとなく来てみたらよかったので住み着いた」という人のためのものゆえ、「そもそもわざわざ行きたい人が少ない」ことが理由である、
    というそういうことでしょうか。
    >清潔だし、安全だし、四季もあるし、電車、バスルートも発達してるし、保険もあるし、お魚も美味しいし、皆おしゃれだし、楽しいし
    うふふ、この中に一つも仕事のやりがいとか、ワーク・ライフバランス的な話しが登場しないのがミソかも。日本は引退するにはいい国だと思います。
    >大学院に行って就職できる年齢のデッドライン
    40代、50代と上がって行くとだんだん大変になるとは思いますが、就職するとき年齢を聞かれないので、特にデッドラインはないと思います。若作りなアジア人は特に10歳くらいは若く見られる可能性高し。かなり上の方だと、さすがに大学卒業年次を書かないとか、昔の職歴は書かないとか、「resumeを見てもパッとは年がわからない工夫」が必要になってきますが・・・。(そういうresumeをみたこともあります。苦労の跡が伺われました。)
    >アメリカの理系の院を出て日本で再就職
    「再就職」ではないですが、三菱商事にはアメリカの理系の院卒がごろごろ居ましたが・・。というか、日本の会社に戻るんだったらアメリカの理系の院に自費でいく意味はあまりないのではないでしょうか。

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  15. 私もMCさんのコメントと同意見。私は米国人と結婚したので米国永住ですが、可能なら家族で日本に戻って生活したいですね。ワーク・ライフバランス的なハナシって、総体的なことであって、逆にシリコンバレーはやり甲斐ある仕事を得られても、日本の基準に見合う教育や生活を送るには年収10万ドルでも全く足りない、保険や居住区のAPIなど生活費に不安を覚え、膨大に増え続ける貧困層を無視して自分の住まいは安定しているので良いと言う訳にはいかないでしょう。美醜は常に表裏一体。そういう意味では日本の方が、要である生活に不安を覚える要素が少ない。AAや鬱に悩み何種類もの抗鬱剤を飲んで、夫の”やり甲斐ある仕事”を支えている奥さん、米国にはゴマンといることも加筆しておきましょう。ミドルクラスに自転車操業的生活を強いるのは米国の方でしょうね。
    やはり日本語で高等教育を受け社会経験を経てから、初めて海外での経験に有用性が出てくることも明記するべきではと。インド人や中国人と、日本人のOPT就職数を比較するには、あまりにも背景が異なるので乱暴な気もする。
     千賀さんのように大学、就職を日本で経て、米国の大学に行きシリコンバレー仕事することは、人生数ある”王道”の一つかもしれない、でも日本で就職は愚か、大学も行かずに、海外で高等教育を受けて就職しても、どちらも中途半端になって有用性が低い。そういう人を沢山見た。コミカレ行って4年制に編入、晴れてOPTで雇っても英語はもとより、日本語も稚拙で倫理的思考の基礎がまるでない。弁護士費用を出すからH1のサポートをと懇願し、ビザが下りた途端「MBA取得しているのでpay raiseして欲しい」と交渉してくる若者達、先行きを思うと不憫になる。海外に拠点を移し、現地で教育を受けOPTで就職すれば、軽く5年、ヘタしたら10年は日本に戻ってこない。それまで日本で構築したネットワークや友人、家族も財産の一つだよと、若い人に知っていて欲しい。「無料で米国理系大留学してOPTで夢のシリコンバレー就職」という方法を知るのは良い事だし、価値ある出会いにも恵まれる、でも人生でも多感かつ学習能力も高い時期でもあり「無料なら..」で来るには安易かと。
    http://www.mercurynews.com/ci_11803885?source=most_emailed  
    マーキュリー紙の2日の記事です。

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  16. 自分がいたくない場所にいるって、本当に嫌ですよね。too bad….
    誤解があるといけないのですが、私は「誰でも彼でもアメリカに来るべきだ」とはかけらも思ってません。ものすごく向き不向き(or好き嫌い)あり。シリコンバレーは特に日本のほとんどの人には向いてないと思います。
    でも、一部の向いている人に取っては天国。で、そういう人がどうやってくるか、と考えた時には、来やすい「王道」があるわけですが、それが少ないのはどうしてかな、というのが元エントリーでした。

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  17. 「アメリカの理系大学院に留学して、卒業後に出る『お試しビザ』であるところのoptional practical training (OPT) visaをゲットして、テクノロジー系企業に就職する」
    という王道がザックザックといるわけだが、日本人はそうではないのであった。
    ————————————–
    実はこのような日本人は結構いるのですが、学生時代にアメリカ人コミュニティに溶け込んだ彼らは、日本人コミュニティに近づいて来ない、つまり現地人とのコネがあるのでその必要がない、従って我々が彼らの存在を知らない、という背景があると思います。アメリカの大学を卒業して、日本に帰らずこちらで就職する人達には、日本人に近づきたくない思っている人がかなり多数います。

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  18. そうそう、日本は引退には最高だと思います。加えるなら温泉もいいぞ。
    日本の理系エリート(嫌がる人もいそうな言葉なのでメイン・ストリーマーとぼかしましたが。)がシリコンバレーに来なかったというのは、他のかたがたが指摘しているように、国内に残った場合の生活レベルの期待値(就業機会、仕事のレベル、生活レベルなど)にインド・中国の理系エリートと比べて有意な差がなかったというの大きな要因でしょう。
    ただそこに以下のような変化が起こっています。
    1、高度成長期と比べると、日本での大企業の仕事の魅力度がさがった。(終身雇用で年寄りを支えるために伸びない給料、大企業も自分がいつつぶれるかわからなくなった、かつてのような成長企業ではないためエキサイティングな仕事・成長できる仕事ができないなど) しかし日本には大企業以外の理系の魅力的な就職先(例えば高成長技術ベンチャー。ライブドアとかは似て非なるもの。)が増える兆しは見えない。(日本の職業機会の魅力の低減)
    2、豊かな時代に育って「奴隷のように長時間働いて一人前」的価値観になじめない層が増えている。日本企業的ワークスタイルではない働き方を求める若者が増えた。(ライフスタイルの好みの構造的変化)
    3、日本もアメリカもミドルクラスの生活はどんどん苦しくなっている。であれば理系がアッパーミドルに滑り込めるぐらい高収入を得られる機会が多いシリコンバレーのような場所がより魅力的に見える。(まあこのへんは”シリコンバレーの生活コストでアッパーミドルになれる世帯収入ってじつはすごく高い”という落とし穴はありますね。)(今まで”日本の理系の収入”で得られた生活レベルの地盤沈下)
    ということで、好き嫌いを超えて損得でキャリアを考えたメインストリーマーが、論理的結論として海外移住を考えるケースが増えておかしくないと思います。そこでメインストリーマーが使うべきはやはり王道の大学院留学でしょう。
    インドや中国からの留学生は逆に自国が成長しているので、アメリカに残ることの相対的価値は下がっていますが。
    あと日本のエンジニア英語できない問題は、中国語、インド語、韓国語ネイティブが英語を学習するハードルは日本語ネイティブが英語を学習するハードルと差がない(言語体系的に差が大きいとかなんとかあるかもしれませんが。)とすれば、”よりよい生活をするための必死さ”が差をつけているのかなと。あんまり”気合でなんとかなる”みたいなこと言うのは好みではないのですが。

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  19. 国連職員が少ないのと同様に、単に魅力が少ないのでは?(国連は日本に求人事務所を設ける様ですが)
    シリコンバレーは知りませんが、カリフォルニア州自体がここ10年ほど人口が減っているそうですから、アメリカ人の多くにも魅力が少ないのでしょう。

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  20. はじめまして。アメリカで学位取得後、某工科系大学で教員をしているものです。(シリコンバレーからは遠いところですが)
    理系大学院、及び卒業後の就職に関してはChikaさんのご認識でほぼ正しいかと思います。
    アメリカでは学部卒業後にいきなり博士課程に入ることができ、理系有名校では一年目から自立できるくらいの給料ももらえます。
    私の分野では経済援助を別に申し込むような形ではなく、合格と一緒にセットになってついてくるような感じですね。
    最初の半年~一年分の経費と書かれていますが、生活の立ち上げ(車や家具の購入)のために出来ればあったほうがいいという程度で、多くのインド人や中国人学生はほとんど無一文で渡米してきて生活を立ち上げています。
    そして無事博士号を取ればビザの取得も非常に容易です。まさに王道と呼ぶのが相応しいですね。
    これが博士ではなく修士号だと経済援助も就職も大分条件が悪くなりますのでご注意下さい。

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  21. 初めて書き込みます。
    有限会社デジタルインフラの岡島と申します。
    このような議論を見て、毎回疑問に思うのが、
    「なぜシリコンバレー?」ということです。
    たとえば、某梅田望夫氏などは
    シリコンバレー日本人1万人移住計画、
    などといっており、
    とにかく、シリコンバレーに来る来ないと
    成功できるできないの間に相関があると
    おもっておられるようです。
    でも、なんで???
    たとえば、奇しくも本年度のノーベル経済学賞を受賞した
    ポールクルーグマンは、
    マンハッタンこそ最適な地である、と述べております。
    http://cruel.org/krugman/lookbackj.html
    なぜ、東京ではダメなんでしょうか。
    なぜ、NYではダメなんでしょうか。
    英語を学び、向こうの大学を出、ビザを取り、
    そんな手間をかけてまでシリコンバレーに行く理由は?
    ご存知かもしれませんが、Rubyというコンピュータ言語があります。
    その作者の松本氏は、
    東京どころか島根県ですが成功しました。
    Linuxのリーナス氏は、
    昔はフィンランドにいましたが成功しました。
    個人的にいいますと、
    アメリカ系の人は、
    留学や語学でエネルギーを使い果たすせいか、
    結局アメリカ、結局英語で終わっている人ばかりですね。
    それ、手段だろって。
    新OS開発や、新言語開発までエネルギーが回っていない。
    ディズニーランドに行きたくて上京したのに、
    旅費でカネがなくなり入園できないような人。
    手段の達成で人生が終わっている。
    それじゃあムダですが・・・。
    ネットの発達で場所はますます無関係になっています。
    このインターネット時代に、
    なぜ、シリコンバレーなんでしょうか。
    なぜ、場所が関係あるんでしょうか。
    個人的には、LKML(リナックス開発者のML)に、日本人が大挙して参戦するほうが
    面白いと存じております。
    シリコンバレー日本人1万人移住計画より、
    LKML日本人1万人参戦計画です。
    くりかえしますが、
    なぜ、
    シリコンバレーなんでしょうか。
    なぜ、東京ではダメなんでしょうか。
    以上、よろしければご示唆でも。
    有限会社デジタルインフラ 岡島 純

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  22. なお、追加で恐縮ですが、
    御著書である
    「ヒューマン2.0―web新時代の働き方」
    は読了しております。
    また、梅田氏の
    「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 」
    も拝読しましたが、
    残念ながら、
    なぜシリコンバレーなのか、
    ということに対する明確な回答はありませんでした。
    岡島 純

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  23. 私も初めて書き込みをさせて頂きます。上記のコメントに若干違和感があったので書き込ませて頂きますが、ただの横槍と思って読み流して頂けますと幸いです。
    気になったのは大きく以下の3点で、
    ①シリコンバレーしかダメ、それ以外はダメという議論ではない
    Chikaさんのエントリーや御著書の中では、特にシリコンバレーが絶対で、それ以外の場所に行ってもダメ、という議論はなされていなかったと思います。
    もちろん、勝手に限界を感じて殻に閉じこもっていては勿体ない、というメッセージはあったと思いますが、成功のための場所を限定する話ではないと思います(梅田さんの議論も同様かと)。
    東京でも、NYでも良いのでしょうが、シリコンバレーが他のどの場所よりも相対的に良いということを実証する必要も無いと思います。
    (揚げ足取りに聞こえたらすみません)
    ②本当に、結局アメリカ、結局英語で終わっているのか?
    「個人的にいいますと」との前提なので深くツッコむべきではないのかもしれませんが、「アメリカ系の人は・・(中略)・・新OS開発や、新言語開発までエネルギーが回っていない」というのは、本当にそうなのでしょうか?
    もちろん母集団の中には手段が目的化してディズニーに入園できずに終わる人もいるのでしょうが、それは日本も他国も同じではないでしょうか?語学や留学にエネルギーを使う→開発に手が回っていない、ということが海外(シリコンバレー)に進出した有意な結果として起きているならば、そう思われる根拠をお伺いしたいと感じました。
    ③場所の影響はゼロではない
    「なぜ、場所が関係あるんでしょうか。」と書かれていますが、シリコンバレーのような産業集積は地理的・物理的な場所という要素がその発展に大きく係っていると思います。(これについても、シリコンバレーだけ、という議論ではないです)
    訳書しか読んでいませんが、”シリコンバレー―なぜ変わり続けるのか”では、同所における産業集積の経緯と、その蓋然性がよく纏められていたと記憶しています。
    いくらインターネットが発達しても地理的・物理的な要素のmarginalな影響がゼロになることはないのだろうと思います(「ますます無関係」と書かれているだけなので、場所が影響することは否定されていないのかもしれませんが)。
    以上、つまらない横槍で大変恐縮です。本質的な議論については私もChikaさんのご意見を是非お伺いしたいと思います。

    いいね

  24. >>Joe at 2009/03/09 6:49:46 様:
    少し誤解を与えたようですが、
    シリコンバレーだけが良く、ほかは
    絶対的に否定される、という風には
    申しておりません。
    あくまで、シリコンバレーには
    場所的な優位がある、と、
    (渡辺様も含む)識者は言っている、
    ということです。
    じゃあ、その理由は?
    シリコンバレー、シリコンバレーと
    騒ぐ連中は多いのですが、
    有識者と言える存在も含め、
    その理由を明確化できないのは奇異に感じます。
    英語、留学、ビザなど、すべてを含めると、
    シリコンバレー移住は
    ものすごく手間がかかることなんですが、
    その手間を正当化できるほどの
    優位はあるんでしょうか。
    有限会社デジタルインフラ 岡島

    いいね

  25. 英仏独あたりの王道も、中国人とかインド人と変わらないのでしょうか?
    日本人が参考にすべきは、そちらだと思うのですが。

    いいね

  26. chikaです
    知らぬ間に議論が進んでいる・・・・www
    なんか、「正解は一つ」であるかどうか、という議論になってる気がする・・・・簡単にその点だけに答えると、正解はない(どこで働くべきか、という問いに答えはない)が、確率は違う(理系的高技能者が、やりがいのある仕事をしつつアッパーミドルクラス以上として生活するのが目的であるなら、シリコンバレーは「アタリ」がでやすい)、ってことでしょうか。
    とはいうものの、誰でも彼でもぜひシリコンバレーに来い、と説得する気は私にはかけらもありません。
    「シリコンバレーはこういうところだから、これが面白いと思った人はくるといいよ」
    と思っているだけなので、なるべく「面白さ」が伝わるようなことを書くように心がけています。で、私が書けるシリコンバレーの面白さについてはもうかなり書き尽くした感があります。
    というわけで、私がこれまでに書いてきたことを読んで「シリコンバレーのよさがわからない」ということでしたら、この先私が言うことをどれだけ読んでも気が変わることはないと思いますので、私のブログをベースにこれ以上シリコンバレーについて理解しようとするのは時間の無駄なのではないかと思います。。。。(読者の皆さん、どう思いますか?)
    とはいうものの、以下軽くお返事すると・・・
    >じゃあ、その理由は?
    一番大きいのはネットワーク効果です。書くと長いので後で別エントリーで書きますね。属人的知識の一定地域内での蓄積の大きさと言いますか。
    >英仏独あたりの王道も、中国人とかインド人と変わらないのでしょうか?
    変わりません。
    「ドイツで一社起業して売却した起業家で、スタンフォードの1年MBAコースに留学してシリコンバレーで起業」という人の話にもチラッと触れましたが。
    http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/08/mba.html
    とはいえ、ヨーロッパ語圏の人は、英語力のベースが違うので、「直接米国の会社にアプライしてビザ出してもらって就職」という人も結構多いようには思いますが、これは、元の経済力の差は関係なく、「面接に通る英語力がある人が多い」からではないかと。
    「英語との言語の差」でいえば、日本人が英語を習得するより、語順や発音の関係上中国語圏の人が英語を学ぶ方が楽かもですね。

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  27. おおお、これはありがたい。
    解説の別エントリーを書いていただけるとは。
    気長に待っております。
    わたしは、今のシリコンバレーが
    渡辺さんの言うとおり、
    ハイテク技術者にとっては
    エキサイティングな場所である、
    ということは反対いたしません。
    よって、チャンスがあれば、
    移住してでもこの地に来るのも
    ひとつの方法かもしれません。
    疑問なのは、
    「いまそうなってるだけ」
    なのか、
    「本質的にそうなる理由がある」のか、
    このどちらなのか。
    別の言い方をすれば、
    「いまそうなってる」だけならば、
    その対処法は、
    1、いますぐ体験したいなら、面倒でも英語を学んでシリコンバレーに行く。
    2、いますぐ、とは思わないなら、どうせ流れが変われば東京でも何とかなるのでほっておく。
    この二つでしょう。
    逆に、
    シリコンバレーに本質的な何かがあるなら、
    対処法は、
    3、やはり、シリコンバレーに行く。これしかない。
    4、(その本質が日本でも可能なら)日本政府がなんとかすることを期待する。
    ・・・このあたりでしょう。
    ちなみに、わたしは、「いまそうなってるだけ」派です。
    シリコンバレーの場所的優位の本質は、
    渡辺様もいうように、ネットワーク効果であり、
    ポール・クルーグマン流にいえば「空間経済学」(または経済地理学)でしょう。
    しかし、であれば、
    マンハッタン、東京、香港などの
    高層ビルが林立する巨大都市のほうが
    「本質的には」有利では?
    なぜなら、渡辺さんの言うところの
    シリコンバレーの優位とは、
    30分で行き来できる範囲に、
    ハイテク系ベンチャーキャピタリストだの、
    技術コンサルタントだの、
    そんなのが山ほどいて、
    簡単に打ち合わせができる、ってことですよね?
    であれば、それが*本質的には*もっともやり易いのは、
    高層ビルが林立し、
    地下鉄が網の目のようにある地域、
    すなわちマンハッタン(や東京)。
    なぜかといえば、30分で行き来できるところに住んでいる専門家の数なんて、
    *本質的には*、結局のところ、
    30分で行き来できるところの
    人口や経済力に比例してるんですよ。
    で、それが一番大きいのはマンハッタンであり東京。
    よって、*中長期的*には、
    ハイテク技術者の打ち合わせにもっとも便利な場所は、
    マンハッタンであり東京になる・・・はず。
    (トラの威を借りれば、これは、クルーグマンの説でもありますし、、、。同氏によれば、将来のマルチメディア技術の中心都市はマンハッタンらしいです。ホントか???)
    そして、その私の勝手な仮説が正しければ、
    わざわざ梅田氏のように移住までしなくても、
    渡辺様のブログで雰囲気を学びつつ、
    流れが東京に向いてくるのを待つのもひとつの手では?。
    とりあえず、英語を勉強しろ、留学しろ、ビザをとれ、、、といった意見は、正当かもしれませんが、面倒すぎます。
    これは、単に私が怠け者でいい加減なだけですが、
    私が求めているのは、東京でも何とかできるテクニックです。
    有限会社デジタルインフラ 岡島 純

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  28. あ、ひとつ齟齬に気がついた。
    商売上の関係もあり、
    わたしが一技術者として
    シリコンバレーに移住する可能性は
    いまのところゼロに等しいでしょう。
    ようは、日本のサラリーマン技術者が、
    次のステップとしてどうするべきか。
    その選択肢の一つとして
    シリコンバレーも一応あるよ・・・
    (渡辺様のパソナの記事の趣旨)
    ・・・こういった方向性は
    私にとってはあまり関心はないわけです。
    私個人として、
    じゃあ、シリコンバレーに行くか行かないか
    と悩んでいるかというと、
    まったくそんな悩みはないんで・・・。
    私の関心は、
    あくまで、
    世間でなぜか騒いでいるシリコンバレー、
    その発展の秘密ってなによ?
    という次元です。
    有限会社デジタルインフラ 岡島

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  29. 連投失礼。
    もっというと、
    こんな風にすれば、
    英語やビザに悩まされずにすむのでは?
    1、東京あたりのどこか、
    具体的には湾岸お台場や
    横浜みなとみらい(MM)21地区とかに
    高層ビルをバキバキ建てる。
    ちなみに幕張メッセは遠すぎるのでNG。
    2、「けいはんな/つくば」両研究学園都市、北陸、奈良、先端科学技術大学、、、このあたりの地方分散策を全部やめ、すべてを「1」の高層ビル群に集積する。
    こうすれば、そこがシリコンバレーを凌ぐ、専門家の集積地帯になり、シリコンバレーを凌ぐ、専門家のネットワーク効果を叩き出すのでは???。
    で、そうなると、
    こちらとしては、英語やビザの面倒から
    開放されて、とてもうれしいわけです。
    とりあえず、
    専門家の集積によるネットワーク効果が
    シリコンバレーの一番の優位とすれば、
    MM21地区(または、お台場など)に
    日本の頭脳を集積させても
    同じことはできると思うのですが、
    いかがでしょうか。
    それとも、MM21では不可能な、
    やはり、なにか本質的な優位を
    シリコンバレーは持っているのでしょうか。
    有限会社デジタルインフラ 岡島 純

    いいね

  30. 私はシリコンバレーに9年住んでエンジニアの仕事をずっとやってますが、ここは技術的な仕事をやっていくのは最適な場所だと思います。
    1、企業がたくさんあり全米や世界中から優秀な人材がやってくる。その人たちと会って一緒のオフィスで仕事してミーティングで議論すると、ネットや本で得る知識の何倍ものことを学べます。
    とにかく優秀な人が多いです。MITやスタンフォードのPh.Dがゴロゴロしていてそういう人たちがプログラムを書いているんです。
    ちなみに優秀じゃない人も多いです。みんなして学歴は高いですが。
    2、ベンチャーキャピタルがたくさんあっていい技術に投資してくれる。これが大きいと思います。自分のアイディアや技術をお金にする具体的な方法がここにはあります。投資されたて生まれたての会社はそういうベンチャーキャピタルのお膝元で会社を始めますので自然とこの地域にスタートアップが発生します。
    3、スタートアップを始める人たちはHPやインテル、サンなどのシリコンバレーにすでにある大会社を辞めて始める人が多いので家があるこの地域に会社ができます。
    4、セミナーや展示会が近所で行われ仕事を数時間抜けてで最先端の技術やメソドロジーを学べます。
    こんなことだったらchikaさんが何度も今まで書いてきたと思いますが、それらがシリコンバレーのメリットなら別にシリコンバレーじゃなくてもいいと思われるようでしたらそれはそうじゃないでしょうか?人それぞれです。
    少なくとも私のしている仕事を日本でできる場所はないでしょう。

    いいね

  31. okajimaさん、
    ChikaさんもエントリをあげていたPaul Grahamによる、一連のシリコンバレー分析のエッセイは読まれましたか? おもしろいですよ。
    「シリコンバレーが出来るには」
    http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060802
    「ベンチャーがアメリカに集中する理由」
    http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20070204
    「なぜスタートアップハブに行くべきなのか」
    http://www.aoky.net/articles/paul_graham/startuphubs.htm
    「シリコンバレーは金で手にはいるかも」
    http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20090301
    おそらく、どこであってもポジティブフィードバックを用意して臨界に持って行ければシリコンバレーを凌ぐ何かは可能なのでしょうが、臨界を越えるためのingredients、特に一定量のエンジェルインベスターを集積するのが一番難しいのではないかと思います。他の要素は日本にもあると思うのですけれどね。

    いいね

  32. chikaです。
    下記、ちょっと変更しました。(あんまり沢山コメントがあったのでよく読まずに返事してしまった。すみません)
    シリコンバレーにはシリコンバレー的生活を大事にしたいギークが沢山集まってるんです。いったん集まった以上、他のところに移すのは大変なんですよね。
    hdkさんもおっしゃっている通り、シリコンバレーにはVCが集積してまして、しかもVCは通常車で簡単に行ける距離の会社にしか投資しないことが多い。顔を見ながらガーガー議論できる環境にあることが成功の秘訣ということになってるので。(ま、例外的投資ももちろんありますがバルクは「地元投資」に回ります)。
    なので、他の国/他の地域で起業しても、ある一定上の額を増資する段階になったら、シリコンバレーにマネジメント機能(とマーケティング)を移すベンチャーも多々あったりします。

    いいね

  33. 論点が、なぜアメリカか、なぜシリコンバレーかという話題になってきたようですね。
    今週、シリコンバレーへ出張で来ています。半年前まで、3年間、駐在しました。私自身、日本との間を、行ったり来たりしながら、なぜ、シリコンバレーか、日々、自問しています。
    リスクの高いハイテクで起業し、ビジネスに結びつけるならば、シリコンバレーの種々のネットワーク(大学、技術者、投資会社、エンジェル、アドバイザ)が良く機能していて、成功確率が高くなることかなと感じています。
    リスクが高く、多額の投資が必要な技術でも、可能性があれば、お金を出す人や、その実装(技術開発、ビジネス開発など)を助けてくれる人が、他地区よりも、たくさんいることでしょうか。
    もちろん、シリコンバレー以外の地区(日本も含め)の成功例はあるので、確率の問題かと思います。
    一方で、シリコンバレー以外の地区も注目されつつあると思います。イスラエル、アジア(日本も含め)、欧州など。
    米国内では、シリコンバレーに次いで、ニューイングランド地区(ボストン周辺)も大きなベンチャー投資のエリアです。ただ、日本人にとって、カリフォルニアの方が住み易いと言う人が多いように思います。

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  34. はじめまして。
    文系の大学を卒業して、5年経理職をしている者です。
    物づくりや技術者のライフスタイルに興味を持ったんですが、シリコンバレー理系大学院に、日本の文系卒で入った人なんかはいるんでしょうか?(はたらけシリコンバレーでは、1人だけいらっしゃいましたが。)
    お答え頂ければ幸いです。

    いいね

  35. 基本的には困難です。文系の大学院に入って、理系のクラスを取りまくってなんとか横スライドするとかでしょうか。

    いいね

  36. 日本人の高学歴な男性にとって、日本の方が住みやすいのは当たり前で、日本の方が住みにくかったら、それは社会的に見たら、より問題じゃないかなと、私は思います。確かに文化とか語学とか、良い教育を受けて、自分も沢山勉強すれば、超えられる部分もあるけど、超えにくいところもやっぱりある。生まれ育った土地、あるいはその土地の近くで、適度に幸せになりたい人がなれない社会が本当にあるとしたら、それは何かがとてもおかしくなっている証拠だと思う。実際問題、頭脳流出がさかんで問題だったインドも、ある程度経済力があがってくると、海外に定住しようと思っていたインド人の男性がインドに戻ってきているみたいだし。
    ただ日本には鎖国時代の名残か、黒船到来のときのトラウマのせいか、ウチとソトを極端に区別したがって、「本当の日本人はこうあるべき。」とか、「こういうことは日本人にしか分からない。」とか、外国人が何年日本に住み、私や千賀さんの100倍日本が好きでも、「本当の日本人ではない。」とか思う。その結果、色々な情報、アイディア、見方に偏りが生じる。日本にいたい人は、もちろんいてくれて良いのだけど、だったら海外から日本に来た人に親切に、そしてその人たちを対等な個人として就職やその他の場面で扱ってくれればと思う。日本社会がそういうオープンな社会になれば、これから成長する世代はもっと素直に、それこそ国内で住む場所を選ぶのと同じように自由な感覚で、地球全体の中で住む場所を選べるようになると思います。

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  37. はじめまして。「シリコンバレーで働く」でぐぐって到達しました、まもなく日本の国立大学院(情報工学専攻)を修了してニートになるものです。ぶしつけな質問で恐縮ですが、人生かかっていてなりふり構わず教えを請わなければならない立場ですので、なにとぞご容赦下さい。
    Watanabeさんのブログのサイト内検索で就職に関連ありそうな記事は全部読んだつもりです。また、パソナのサイトの連載も読みました。どうも、Optional Practical Trainingで留学→就職が一番見込みがありそうです。
    懸念が2つあります。まずは成績。学部時代に就職活動に打ち込み学校の単位は取れればいいやと思っていました。日本では就職に成績はほとんどの場合で関係ないため、自慢できるような成績ではありません。就職に失敗して大学院に進学し、授業の単位はそこそこいい結果ですが、ふたたび就職活動ばかりやっていて失敗し論文を書いている時間も精神的余裕もなく、お情けで通してもらったような状況です。進学するにしても、就職するにしても成績や推薦状のことを考えると気が重いです。
    もう1つはお金について。若干の蓄えはありますが、うちはそう豊かではありません。親も年金暮らしですし、アメリカの高い学費を出してくれというわけにはいきません。学費を考慮すると、ダブルマスターがよいと思います。なぜなら奨学金を取れる見込みが高いからです。一方で、VMWareで働く吉澤さんのケースのように9ヶ月でOPTが取れるのは魅力ですが、奨学金なしで学費と生活費を出すのは困難です。
    目的はシリコンバレーで就職することです。日本で新卒を逃してしまってロスジェネまっしぐらというのもありますし、日本の新卒主義とか、よくわからない採用スタイルとか、長時間残業が当然のような社風の会社がたくさんあることとか、その他諸々が嫌になって海外就職をしたいのです。
    技術系には青天井に高い技術を持っている人もいて、そういう人には及ばないものの、私はそこそこ技術はあります。ですから学校に通うのはOPTが目的で、これ以上、学校で勉強しなくても何とかなると思います。もちろん、日本で勉強より就職に力を入れてきたので、一度くらい真面目に学生をやるのは貴重な機会になるでしょうが、必須ではないと思っています。
    ちょうど3月で日本は卒業シーズンを迎えます。報道によると、今年も職が決まらないまま卒業する学生が結構たくさんいる(10万人以上いるらしい)そうです。私はどこか生活費の安いアメリカの中部あたりにある無名で学費の安い1年制の大学院あたりをこれから探してみようと思いますが、もっといい方法があるよなどありましたら策を授けていただけると幸甚に存じます。また、この時期だからこそ役に立つ人も多いでしょう。
    よろしくお願いします。

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  38. chikaです。
    地震は大丈夫でしょうか。
    CSの修士出て内定が出ない、というのは、まさに、シリコンバレーに来なさい、という神のメッセージかもしれません。
    >私はそこそこ技術はあります。ですから学校に通うのはOPTが目的
    でしたら、下記の吉澤さんのようにUCSCのextensionに1年通う、というのがよいのでは?
    http://www.pasonatech.co.jp/hatarake_sv/rep12.jsp
    あと、UC Berkeleyにも似たようなプログラムがあるようです。探せばもっとほかにあるかもしれません。
    今は著しくエンジニアの人材が不足しているので、上記のような学校に行きながら就職活動をすれば、OPTを待たずにビザサポートしてくれる会社を見つけられる可能性も結構あると思います。(CSの修士をお持ちでしたら普通にH1Bが出ますので。)

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  39. お返事&地震について心配していただきありがとうございます。地震は関東につき直接の被害は小さいのですが当日は帰れなかったこと、帰ってみたら部屋がメチャクチャで水やお湯がでないこと(お風呂に入れない)、輪番停電・節電のため電車が動いていないのでバイトにも行けないくらいです。あと卒業式に行けるかどうか。4月下旬まで停電ぎみらしいです(長ければ夏以降も)が、そんなに今の状況を続けたら経済が壊滅するので、何としても早めに回復させるだろうと淡い期待をしています。
    質問をしつつ色々調べました。質問を投稿した時点ではシリコンバレーの語学学校に通って英語の練習+TOEFLのスコアを取るつもりでしたが、今は安い方法で会話とTOEFLの勉強(フィリピンが候補)をして、残ったお金でUCSCのExtensionを検討しています。UCBは学費は明確ですがUCSCの学費は見あたらないので困っています。9ヶ月の学費と生活費をあわせて3万ドルくらいを目安にしています。
    Extensionはカリフォルニア大学特有のようで、中部の学費の安い大学にはExtensionはないようですので頑張って学費を貯めます。ベストは去年応募したDVプログラムに当選することですが当選確率は1%程度なのでOPTの準備をします。
    エンジニアが不足しているのは心強い一方で、自分でどこまで働けるか心配の面もあります。ましてや国籍のないビザがなくなったらニートに逆戻りの異国で、英語で仕事をしなければならないため不安は大きいのですが、ここが踏ん張りどころですので頑張ります。ありがとうございます。
    P.S. コメントのページに「次のコメント »」があるのに気づかずお返事いただいたのにしばらく気づかずお返事が遅れて失礼しました。

    いいね

  40. ちょっと宣伝でアレですが、まじめにIT業界で英語で働きたい人のための英語教材 http://listen-it.com/(コンテンツは私が作りましたw)やってみてください。初日は無料なので、そこで「ほほーこういうことをやるのか」とわかれば、有料分はやらずに適当にその辺の無料コンテンツで同じようにやれば吉。
    「会話教室」は私は基本的にROIが低いと思っています。じゃぁなにをやったらいいの、というのがshadowingなのですが、その練習の仕方です。

    いいね

  41. なるほどー、見てみます。お返事および記事たいへん参考になりました。ありがとうございます。
    確かにROIは低いかも知れません。あと投資は金銭だけでなく時間もあり、あんまり遊んでいる時間もないから、できるだけ早くExtensionに参加したいところです。

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