パソナテックのサイトに連載しているコラムの最新号が、サンフランシスコに事務所を構える弁護士、James Prentonさんのインタビュー。名前は完璧にガイジンだが、お母さんが日本人、お父さんはイギリス人で日本育ち。アメリカには、大学入学との時に単身渡ってきた、という人である。
弁護士というと、「一旦資格を取ったら一生安泰なんでしょ?」と思う人もいるかもしれないが、Jamesのキャリアは波乱万丈。行く法律事務所が次から次へと瓦解したりレイオフされたり。人生は厳しいのである。しかし、そうした苦難を乗り越え、ついに大手事務所のパートナーに上り詰め、独立して自分の事務所を設立した、という「人間版プロジェクトX」みたいな偉い人だ。
しかも、専業主婦の奥さんと3人の子持ち。いつも思うんだが、シリコンバレーでこういう家族構成で働いている人って、本当にリスクテーカーですごいと思う。夫婦共働きでも結構リスクがあるのに。
(多分同様の家族構成のエンジニアで、最近、シリコンバレーの会社からレイオフファイヤーされて上司3人を銃殺した人がいるが、気持ちはわかる、とまでは言わないが、切羽詰ってたんではなかろうか、と推測したり。)
もちろん、既に一生左団扇で暮らせるくらいの安全な蓄えがあります、というなら話は別なのだが、そうではない人でも結構いるんですよね、専業主婦+子沢山な人たち。これがさらに、ただの就労ビザだと、「レイオフ→即国外退去」となるのでかなり崖っぷち。Jamesは早くから永住権のグリーンカードを持っていたので、それはなかったわけですが、しかし、それでもすごい。
と言っても、そういう人、特に移民では結構いる。(ビザの関係で奥さんが働けないケースが多いので)。やっぱり、こういうリスクに挑戦しようという人だけが選択的に残っている国がアメリカということでしょうか。
Jamesのインタビューはかなり長くて、4回分割で掲載されていますが、よろしかったら読んでみてくださいませ。
どうやら、今回の事件、レイオフじゃなくて解雇だったみたいですね。
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今回のコラムとても良かったです。毎回続きが楽しみでしたし、最後のまとめが更に良かったです。Jamesすごいですよね。
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chikaです。
レイオフ→ファイヤー、直しました。ご指摘thanks! 昨日の新聞に、「解雇した社員の暴力沙汰を防ぐ」ということで、気をつけるべきこととして「金曜日に解雇しない」というのがありました。二日お休みが続き、その間仕事先を探す活動もできず、ひたすら解雇された会社をうらみに思う人がいるから、、だそうです。なんて現実的なsuggestion。
Rika-san, Thank youです。
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ビジネスアスキーも連載されてたんですね・・
キャンディーズって・・古っ!
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@maru
最初のビジネスアスキーの提案は
「キャリアガール3人の、シリコンバレー ミーハーTALK
シリコン☆キャンディーズ」
でした。orz。読者層は55歳以上って感じなのでしょうか?
もとい、海部さんと瀧口さんとの3人で語り合ってそれを原稿にする回があるらしいので、それはやりたーい、と手を上げたんですが、いつ話し合いできるのかな・・・。
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