インターネット時代の秩序:自分のサイトは自分できれいにしよう

自分の持分のサイトをそれぞれが整備することで、インターネットの使い心地はよくなるのではないか、という話。ちょっと前のMark Andreessenのブログより

The first time I met Dave Sifry,
over three years ago, he told me that conversations on the Internet
would eventually all revolve around every individual having a blog,
each individual posting her own thoughts on her own blog, and blogs
cross-linking through mechanisms like trackbacks and blog search
engines (such as Dave’s Technorati).

The advantage of this new world, said Dave, is that each individual
(anonymous or not) would be publicly responsible for their own content
and in charge of their own space — substantially reducing the risk of
spam and trolls — and the communication would flow through the links.
There would still be the risk of link spam, but at least this new world
would make people more responsible for their own content, and that
would tend to uplevel the discourse.

TechnoratiのファウンダーのDavid Sifryがこんなことを語ったと。

「インターネット上の対話はやがて全てブログベースになる。匿名・実名に関わらず、個々人が自分の発言と自分が持つインターネット上のスペースに責任を持つことにより、スパムや悪意の攻撃が減る。結果的に、インターネットによりよい秩序がもたらされる。」

全部がブログになる、というのはまぁ極論として、オーナーシップを持ち、自分の持ち分は自分で管理するのが大事、というのは、本当にそうですなぁ。

ちなみに、英語でownershipというと、「責任を持つ」というのと似た意味で使われます。「誰がこのプロジェクトのownershipを持つんだ?」というときは、「誰が、このプロジェクトの成否を自分のこととして真剣に考えているんだ?」という意味になります。(accountabilityと似てますね。accountabilityがresponsibilityとどう違うかは、昔書いたエントリーを参照あれ~)

私がひっそりやってるヒアリング練習のポッドキャストのサイトのほうで、今日アップしたのがGuy Kawasakiのインタビューの聞き取り練習。Guy Kawasakiが最近始めたサイト、Truemorsについて話をしているのですが、このサイトは一般の人からの投稿サイト。インタビューの中で

「Truemorsを始めて最初の数日間は、スパム投稿が山のようにあった。『どれくらい悪事が働けるか、トライしてみよう』という愉快犯の攻撃だ。でも、それを全部丁寧に削除し続けた後はあまりスパムは来なくなった」

という類のことを言っています。

「自転車のカゴ理論」

ですな。

道路にとめてある自転車のカゴ。すっきりきれいなカゴにゴミを投げ入れるのは抵抗があるけれど、ちょっとゴミが入ってると、軽い気持ちでゴミを捨てる人が増えて、ゴミだらけになるわけで。

ちなみに、このブログは、もともとコメントもトラックバックも全て自動的に表示され、私が後でスパムと判断したら消す、というシステムだったんですが、現在は、トラックバックの方は承認してから出ないと表示されません。これは、ブログをホスティングしているTypepadの仕組みが変わったせい。まぁ最近、しょうもないトラックバックスパムが増えているので、これはこれでいい仕組みかな、とは思いますが。いずれにせよ、スパムは表示しない・表示されてもすぐ消す、という風にしています。

トラックバックスパム、コメントスパムも、効果がなければ誰もやらないわけで、トラックバック・コメント機能を持ったサイトのオーナーが丁寧にスパムを削除し続ければ、やがてスパムは減っていくはず。皆さん、公共に福祉のために、自分のサイトのスパムは消して下さいませね。

インターネット時代の秩序:自分のサイトは自分できれいにしよう」への3件のフィードバック

  1. もちろん個人もある程度のお掃除は必要ですが、サイト運営側にもスパムを減らす工夫をしてもらいたいですよね。「Typepadの仕組みが変わったせい」というのは、その一例でしょう。
    私はYoutubeで動画を公開してますが、最近Youtubeではスパムが異様繁殖しています。スパム報告機能はあるんですが、どうも有効に管理されていない模様(スパマーのアカウントが迅速に削除されない)。
    ユーザーとしては「スパムを一度でも送ったIPからの送信を即禁止する」くらいの厳しい措置を取ってもらいたいところですが、今のYoutubeのスパム対策は逆に一般ユーザーの自由度を下げる効果の方が大きいように思えます。

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  2. 初めまして。知人よりこちらの記事を紹介されて訪問しました。
    シメの一文のお茶目さに思わず良い意味で吹き出してしまいました。
    「オーナーシップを持ち、自分の持ち分は自分で管理するのが大事というご意見に同感です。
    ブログも色々な目的で開設されていて、日記代わりにしている人や不満のはけ口に
    しているものもありますが、公開する以上、家屋で言えばブログは「応接間」の様な
    ものなのかな、と私は感じます。そこを綺麗にしておくのは持ち主の責任になるのでしょうね。
    お邪魔しました。

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