ペコちゃんより怖いペットフード

大事件ですっ。(ただしペットオーナーに限る)

ペットフードメーカー、カナダのMenu Foods社の製品に殺鼠剤が混入、これまでにわかっただけでも14匹の犬・猫が死亡、6000千万以上の缶詰が3月16日からリコール中。当初は、去年の12月3日から今年の3月6日製造のものに限られていたが、昨日から製造日時を問わず対象製品全てにリコールを拡大

何が大事件かといって、Menu Foods社は超大手OEMで、お店で売ってるブランド名は多種多様。同社のウェブサイトのリコールリストには、ドッグフード53種類キャットフード42種類が載っている。

リスト中、IAMSというブランドのFlakes with Tuna & Ocean White Fish in Sauceは、うちでも最近一回買ったことがある。ただし、チャイが一口も食べなかったのでそれきりとなったのだが。(チャイは、殆どの缶詰が嫌いなので、これはよくあること。)我が家に常備されているドライフードはScienceDietというブランドのローファットのものだが、このScienceDietもリコール対象になっていて、どっきり。でも、今回のリコールはウェットフードのみ、ということでセーフ。(Menu Foodsはウェットフードしか作っていない。)

事の発端は、Menu Foods社に「ペットが死んだ」というクレームが寄せられ、同社がテスト用の猫に自社製品を食べさせたところ、な、な、なんと9匹が死んだ・・・とのことでリコール。恐ろしい。ちなみに症状は腎臓がやられるそうです。

今回の事件で皆びっくりしているのは、リコールリストに、高級なものから安価なものまで、かなり開きのあるペットフードブランドが並んだこと。

「なんだ、ペットフードって、どれも同じところで作ってたわけ?」

と。今日のNew York Timesにも

If a few companies are making many of the brands, are pet food all the same then?

という疑問が載っています。同じ記事に寄れば、アメリカでは、9000万人が猫を、7400万人が犬を飼っているそうな。両方飼っている人も多いことを考慮に入れても、多分1億人がドッキリ・ビックリした今回の事件。(うーん、しかし、ニュースをフォローしてる人だけで言ったら、2000万人くらいかな?この国が、日本みたいに上を下への大騒ぎになるのは中々大変なのです。パリスヒルトンの犬が死んだ!!とか言ったら騒然とすると思いますが。)

ちなみに、

dogs will eat anything. Cats are very fussy, as any cat owner will tell you. The one thing that’s never been studied is to find out how long it would take for a cat to eat something it doesn’t like

「何でも食べる犬に比べて、猫は好き嫌いが激しい。どれくらい猫のお腹がすいたら、嫌いなものでも食べるかは不明」とのことですが、そうか、犬って何でも食べるんだ。犬飼ったことないんですよね。猫はホントに好き嫌いが激しいです。匂いだけで嫌がったり、食べても吐いちゃったり。焼いたアジが大好物でも、焼いたサンマは絶対食べないとか。うちの猫は二匹とも刺し身を食べません。ガイジンだなぁ・・・。

しかし、今回の製造元のMenu Foods。正式名称がMenu Foods Income Fundという年金みたいな変な名前。カナダの会社なんですが、なんだか怪しい税金逃れスキーム風。ペットフード業界は、動物愛護団体からの突き上げが厳しいため秘密が多いとのことですが、それにしても変では。カナダって、食品添加物の会社なんかもポロポロあるんですが、寒い国で何をしているのでしょうか・・・・・。

ペコちゃんより怖いペットフード」への8件のフィードバック

  1. あーこのニュースまじでどきっとしました。
    ちなみにうちのボリスにゃんこは「プリスクリプション・ダイエットw/d」ってやつです(誰も聞いてない

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  2. 私も、このニュースを最初に聞いたときは、いろんな意味で驚きました。 
    追加情報によると、ネズミ駆除につかわれる薬品が混入していたそうではないですか。いくら人間用じゃないとはいえ、食べ物を作っている会社なんですから、厳しい検品基準があってもよさそうですが、なかったのかしら。そして、あ~んなにたくさんあるブランド側も、Menuに作らせっぱなしで、自社でなんらかの品質管理はしてなかったのかしら。うちでは今回の事件の影響はうけませんでしたが、犬を飼っている者としては、どうして、こんなことがおきたのか、とっても気になるし、この先、心配。   

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  3. 日本ではこのニュース、「アメリカでこんな騒ぎがあるらしいよ」と一部で出ているだけだったので詳しく知らなかったのですが、内容を見てびっくりです。あのブランドもこのブランドもみんな入ってるじゃないですか。うちもScience Dietのドライ(毛玉対策用)なのでセーフですが、実際使っているブランド名を見るとドキッとしますね。

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  4. chikaです。
    2chさんがリンクしてくださったlivedoorを読むと、「肝臓」障害が症状となっていますが、これ「腎臓」です。毒が体に入ると肝臓がやられることが多いのは事実ですし、また、肝臓と腎臓、両方がだめになるケースも多いですが、今回は「腎臓(kidney/renal、肝臓はliver/hepatic)」が機能不全になるのが症状。
    もしや・・と思う方は、動物病院で腎機能をテストしてもらい、問題があったら一般的な腎不全の治療を受けさせるのがよい、と書いてありました。
    (出典はこちら
    http://forum.interference.com/showthread.php?s=&threadid=174201&pagenumber=3
    真ん中辺の03-26-2007 09:36 PMにポストされたLiesjeさんのところ。参考まで、下に一部copy/pasteしておきました)
    また、一応リコール対象は、本文のリンク先にある製品のみ、ということなので、たとえば「ScienceDiet全部」とか「IAMS全部」やめる必要はないと思います。
    「でも怖い・・」という方もあると思いますが、それを言ったら、全てのペットフードが怖いわけで、その危険はこの事件が起こる前も同じように存在してたわけですよね。ということで、今まで与えてきた以上、腹をくくって買うしかないのではないでしょうか。(小麦から自分で育ててるペットフードメーカーってなさそうだし。)
    参照したNew York Timesの記事によれば、犬は人間の残り物で問題ないそうです。ただし、「そもそも人間が正しい食生活を送っていれば」ということで、こっちの条件が満たせてない人が多いため、やっぱりドッグフードの方がよいそうですが。猫はやっぱりキャットフードの方が長生きする傾向があると思います。実際比較したデータは知りませんが・・・。
    あとは、自分でオーガニックフード買ってきて、犬・猫用に調整して調理するしかないかも。それも信じられなかったら、もう自分が農民になるしかありませんね。とほほ。
    ■■以下、上記リンク先からの一部抜粋。なぜかU2のファンサイトからのリンクなんですが、おおもとは獣医情報ネットワークサイト http://www.vin.com/VIN.plx?P=Veterinarians&I=2 、とのことで獣医さん向け情報です。■■
    Q: What signs do affected animals show?
    A: Colleagues at IAMS reported that the cats receiving the diet in laboratory settings demonstrated a severe and peracute reaction. Affected individuals often vomit soon (1-12 hours) after ingesting the food, some become anorectic and lethargic. Some salivate and have oral ulcerations. Weakness and hematuria has also been reported. Blood values for BUN/creatinine and phosphorus are greatly elevated (often requiring dilution of the sample to get a value). However, other colleagues are reporting confirmed exposure to the diet with a much wider spectrum of presentations where some individuals affected exhibit signs of mild renal insufficiency, developing after days or weeks, while others rapidly exhibit signs of acute renal failure.
    Q: How should affected individuals be treated?
    A: Colleagues at IAMS have suggested that almost all the affected cats respond to standard supportive fluid therapy and recover, despite severe azotemia and uremia at the onset of treatment. This toxicity is not as uniformly lethal as ethylene glycol toxicity or the Diamond Pet Foods-associated aflatoxicosis that caused hepatic failure. Animals treated aggressively, even those with severe azotemia, appear to have a fair prognosis, based on the evidence to date.
    Q: If I suspect I have a case, how should I proceed?
    A: First of all, do not panic! Many cases of renal failure may be unrelated to any pet food consumption. Be sure to rule out other causes of acute renal failure (e.g. antifreeze poisoning, pyelonephritis, urolithiasis, acute-on-chronic decompensation). While this problem may be widespread, our clients require us to exercise clear and rational judgment. Unless more specific therapeutic recommendations are forthcoming as more is learned and more cases are treated, the most rational choice is to follow standard therapeutic strategies for acute renal failure. Some VIN resources on acute renal failure can be found here:
    1. Associate chapter on Acute Renal failure
    2. Lecture notes on Acute Renal Failure
    3. Proceedings notes from BSAVA on Acute Renal Failure
    Collect Information, so that subsequent studies may help determine the extent and nature of the problem. Collect data on diet history and, when possible, ask clients to bring a sample of the foods fed including a can or package with the product codes identifying the lots and date of manufacture. (How to read product codes)
    Record the information and ask clients (to the extent possible), to keep unopened packages of food. If possible, store the fully identified (client, patient, etc) product for the client.
    Do not repeat rumors, gossip or innuendo. This does not serve the public or our patients and clients. The reality of the current situation is that we do not know what the cause and extent of the problem is. If questioned by reporters, clients, or anyone, resist the temptation to speculate about or repeat information that you are not confident is accurate.
    Advise clients to not feed any foods on the affected lists. If you have a client email list for your clients, alert them to the situation in a cautious and professional manner.
    Share what you learn with your colleagues on the message board discussions listed at the beginning of this article. If you have breaking news or strong concerns about this or other information circulating that you want to disseminate rapidly

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  5. 先日は一ツ橋でお世話になりました。刺激的なお話伺えてうれしかったです。ありがとうございました!時差ぼけはもう治られましたか?
    記事を読み、現在我が家ではwet foodをひかえております。きちんと情報をおっている時間がないので、ひとまずの安全確保です。
    母親猫(ぴょん)のほうはドライ好きなので問題ないようですが、息子猫(ジジ)はウェット好きなので、不満がたまるらしく、近頃、ご機嫌斜めです。
    猫は好き嫌い激しいですよねー、本当に!

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  6. chikaです。
    昨日の夜、Hill’sのPrescription Diet m/d(ドライフード)がリコールされました。Catfrogさんのはw/dだから大丈夫みたいですが・・・。
    Menu Foodsと同じサプライヤからのグルテンを使っているのがわかったので、安全のためにリコールしておく、というものらしいですが。怖いのォ・・。
    http://www.marketwatch.com/news/story/hills-pet-recalls-prescription-diet/story.aspx?guid=%7BB32B4D6C-DF82-4451-ADFB-1C3B3D9C1698%7D

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