極楽ダイビング写真

インドネシアのLembehというところは、なぞの海中生物に満ちている。あまりに変な生き物がてんこ盛りでいるので、

「もしかして、戦争中に通りかかった船が、放射性物質の塊をうっかり落としたとか」

と不安になるくらい。というわけで、Lembeh写真をいくつか。

Pygmy Seahorse

体長5-10ミリの極小タツノオトシゴ、pygmy seahorse。日本近海にも生息。ちょっと顔を背けられ、見返り美人風になってしまって残念。。。

Seahorse

これは普通のタツノオトシゴ。(とはいっても、なかなか見つからない)。

Cuttlefish

Cuttlefish。日本語はコウイカ、でよかったでしょうか?海草またはサンゴの擬態をしていると思われます。

Flamboyant Cuttlefish

別のCuttlefish。こちらはFalmboyant Cuttlefishという通称。華やかです。

Banggai Cardinalfish

Banggai Cardinal Fish。ダマダマになってふわふわしている。

Nudibranch

ウミウシ。

Nudibranch2

ウミウシその2。

Nudibranch3

ウミウシその3。二匹でくっついて移動。交尾してるわけじゃなく、単にくっついている。(交尾は頭の後ろの右側からニョニョニョと交尾用器官が出てくる。)こうした「くっつき移動」はTrailingと呼ばれるが、何のためにくっついているかは不明らしい。

Shrimp

エビ。イソギンチャクで体をフリフリしている。体長1センチくらい。はさみが2セットある。

Shrimp2

こちらもエビさん。

Crab1

カニ。2センチくらい。別にどうということはないカニだが、これくらい超ピントがあうと嬉しい。

Crab2

がっしりカニ。奥のほうに透明のエビがいる。

Unknown

これはなんでしょうか。カニ?10-15センチくらい。真ん中奥が「頭」で、ヨーク見ると目がある。

別のエントリーへのコメントで質問がありましたが、私が使っているのは、ごく普通のデジタルカメラにメーカー純正のハウジングです。もう4-5年Olympus4040を利用。

極楽ダイビング写真」への7件のフィードバック

  1. うわー。すごい不思議な生き物達。 lembeh て素敵なリゾートみたいですね。泳げない&お刺身嫌いなのでダイビングには全く興味ない私ですがこのちっちゃい生物には感動しました。チカさんみたいなsuper workaholic carrer ladyでもちゃんとバカンスするんですね。安心しました。しかもSGPとかマレーからとか直行便でてるのですね。アジアリゾートは好きだがjakarta とかマニラとかの都市は苦手な私にも興味持てそうな destination ですね。

    いいね

  2. 絶妙なタイミングで写真のアップ。 カメラ機種の質問にも答えてくださいましてありがとうございました。 それにしても、写真が図鑑のように綺麗。ネオン色のイソギンチャクは、まるで顕微鏡下で微生物かなにかを見ているよう。すごく不思議な気分です。

    いいね

  3. 素晴らしいアップの写真ですね。水中写真はデジカメで劇的に進歩して楽にもなりましたよね。
    来週からスミラン、ミャンマーへダイビングに行くのですが、もうニコノスを持って行くのはやめて、デジカメ&ハウジングにしようかと思ってます。
    ちょっとデジカメでのコツを教えてください。
    Chikaさんの写真はマクロ・モードで撮っているのですか?また、普通モードだとしたら、ズームは使ってます?フラッシュは当然常時強制オンですよね。

    いいね

  4. chikaです。
    私はダイビングは海リゾートでだらだら過ごすことを目的にはじめました。単にビーチで毎日過ごすって結構退屈だけど、ダイビングしながらだったら楽しく過ごせるかなーと。なんか、ただダラダラって、かえって余計なこと考えちゃってリラックスできないんですよねぇ。貧乏性っていうか。
    で、写真は、さらにそのダイビングをより楽しくするためのもの。
    えー、ご質問のデジカメ水中写真ですが、こんな感じです。
    1)マクロの最小焦点距離~20センチ以内くらいの対象だったらごく普通のデジカメのマクロモードで相当きれいに撮れるので、ウジングだけでOK。イメージ的には3-5センチのサイズの被写体です。
    (透明度が高ければ遠くのものもぼやーっと撮れますが。中途半端な距離はbackscatterが強くてたいていだめです。あ、でもこの辺はフィルムカメラも一緒かな。)
    2)もっと小さいものを撮るのであれば、外付けマクロレンズ+外付けフラッシュが必要になります。私は今回はマクロレンズ2枚+外付けフラッシュ1個、というセッティングでした。水中で、マクロレンズをつけたり取ったり忙しい忙しい・・・・。(でもやっぱり、外付けフラッシュ2個+焦点合わせ用ライトがあった方がいいです)
    3)フィルムカメラと比較したデジカメの特徴は、がんがん無駄な写真も撮って、トライアンドエラーが可能なこと。特に、最近の数ギガ容量があるデジカメだったら、全撮影を±1くらいのブラケットにしておくとよいと思います。(私のカメラは最大128Mのカードしか使えないので、ここまでの贅沢はできない。)
    4)私はマクロ、F9.0、1/125、フラッシュ強制オンという設定をプリセットしておいて、大体そのまま撮っています。マクロ専門です。
    5)メインにワイド設定のカメラ(外付けストロボ+ワイドレンズ)を持ち、サブで小型のデジタルカメラをポケットに入れて持っていくと、ワイド・マクロ両方対応可能。マクロだったら、キャノンとかのごく小さいレンズ内蔵型のカメラでも相当きれいに撮れるので、欲張りさんにはお勧め。
    6)「ちょっとデジカメを試してみる」というくらいだったら、まずお持ちのデジカメに合うハウジングだけ買ってみて、マクロの最小焦点距離の撮影だけやってみる、というのがお勧め。簡単な装備なのに相当きれいな写真が撮れますので。
    (えー、もしかしてこれは周知の事実かもしれないのですが、「マクロで一番小さなものが撮れる距離は、ズーム最大のところではない」というの、実は私ごく最近知りました。私のカメラだと、ズーム最大のところに動かして、そこから「ジッ」と一瞬戻したところが「最小撮影可能ズーム」。もしかして、当たり前の知識だったらすみません。)

    いいね

  5. 懇切丁寧な解説ありがとうございました。とっても参考になりました。
    今回は、お勧めに従い、ニコノスをワイド専用でメインにして、マクロ用にデジカメ・ハウジングをポケットに入れて潜ってみます。
    ハウジングで外付けマクロレンズという組み合わせは面白いですねえ。今持っているデジカメでも同じことできるか、ちょっと私も調べてみます。

    いいね

コメントする