ゲーム・セミナー

JTPAでゲーム業界の方3人をパネリストに招いてセミナーを行った。法政大学のシリコンバレー・オフィスをお借りして、私がモデレータをしました。法政大学は、日本の全キャンパスともテレビ会議システムで繋ぐことができるOAシステム完備で、大画面がたくさんある。豪華。以下、パネリストの発言の中で私が面白いと思ったことをいくつか・・。

パネリストは下記の3人の方。

■関根 Tom氏: Chief Operating Officer, Capcom Studio 8
■橋本 和幸氏: Vice President of Technology, New Platforms, Electronic Arts
■吉田 修平氏: Vice President of Product Development, Sony Computer Entertainment America

アメリカでは来週発売予定のPSPを3台デモでもってきていただいたのだが、セミナー終了後、真剣にプレーする人続出でした。今回は子供も参加可、ということで、数名小学生~高校生も来てました。

私が面白いと思った点は・・・・・

■ゲームの好みの国際格差は広がっている

Play Stationが米国で発売された当初は、日本で開発されたゲームしかなかったこともあって、日本で作ったものがことごとく売れた。しかし、最近は分化しており、日米欧共通で売れるゲームはどんどん減っている。とはいうものの、日本で作ったゲームでアメリカで受けるものはあるのだが、その逆はダメ。アメリカで作ったゲームは全く日本で受けない。

■ゲームの作り手としての日本の優位性は減ってきている

キャラクターや、筋書きなど、表面的な部分では、好みに国際的な差があるが、基本的な動作などの作りこみは日本の開発者が優れている。が欧米の開発者もスキルアップして追いついてきている。

■こんなの売れないと思ったのにものすごく売れたゲームATV Off Road

砂漠のようなところをオフロードバイクでがんがん走る、というゲーム。カリフォルニアのスタッフも、大して売れないだろうと思って、10万本くらい出荷したら、意外にどんどん売れる。結局250万本近く売れてびっくり。調べてみると、アメリカの真ん中あたりの田舎では、オフロードバイクを趣味にする人が多く、そのあたりで受けたらしい。

(アメリカの田舎はとてつもなく田舎で、ラフな遊び方しかない、ということの証明か。・・・しかし、大して売れない、といっても10万本も出すのであるな。)

ちなみに、Sony Computer Entertainment Americaは700人いるうち日本から来ている日本人のスタッフは4-5人しかいないそう。アメリカで受けるゲームはアメリカ人が一番よくわかる、ということで。

また、一つのゲームを開発するのに昔は5人、なんていうこともあったが、最近では100人以上かかることも多く、時には250人などという超大作もあるとのこと。4-5人で作っていた時代は大当たりしたら個人の見返りも大変大きかったが、最近では・・という話。

しかし、超大作ばかりがゲームにあらず。2-3人でチャッと作って、インターネットで流通させて大あたりさせる、というのはこれからまたあるかもしれませんね。

ゲーム・セミナー」への9件のフィードバック

  1. ふと思ったんですが、chikaさんはゲームってするんですか?
    今はビジネスとしての興味しかないような・・・。 僕の想像では、chikaさんはゲームする暇があったら科学系の面白そうな本を読む方に充てるのではないかと・・。でも実は今でもゲーマーだったりするのかな?(昔のentryにfamicom時代、スーパーマリオ・マスターだったってあったので)

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  2. ふと思ったんですが、chikaさんはゲームってするんですか?
    今はビジネスとしての興味しかないような・・・。 僕の想像では、chikaさんはゲームする暇があったら科学系の面白そうな本を読む方に充てるのではないかと・・。でも実は今でもゲーマーだったりするのかな?(昔のentryにfamicom時代、スーパーマリオ・マスターだったってあったので)

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  3. しますとも♪といっても、新しいタイトルを片っ端から、というのではないですが。PS2の日本版をもってます。最近のはまりはナムコの「塊魂」です。
    でも、あんまり最近のハイテクっぽいのより、昔のパックマンみたいなのが好きですが。。。。Yahoo GamesのBejeweled 2は楽しいーです。http://games.yahoo.com/にあります。
    (と、昨日パネルの方々にいったら、「お金出してソフト買ってください」と泣かれました。

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  4. 初めまして♪Clayと申します。
    昨日は大変興深いセミナーを開催して戴き、有難うございました。というのも、私はまったくゲームをしないので。では何しに?実はchikaさんに会いにいったのです(笑)。
    私が興味を持ったのは、女性のゲーム人口の低さ(驚)ハードを買う人の9割が男性、残りの1割が女性。
    この域を開拓すれば、この市場はゴールドかも?
    昔、茶道をした人は男性に限れていた。今は女性がほとんど。いつの日かゲーム業界にも、同じ日が訪れたりして(驚)橋本様どうぞ頑張って!それにはやはり女性の雇用を増やす事ではないでしょうか?

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  5. Clay-san,
    どうもどうも♪
    女性のゲーム人口の低さは、私としては普通だと思ってましたので、おどろかなったんですが・・・。確かに、女性の雇用を増やす、大事ですよねぇ。ユーザー側にたつ人がいないと。

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  6. 私(女性)もゲーム好きです。でも最近のゲームは難しい。。。そうそう、どなたか、「LIFE&Death」というゲーム覚えている方いませんか?私は学生時代にこれにハマリ、研究室でずっとこのゲームに没頭していました。
     これは手術のシュミレートゲームです。盲腸手術にはじまり、最後は心臓移植まで行きます。手術をはじめる前の消毒や、ゴム手袋をはめるところなど、手順を間違えると感染症をおこし患者さんが死んでしまいます。
    各種病気のオペでも切開方法や止血方法を間違えると大変な事態になります。
     このゲームがまたしたい。。。。

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  7. akiさん、こんにちわ。
    女性ゲーマーです。Life and death なつかしいですね。
    昔は、いろんなゲームにわくわくしてたのに、
    最近は、自分が年をとったのか、ゲームがむずかしくなったり
    想像力を書き立てることが少なくなったのか..
    塊魂、まだやってないので、買いに行こうと思ってます。
    では!

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  8. clayさん、いいなぁ 羨ましいです。僕もchikaさんに会いたいです。 けどシリコンバレーはちょっと遠い・・・。
    次にchikaさんが日本にいらっしゃる時は何とか・・。

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  9. aki-san, asaoka-san,
    Life & Deathここでダウンロードできるみたいです。http://free-game-downloads.mosw.com/abandonware/pc/simulations/games_i_o/life_and_death.html
    私、大学の頃パソコンもってなかったんですよね。学校もあんまり行ってなくて、友達の書院というワープロ借りて卒論書いた(レベル的に、先生が研究室の恥と言っていたようなガラクタ論文)くらいなので・・・
    masahiro-san,
    いやー、そんな会ってみるほどのたいしたもんじゃないです。。。

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