ボーイング 24 Netflix

ボーイングのCEOが辞任した。女性重役との不倫が発覚したからである。

不倫大国、日本の常識的には、たかが不倫ごときで大げさであるのだが。

不倫といえば、テレビドラマ24。テロ対策ユニットのNo.1(男)とNo.2(女)が不倫、その後No2とNo.3(男)が恋愛関係になる。で、ユニットのスーパーバイザーから、「この部署はいろいろあって困る」みたいないやみをクチクチ言われたりするが、それは当然であろう。っていうか、そういうことは多々あると思うが、社内中に知れ渡らないよう、もっとこっそり付き合えないのかね。

さて、で、24のDVDをレンタルするためにNetflixに入ってしまった。2インターネットと郵送によるDVDレンタル屋さんである。大変快適。

仕組みはシンプル。
1)Netflixのサイトで、ユーザー登録(住所・クレジットカード情報など)
2)同じくサイトで、借りたいDVDのリストを登録。500枚までリストに載せられる
3)リストの上から順番に郵送でDVDを送ってくる
4)見終わったら送り返すと、次のDVDを送ってくる

常に複数のDVDをキープできる。キープできる枚数は最初に指定。3枚が標準パターン。1枚送り返せば1枚新しいのが送ってくる。2枚返せば2枚。家にある枚数が3枚でさえあれば、そのうち1枚は1年ずっと持ちっぱなしでも構わない。この3枚キープパターンで、月会費は17ドル99セント、約2000円。送り返すのも含め送料は無料。

Netflix1こういう風に、ただの紙のケースに入ったDVDがそのまま封筒に入って送ってくる。

Netflix2宛名の書いてある表の紙を切り取り線で取ると、そのまま返送用封筒になる。DVDを見終わったら、この封筒に入れて、家の郵便ポストに入れればおしまい。(アメリカの郵便配達の人は、家の郵便受けに発送したい郵便を入れておくと、配達時についでに持っていってくれる)

24は面白い面白いとみんな言うので見ようかなと思っていたが、いくらなんでも24時間も見るのはちょっと、、、と躊躇していた。が、やっと思い立ってファーストシーズンの最初の4時間分が入っているDVDをBlockbusterで借りた。そしたら面白かった。が、残りを見るには後5枚も借りないといけない。面倒くさい。なので、やっと重い腰をあげてNetflixにも入った次第。

しかし、10時間目くらいからちょっとだれてきて「まだあと14時間もあるのか・・・」とつらくなった。が、10時間も見たのだから残りを見なくては・・・ということで意地で見ている。(やっと20時間分見たところ)これぞまさにEscalation of Commitment。「今までこんなにやってしまったんだから途中でめる訳には行かないと」いやいやながらも残りをやってしまう「決心の泥沼」。

Netflixに入ろうと思ったもう一つの理由はLa Dolce Vitaが見たかったから。1961年に作られたフェリーニの名作、だが、去年初めてDVDになった(と思う)。が、Blockbusterを数軒探したがない。しかし、もちろんカタログの豊富さで知られるNetflixにはある。

ちなみにBlockbusterやWalmart、AmazonもNetflixと同様のインターネット+郵送のDVDレンタルをはじめた。いずれもNetflixより安いが、カタログがNetflixほど豊富でない。「見逃した昔の映画が見たい」「あまりメジャーでない外国の映画が見たい」というのがインターネット+郵送DVDレンタルに加入する最大の目的なので、カタログが豊富でなかったら月数ドル安くても意味がない。「大ヒットDVD」(スパイダーマンとか)は個別にはレンタル売上が大きいと思うが、あんまりメジャーじゃないDVDをたくさんそろえると、個別にはたいした売上にならなくても、それ目当てで集まる顧客で繁盛する、というのの典型。Long Tailですね。

しかし、昔ながらのビデオだったら、郵送費だけでばかにならないから、Netflixモデルは通用しない。DVDが薄っぺら、というのはとっても大切なことだったんですね。

全然関係ないが、昔NetscapeのEメールソフトで、「新しいメールがあります」というマークとして「赤い棒が立っている」というのがあった。アメリカでは、郵便配達の人にピックアップしてもらいたい郵便を自分の郵便受けに入れたら、郵便受けの横にある赤い棒を立てる、というのが習慣なので、「この棒を見れば、誰でも直感的に新しいメールがあるとわかるはず」ということでデザインしたけど、国際的には全然通用しなくて、海外(日本とか)では「なんじゃこれは」となってしまったらしい。で、Netscapeの社内で「うちの会社、国際的じゃない」と反省した、ということを聞いたことが。ま、この手の失敗はよくありますが。

ボーイング 24 Netflix」への8件のフィードバック

  1. 24おもしろいですよね。実はファーストシーズンからリアルタイムで見てます。今は4thシーズンがオンエア中です。ただ、やっぱりぶっつづけで見るのはけっこうつらいです。昔FXというFox系のチャンネルで24マラソンとうことで24時間ぶっつづけでやってました。しかも、劇中とまったく同じ時刻から第一話が始まってました。最初はおもしろかったのですが、途中からつらくなってあえなくマラソンだけに途中棄権してしまいました。やっぱりテレビと同じ週一回ぐらいがいいんですかね。
    ファーストシーズンがテレビでやってたころは周りの日本人にいくら面白いと話してもだれも見てなかったので寂しかったのですが、今これだけ日本で流行ってるとやっぱり自分は正しいかったんだ、もし、24ファンドみたいなのがあったら絶対投資してたのにと思ってしまいました。

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  2. > 全然関係ないが、昔NetscapeのEメールソフトで、「新しいメールがあります」というマークとして「赤い棒が立っている」というのがあった。
    Netscapeのはどんなのか忘れた(知らない)けど、郵便箱+フラグのアイコンはX-windowのxbiffの頃からあります。Googleのイメージ検索で xbiff を入れると出てきます。
    昔これを見たとき、アメリカの郵便箱では郵便を入れるとその重みで旗が立つのかと思っていました。

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  3. Toshi-san,
    いや、うちでも「24って、こうやって何時間分もまとめてみたりせず、毎週1時間ずつ見たらもっと面白いんじゃないか」と話していたところです。続けてみると、ストーリーの無理が目立っちゃうんですよね。でも、とかいいながら、まだ見てますから、それだけ面白いということだと思います。。。
    Yuasa-san
    xbiffですかー。。。
    >昔これを見たとき、アメリカの郵便箱では郵便を入れるとその重みで旗が立つのかと思っていました。
    笑いました。ハイテク郵便受けですね。

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  4. 前に勤めていた会社でも、男性重役が同僚の重役と不倫していることがばれて、二人とも会社を辞める破目になったことがありました。でもその騒動で一番損害を被ったのは会社だったかもしれません。
    当時社内で野火のように広がった噂では二人が一緒にパーティーに出席しているところ(ちょっと大胆すぎて眉唾かも。。)を奥さんとはちあわせて大騒ぎになったそうです。
    それから間もなく女性重役が辞め、男性重役も引退しました。女性重役の後釜になった私の友達が教えてくれた話では、会社側はその女性が去った後も給料を半年か一年払い続けることに同意して、ストックオプションもキャッシュインできるようにしたそうです。
    まあそれで一件落着かと思ったら、次は男性重役を家から追い出した奥さんが「結婚生活の破綻の原因は社員の不倫を許容した雇用主」という事で会社を訴えました。その顛末は誰も知らないので、きっと内密な示談になったのだと思います。(シリコンバレーの別の会社でも同じような訴訟があり、請求額は数十億だったそうです。)
    その他にも社内不倫がセクハラの訴訟に発展した事がありましたが、アメリカではお金のあるところが訴えられるのが常なので、いつもとばっちりを受けるのは会社側でした。
    社員にとっては噂話に花を咲かせるエンターテイメントでしたが、会社にとっては社員の不倫はリスクマネージメントの対象になったはずです。

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  5. 報告:La Dolce Vita、30分で寝てしまいました。ぐー
    ちなみに、Netflix、新しいDVDがどんどん送ってくるのは、家の中にBlockbusterの泉ができたようです。なんのこっちゃ。

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  6. La Dolce Vita、映像は美しかったのですが、私も初めて見たときに、「これが不朽の名作?」と思ってしまいました。フェリーニのAmacordはそれより少しは面白かったかもしれません。。。でも古い映画はハリウッドのが一番好きです。シャーリー・テンプルやフレッド・アステアやグレタ・ガルボの映画はほとんどパロアルトのStanford Theaterで見ました。

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  7. ずっと昔に見たのであまりよく覚えていないのですが、アメリカ映画とは大分違う感性だし、美的感覚だったような。。でもブリッタ・エックランドが噴水に飛び込むシーンだけは今でも印象に残っています。息をのむような美しさで、いろんな映画やコマーシャルで真似されていますよね。
    映画がお好きな方にはStanford Theatreはお勧めです。HPの創始者の子供の一人(誰だったか思い出せません)が親から貰った財産を使って古い映画館を復元して毎週昔のハリウッドの名作を上映しているのです。パイプオルガンがスクリーンの前に設置されていて休憩中は生の演奏があります。中はカリフォルニア・ミッションの建築にアッシリア風のアールデコ調の飾りが施されています。昔のアメリカ人がどんな風に映画を楽しんでいたのかを実際に体験することができます。上映される映画も粒ぞろいです。http://www.stanfordtheatre.org/

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