[インターネットで聞ける英語素材を利用したヒアリング練習サイトListen-ITを作りました。このblogの英語関係エントリーもそちらにまとめてあります(2005年5月)]
ただいまベストセラーのEats, Shoots & Leaves. イギリスで人気が出て、アメリカにやってきた。「句読点」だけについて書かれた本。タイトルは、「句読点を間違えるととんでもないことになる」というジョークから取られている。
A panda walks into a cafe. He orders a sandwitch, eats it, then draws a gun and fires two shots in the air.
"Why?" asks the confused waiter, as the panda makes towards the exit. The panda produces a badly punctuated wildlife manufal and tosses it over his sholder.
"I’m a panda," he says, at the door. "Look it up."
The waiter turns to the relevant entry and, sure enough, finds an explanation.
"Panda. Large black-and-white bear-like mammal, native to China. Eats, shoots and leaves."
Pandaの生態について
Eats shoots and leaves「新芽(shoots)と葉っぱ(leaves)を食べる(eats)」
と書くべきところを間違って
Eats, shoots and leaves 「食べ(eats)、撃ち(shoots)、出て行く(leaves)」
と書いてしまった動物図鑑のせいで、パンダがレストランで乱射事件を起こした、というもの。
, commma . period : colon ; semicolon – hyphen などについて、とことん知りたい人はどうぞお読みください。ただし、本書はイギリスで書かれているので、アメリカの用法とは少々違うこともあります(大筋はあっています)。英語のネイティブスピーカーにとっては所有格のitsとit is の短縮形のit’sの違いは難しいらしく、そのあたりから始まります。しかし、これが二カ国でベストセラーになった背景には、英語ネイティブスピーカーの多くが、「う、句読点ってどう使うかよくわからない。」と常日頃やましく思っていたという事実があるのでは。楽しく読みながら正しい用法がわかるなら是非読んでみたい、ということではないかと。
優れもののラジオ番組、Fresh Airで筆者Lynne Trussのインタビューも聞けます。(リンク先の左側からArchived Showsを選んで、次のページの右端のFind Guestの欄でlynne trussと入れると出てきます。)
US Amazon: Eats, Shoots & Leaves
日本Amazon: Eats, Shoots & Leaves
句読点は重要よね。
渡辺千賀さんという方が書かれているOn Off and Beyondというブログで面白い記事があったのでご紹介します。本の紹介な記事なのですが、英文で句読点を打ち間違えると、大変なことになっ�…
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はじめまして.春頃から,こちらを楽しく拝見させて頂いてます.
仕事上の英作文は多いのでMicroSoft Wordの文法チェッカーに長年付き合ってますが,it’sとitsの区別について講釈を垂れられると,そんなこと間違う人がいるわけ????と思ってました.
なるほど,子供の頃から口で英語を話している人には区別が付きにくいわけですか?
ご紹介の本,おもしろそうなので,手に入れてみたいですね.
句読点のルール,私は日本の方が悩みます.
わたしがめぐり会った決定版の参考書は,本田勝一の『日本語の作文技術』です.
パンダの参考書のお返しに,推薦致します.wink 😉
ps.
うう….このフィールドでMacを使って日本語を編集しようとすると文字化けします.
という感じにしていただけると,日本のMacユーザーもこちらにコメントさせていただきやすそうですが….
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パンダが発砲?!
突然ですが、英語の問題です。次の二つの文章の違いに注意して、日本語に訳してみてください。
1.A panda eats shoots and leaves.
2.A panda eats, shoots and leaves.
どうですか?二つの文章の違いは、「eats」という単語の後にカンマがあるかないかだ�…
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