Where is my gnome

最近、新聞に3センチかける5センチくらいの小さな広告でこんなのが出ていた。
Wanted: My Garden Gnome. Have you seen him? Has red pointy hat. He was taken last week off my front lawn… Call Bill.

「gnomeの人形がいなくなりました。見つけたからはご連絡を」ということで、「なんのことやら、怪しい・・・・」と思っていた。gnomeといっても、Unixのデスクトップ環境のことではなくて、妖精の方です。

広告には、「詳しくはwww.whereismygnome.comを見てください」と書いてあって、そこに行くといかにも素人っぽいつくりのサイトがある。が、ちゃっかり旅行サイトTravelocityの割引クーポンが貼ってある。ということで、これはTravelocityのゲリラ的キャンペーンなのであった。Urban Legends and Folkloreによれば、New Yorkでは、ご丁寧にビラまで配られたようだ。

eCommerceも本格的に成長中だが、競争も激しくなっている。Travelocityもがんばってるのだ。
ちなみに、妖精の人形が旅に出るという”where is my gnome”は、元々80年代にそういういたずらがあって、それをさらに、フランスの小粋な映画、Amelieが、かわいらしいエピソードとして使ったもの。映画では、主人公Amelieが、鬱々としている父親を見かねて、父親の庭からこっそりgnomeの人形を盗み、その人形が世界を旅しているかのように見せかけた写真を父親に送って、父親に旅に出る決心をさせるという風になっていました。はい。

Where is my gnome」への3件のフィードバック

  1. 私は「アメリ」は「電波系ストーカー女」の映画とみなしているのですが(キライな作品ではないけど)、「父親を…」のくだりは、もともと高齢で鬱が始まっている父親の精神を、gnome人形の写真で彼岸に追いやってしまったヒデぇ娘、と観る事ができると思います。
    「アメリ」を観て、江戸川乱歩の「赤い部屋」という短編を思い出したのは私ぐらいでしょうか?

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  2. ははは。Amelie。実は私も、なんだかこじんまりしてて、別にそれほど好きじゃないです。感性違うって感じですね。嫌いでもないですが。
    あれで、Amelieが、見た目の怖いお姉さんやお兄さん(The Cellに出てくる連続殺人犯みたいな外見とか)だったら、まじめに怖い話ですよね。
    でもねぇ、赤い部屋まで行かなくてもいいんじゃないですか?

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