熊的Google

先週末、友人たちとTahoeにスキーに行ってきた。openしているスキー場はもう2つしかないが、その一つのSquawでは、山頂のほうに行けば4メートル近い積雪がまだあった。このスキーを企画したのはGoogleをお休み中のRay。Googleがangel investorから10万ドル集めたばかりで、まだ4人しかいない頃に加わった。梅田さんのblogの表現に従えば「天才」なんであろうか。いや、全く知らなかった。

Rayは、Googleファウンダーと同じく、父親が数学の大学教授である。本人も数学を専攻、カリフォルニア工科大学からハーバードに転籍してundergraduateを終えた後、MITで純粋数学のPh.D.を取得、その後別の仕事を経て29歳でGoogleに入社。4年働いたところで現在は長期休暇中。

Rayはまた私が最近のエントリーに書いたような「熊的体力」の持ち主でもある。例えば:

1) スキーに行く前の週はIronman Race(トライアスロン)を完走。
2) 春の湿雪の急斜面を、ほとんど直滑降に近い猛スピードで一日中滑りまくり、宿に帰ったあと、皆が口も聞けないほど疲れて崩れるように一眠りする中、一人ランニングのトレーニングに出発(ジョギング、というスピードじゃないのだ)
3) その上、趣味の料理を追求、初日の待ち合わせ時には、作りたてほかほかのイチジク・バナナパンを持って登場した上、上記のスキー・ランニングの後は、フランス仕込みのクレープを作ってふるまう
4) 翌日は一番に起きて、またトレーニング&コーヒーを入れてみんなが起きるのを待っている

まぁ、これくらいの体力だったら時々いるので熊とまで呼んでは言い過ぎか。アライグマくらいかな?しかし、いざというときには自分の腕をぶちきるかもしれない。よくわからない。特徴は、超元気でお肌つやつやなのに加え、少年のようによくしゃべること。

しかし、そのRayと同じペースでスキーをしたら、1日目の終わりには足の筋肉が麻痺して感触がなくなるくらい疲労困憊してしまった。しまった。熊的人間と同じ土俵で戦ってはいけない、ということをうっかり忘れていた。帰ってきた翌日は、疲労で頭がぼーっとし、ほかの事に集中しようとしても、ふと気づくと
「筋肉に溜まった疲労物質の乳酸が脳にまでやってくることはあるのだろうか、そうしたら私は人間ヤクルトみたいなもんなのだろうか」
などというわけのわからない夢想をしている自分に気づき、やはり知力には体力が重要、としみじみ反省したのである。Rayはあの体力でぐわーっとサーチアルゴリズムなんかを組み立ててるんだろうなぁ、やはり。。。

ちなみに、Rayはダンナの高校時代からの友達である。Rayはうちのダンナに1年遅れて同じ街にたどり着くという因縁があるんだそうだ。まず高校があったハワイから、ダンナはMITに行くのでBostonへ。RayはCaltechでLAに行ったが、1年でHarvardに転籍したのでBostonにやってくる。その後ダンナがWashington DCで就職すると、1年後にやはりDCの会社に就職、ダンナがStanfordに来た1年後にBay Areaにやってきた。「次はどこに行こうか」という話になっていた。それにしても、うちのダンナの友達には文系の人が極端に少ない。超オタクだから当たり前か。今回のスキーも、Ray以外にやはり純粋数学のマスターの奥さんと専攻は不明だが理系の大学院卒のダンナさんというカップルと5人であった。私の周りも理系が多い。文系の人はどこにいるんでしょうか。

コメントする

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中