Carlos Ghosn at Stanford Business School

日産のゴーン社長が先月スタンフォードビジネススクールで講演した。View From the Topというスピーカーシリーズの一環。スタンフォードのウェブサイトの一番下のリンクからReal Videoで一部始終を聞くこともできる。

その中で、彼が社長就任後日本の様々な識者に話を聞いた際、ありとあらゆる「日本ではできないこと」を言われた、とある。いわく
They told me “you can’t close plants in Japan, you can’t reduce headcount in Japan, you can’t eliminate seniority based system…..”
しかし、全てやってみたらできてしまった、というのは誰もが知るところ。

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創造の原点

昭和17年に東工大の教授によって書かれた「創造の原点」をある方にいただいた。欧米と日本を比較して、サイエンスでのイノベーションを起こすにはどうしたらよいかをテーマにしたもの。

まず全体を通じて、昭和17年の時点でありながら、今でも通用する教訓が語られているのに驚く。例えば『いずれの団体でも、それが最も有効に活動するには首脳者の独裁の場合のように思う。・・・「大功を成す者は衆に謀らず」・・・は至言と思う。』これは研究所の所長は暴君ではあってはいけないが、独裁者でなければならない、ということを説いた部分。

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ASPの時代は本当に来るか

日経新聞が日本株式会社の社内紙とするなら、シリコンバレーの社内紙はSan Jose Mercury Newsである。ビジネス欄といえばまぁ基本的にはハイテクのことしか載っていない。「ものごとは専業化することで進化する」と言ったのはドラッカーだが、アメリカという国は都市ごとに産業が特化している。SVでパーティーをしたら会話の内容はハイテクのことばかりだが、Washington DCでは政治のことばっかり、とはDC出身者の談。

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米国ベンチャー事情 (Microventures)

Microventuresという2日間のconferenceに行ってきた。半導体、ナノテク、MEMSなどが対象で、参加者の半数はVC関係。プレゼンテーションをする側はベンチャー企業で、1社当たり20分だけ時間を与えられて投資家向けに説明をするというもの。

主催者であるTechnologic Partnersの人とランチで隣になったので話を聞いたところ、今回の出席者は約290名。「去年の同様のconferenceでは500-600名が参加したのに比べると、寂しいものがあるけど、経済の悪さを考えたらまぁいい方だね」とのこと。

このconferenceではベンチャー企業は事業対象ごとに別の部屋を与えられ、同時に5-8社程度がプレゼンをする。コンスタントに人が集まっていたのは、センサー・イメージング関係。CMOSイメージセンサー、モーションセンサー、など。セキュリティーやコンテンツプロセッシングなど、従来ソフトウェアで行ってきたネットワーク関係の処理をチップ化する類のものはプレゼンする企業数も多く、コンスタントな集客だった。逆にデザイン・オートメーションツールやMEMSなどは4-5人しか観客がいないことも多いという状況だった。

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出張

昨日は南カリフォルニアに日帰り出張をしてきた。朝6時に家を出て、7時半の飛行機でロサンジェルスの近くのオレンジ・カウンティーに行って二つ会議をこなして、9時に帰宅。

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Prof. Nishi

スタンフォード大学のNanotech Fabrication Center長になられた西さんにお会いした。西さんには、我々が運営しているNPOのJTPAのアドバイザーにもなっていただいている。

西さんは、東芝でCMOS半導体の研究開発をした後、HPの研究所長に転進、それからTexas Instrumentsの研究開発のトップとなり、今年の春からスタンフォードに来られた。TIでは、同社創立以来最初のChief Scientistにもなった。誰に対しても大変丁寧な素晴らしい方で、ほとんど後光がさしている。

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CIAのベンチャーキャピタル

何事も思い立ったら行動に起こす国アメリカでは、CIAすら例外ではない。なんと、シリコンバレーのVC集積地、Sand Hill Roadにベンチャーキャピタルを持っている。その名もJames Bond映画からとったIn-Q-Telというお茶目なもの。ヘッドのLouieは”Mister Q”と呼ばれているとかいないとか。

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