昭和17年に東工大の教授によって書かれた「創造の原点」をある方にいただいた。欧米と日本を比較して、サイエンスでのイノベーションを起こすにはどうしたらよいかをテーマにしたもの。
まず全体を通じて、昭和17年の時点でありながら、今でも通用する教訓が語られているのに驚く。例えば『いずれの団体でも、それが最も有効に活動するには首脳者の独裁の場合のように思う。・・・「大功を成す者は衆に謀らず」・・・は至言と思う。』これは研究所の所長は暴君ではあってはいけないが、独裁者でなければならない、ということを説いた部分。
一方で時代を感じるところもある。「日本人の智力は欧米人に劣らない」ということが発見のように語られているところもあり、その頃の一般的日本人がいかに欧米に劣等感を持っていたのかを再認識する。また、当時日本人は外国の研究所や工場から閉め出されつつあったらしい。『ことに尖端的進歩から閉め出しを食うようになった』とある。今中国が世界の与えているような脅威を、日本が世界に与えつつあった時代なのだろう。しかし、中国といえば、今のシリコンバレーは中国人がわんさかいる。大学もそうだ。シリコンバレーが中国人を閉め出すことは将来ありえるだろうか?私は「ない」と思う。急速に伸びる国があれば、その力を自分のものとして取り込む柔軟性がある場所がシリコンバレーではないか、と。もしそれができなければ、この地は衰えていくだろう。
一方、「創造の原点」が書かれてから長い月日がたち、世界で二番目の大国になった今でも、日本ではまだ海外との比較で相対的に自国の問題点を語ることが多いのは、少々残念な思いがする。ベンチマークは重要だが、例えばアメリカとの比較で語ると「全てがアメリカ万能なわけではない」「アメリカンスタンダードを押し付けられる」といったような本質とは異なる論議に流れてしまう。(問題はアメリカという国がよいか悪いかではなく、日本がどうやって問題を解決するか、であるにも関わらず)
これを防ぐには、日本と海外との比較をもう一段階抽象化して、その中から「日本的」「アメリカ的」「欧米的」というレベルを超えた真理を探究し、それに基づいて自国の問題を解決する、という「根気」が必要だ。でも、日本人って体力ないから、こういう根気もないんだよなぁ・・・。
Good topic. 「日本的」is a magical word.
One example….
Here’s one popular statement you hear often. “「欧米的」thinking and 「日本的」thinking are different.”
Wait! Isn’t thinking itself a logical process? But 「日本的」thinking could be sometimes just “imaging” , “feeling”, “supposing”, or it can be even “guessing.” So in this senario, we are not comparing apples to apples.
We sometimes praise/criticize 「日本的」but do we truely understand what 「日本的」means?
Just my thoughts……
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Thanks Mozan-san,
I think putting names on issues makes it easy to understand, but could be very misleading….
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???
What do you mean?
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E.g., 「欧米的思考」is a name for certain way of carrying a logic. Because of the name that sounds familier to everyone, you can talk about it without really knowing what it actually means.
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I agree.
So we don’t even need 「欧米的」in front. 「思考」itself is a logical process.
「欧米的」sounds ethnic(?) and it maybe the reason why a lot of people get confused with logics and cultures.
Then I go back to my first posting- what is 「日本的思考」?
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The Geography of Thought: How Asians and Westerners Think Differently…and Why
Richard E. Nisbett (著)では、アジアと西欧の思考は異なるという主張をしているようです。ようですとは、私自身が読んでいないので、明確には言えないからです。
一応お知らせまで。これは、渡辺さんに言わせるとinformationですね。intelligenceをお教えできないので申し訳ないですが。
今過去のログから順番に読んでいます。
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