暗号通貨:6月に資金調達した米国系暗号通貨ベンチャー

Photo by Markus Winkler on Unsplash

6月に米国で資金調達をした暗号通貨系ベンチャーのリストです。このリストについて語り合ったClubhouseの暗号通貨勉強会の録音はこちらで聴くことができます。

Solana

  • 事業概要:高速ブロックチェーン
  • 所在地: San Francisco
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$314M(コインセール)

50,000 TPS、ブロックあたり400ミリセカンド、ネットワークフィーはほぼ0。ガバナンストークンSOLと、その1 billion分の1のLamportがある。携帯通信のTDMA方式からヒントを得たProof of Historyを利用。Solana上で稼働するP2P型SpotifyのAudiusは400万ユーザ

Chainalysis

  • 事業概要:ブロックチェーン取引データ分析
  • 所在地: New York
  • 創業:2014年
  • 6月調達金額:$100M

Mt Goxのビットコインの行方調査から事業が始まった業界老舗。2020年11月にはSilk Road(のオーナーで終身刑服役中のRoss Ulbricht)のウォレットから69,369ビットコイン(その時点で$1B)が移動したのを追跡、米国政府が没収するのをサポートした。

3月にも$100M調達、その時点での企業価値は$2B。Ciphertrace(カリフォルニア)、Elliptic(ロンドン)が競合。

Mythical Games

  • 事業概要:NFTゲーム
  • 所在地: Los Angeles
  • 創業:2018年
  • 6月調達金額:$75M

NFTのゲーム内キャラをマーケットプレースで売買できるミニゲーム、Blankos Block Partyを開発。マーケットプレースはEOSチェーン上に構築。

Bitwise

  • 事業概要:暗号通貨インデックスファンドの運用
  • 所在地:San Francisco
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$70M

$1.2B AUM。トップ10暗号通貨をトラックするインデックスファンド、Bitwise 10 Crypto Index Fund等を運用。Bitwiseが1月に行ったフィナンシャルアドバイザー1000人の調査では81%が「顧客から暗号通貨について問い合わせがあった」としており、うち17%は今年中に暗号通貨運用を始めることを検討しているとのこと。

dYdX

  • 事業概要:DeFiマージン取引プラットフォーム
  • 所在地:San Francisco
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$65M

分散型マージン取引プラットフォーム。6月時点で1日あたり$40-50Mのパペチュアルスワップ取引を取り扱い。

Securitize

  • 事業概要:デジタル証券発行・管理
  • 所在地: San Francisco
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$48M

株式発行を行う会社や、ファンドを売り出すPEなどがブロックチェーン上のアセットとして証券を売り出せるようにするプラットフォーム。SECのトランスファー・エージェントの登録取得済み。

Blockdaemon

  • 事業概要:企業向けブロックチェーン構築インフラ
  • 所在地: Los Angeles
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$28M

ブロックチェーンノード運用。ゴールドマンも投資。

Unchained Capital

  • 事業概要:暗号通貨カストディ・ローン
  • 所在地: Austin
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$25M

暗号通貨長期保有者向けカストディ(Multisigのコンシェルジェサービス)と資金貸付を行う。いわく「A key reason borrowers take loans from Unchained Capital is to preserve their bitcoin.」

Blockware Mining

  • 事業概要:ビットコインマイニング
  • 所在地: Chicago
  • 創業:2019年
  • 6月調達金額:$25M

ビットコインマイニングのハードウェアとホスティングのパッケージを提供。

Rarible

  • 事業概要:NFTマーケットプレース
  • 所在地: Delaware
  • 創業:2020年
  • 6月調達金額:$14M

NFTをミント、売却、コレクトできるマーケットプレース

TRM Labs

  • 事業概要:ブロックチェーン取引分析ソフトウェア
  • 所在地: San Francisco
  • 創業:2017年
  • 6月調達金額:$14M

ブロックチェーン上のアセット移動をトラックするソフトウェアを開発。Paypal、Salesforceも投資。

Minds

  • 事業概要:ブロックチェーン上のTwitter
  • 所在地: Wilton
  • 創業:2011年
  • 6月調達金額:$10M

利用するとトークンがもらえるソーシャルネットワーク。end-to-endで暗号化されている。政治的不安のある国でユーザが増えた過去があり、2018年にはベトナムで15万人が、2020年にはタイで25万人がMindsに参加。

Coinme

  • 事業概要:ビットコインキオスク
  • 所在地: Seattle
  • 創業:2014年
  • 6月調達金額:$10M

全米のスーパーマーケット等にキオスクを配置しているCoinstarと提携してビットコインキオスクを運営。

Instadapp

  • 事業概要:DeFi取引プラットフォーム
  • 所在地: Delaware
  • 創業:2018年
  • 6月調達金額:$10M

DeFi取引アプリ構築用ミドルウェア。

上記のリストについて語り合ったClubhouseの暗号通貨勉強会の録音はポッドキャストCrypticの15回目です↓

22. Microstrategy・S2FXモデル・ENSエアドロップ Cryptic

エンタープライズソフトウェア会社なのに社債を発行してまでビットコインを大量購入し114,042ビットコインを持つMicrostrategy社、ビットコイン相場をモデル化するS2F、S2FXモデル、そして今月行われたEthereum Name ServiceのガバナンストークンENSのエアドロップの話をしました。内容をまとめたブログは下記にあります。 https://chikawatanabe.com/2021/11/18/microstrategy/ 参加者 東京 近藤 シンガポール 西村 シリコンバレー 渡辺
  1. 22. Microstrategy・S2FXモデル・ENSエアドロップ
  2. 21. ビットコイン先物ETFと9月に資金調達した米国ブロックチェーン系ベンチャー
  3. 20. Coinbaseハックとビットコインの未来
  4. 19. ブロックチェーンを使ったモバイル送金・IoTネットワーク
  5. 18. ハードフォーク

コメントする

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中