ジャッジ・ボブ経由で○×はアメリカに広がるか

最近アメリカの全国ネットで放映中なのがI survived a Japanese Game Showというリアリティー勝ち抜き番組。驚くべきことにシーズン2に突入した。

その話に行く前にまず、○と×について。以前、○と×というエントリで、アメリカ人には○と×というジェスチャーが通じない、という話を書いた。(そもそも○と×という概念がない)。

引用すると

日本人的には

○=OK、よい
X=NG、だめ

というのは常識ですよね?でも、アメリカ育ちのダンナにはこれが通じないんだなぁ。

そもそも、アメリカには、テストの採点で、回答があっていたら○、間違っていたらXという習慣がないのでした。(正解にV字型のチェックを入れる、というのが多いと思います。)オーストラリアもそうだったけど。

日本人同士だと、遠くにいる人に「大丈夫だよー」というサインを送るべく、両腕を上に上げて肘を曲げ指先をくっつけて「○」を作ること、ありますよね?

で、「だめだ」という合図は両腕をクロスさせて「X」。

でも、これが通じない。なんのこっちゃ、となるらしい。ちなみにダンナの解釈は(前もちょっとコメントで書いたことがありますが)

両腕を上に上げて肘を曲げ指先をくっつけて「○」を作った状態 = 天使
両腕をクロスさせて「X」を作った状態 = 戦い(フェンシングの試合)

だったそうです。全然通じてないし。

実はもっと危ない話もあって、フランスにダンナと一緒に行って、レンタカーでダンナが運転してたとき、「進入禁止」ということで道路に×が書いてあったのだが、ダンナはそれが何だかわからず「ターゲットか!?」と全くとんちんかんなことを言っていた。(しかし、これ、つまりフランスでは×=ダメ、というのが通じるってことですな。多分。)

さて、話を戻して「I survived a Japanese Game Show」。アメリカ人の挑戦者が複数、日本に行って、日本のゲーム番組で勝ち抜く、というもの。「日本のゲーム番組」はこのアメリカの番組のために作られたにせものだが、制作は日本のプロダクションがしているとのことで、かなりリアルに日本っぽい。

で、番組中に、審判判定を行う「Judge Bob」という7−3分けで蝶ネクタイの男性が出てくるのだが、彼が「○」「×」の仕草を全開にしてます。番組のサイトのトップページにも彼が「×マーク」を出している写真が出てるので見てみてくださいませ。(開くと宣伝ビデオが始まるので注意)。なんでバリバリ日本人なのにBobなのかは不明。

(ちなみに、番組中で「○マーク」の仕草をしてる時は、「It's a go!!」という字幕が入っていました。w)

というわけで、この番組がもっと流行ると、○/×の仕草がアメリカでも理解されるようになる、、、ということはあるのでしょうか。

(しかしこの番組、シーズン1で終わるかと思ったら、シーズン2になってびっくり。セットもちょっと豪華になった。日本のゲーム番組を真似したアメリカのゲーム番組はいくつかこれまでにもあったが、アメリカ人が作ると格好良すぎてイマイチつまらんのですわい。やっぱり、とことんまでバカバカしい究極な感じは日本で作らないとダメなのかも。)

なお、○×については、さらに世の人々に問うた○×△の起源はというエントリもあり、しかし、いろいろなヒトのコメントを聞いてもうーん、よくわからない、という○×△の起源情報・とりあえずの結果発表に続き、どうも競馬新聞が起源らしいという○×△の起源に関する意外な情報もあります。これぞクラウドソーシング。

ジャッジ・ボブ経由で○×はアメリカに広がるか」への13件のフィードバック

  1. この番組のおかげで、近所の人や昔の同僚から「マジで」って日本語でどういう意味?ということを聞かれまくりです。

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  2. I survived a Japanese Game Show, 今週最終回2時間スペシャルですね。私は、ホスト役の神田さんと知り合いになったこともあり、強力に応援しています。
    http://blog.eigotown.com/Hideki_Muto/2009/05/post_157.html
    神田さんには悪いのですが、この番組の正直な感想は、「くだらない」。まわりの日本人もたいていそうなのですが、アメリカ人に聞くとむちゃくちゃ面白いという答えが返ってきます。ゴールデンローズ賞も受賞したし、このカルチャーギャップには驚きます。そのギャップを乗り越えている神田さんも凄い。
    シーズン3に突入できるかどうかが、神田さんにとっては正念場らしいです。シーズン2までは、初期の契約でギャラが決まっているそうですが、シーズン3になると人気番組のホストとして再契約。こうなると、スーパースターの仲間入りですね。

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  3. Commentが少ないので日本では知っている人がほとんどいないのかもしれませんが、アメリカでは何かと話題の人気番組(?)です。
    MTVなどでやっているリアリティーを知り合いの年配のアメリカ人から、アメリカの恥と思っているらしく、見るな、と言われたことがあります。
    どっちもどっちですな。

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  4. そう言えば、アメリカでもイギリスでも「たけし城」が英語ナレーションでTVでやっていた気がします。
    身近ではオフィスでイギリス人がコレ↓を観て爆笑してましたw


    I survived a Japanese Game Showは本場?と比べると淡白な印象ですが、同じ日本人として応援したいと思います!

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  5. 私にとってのあの番組の見所は、褒美と罰ゲームで出てくる日本の風景です。
    ああ、日本だなぁって心温まります。
    しかし相撲の稽古のシーンでも力士の下半身にボカシが入るのはどうでしょうね。

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  6. chikaです
    >Game show は日本ではクイズ番組に相当するのかな?
    ああ、ゲーム番組、って日本語ないんでしたっけ?クイズではないですよね・・・。「天才たけし城」みたいなのって、なんていうジャンルなんでしょう?
    >ホスト役の神田さんと知り合い
    おお、すごっ。ブログに掲載されている写真をダンナに見せて自慢しちゃいましたw アメリカ在住のプロの方だったんですねぇ・・・。season 3になるといいですね。
    >この番組の正直な感想は、「くだらない」
    >淡白な印象
    私は結構笑ってみてますけどw。日本のテレビ、もう15年くらいほとんど見てないので新鮮です。あれで淡白なんだ・・・

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  7. これ、くだらないけど、ついアメリカ人の旦那と見てしまいます。シーズン2に行くとは私も思いませんでした。そして今週まとめて最終回なのですね(笑)
    観客が何気にあやしー雰囲気ありませんか?
    それにしても、○と×には気づきませんでした。旦那なにも聞かないし。なるほどー、とブログを見て改めて発見して感動しました(笑)。

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  8. ゲームの方向性がフレンドパークみたいですね。
    ただ、「くだらなさに爆笑する」という楽しみ方は、やはりアメリカだなーという感じが。
    日本だと「ゲームをやってる芸能人を応援/一緒に楽しむ」みたいな感じがしますので。(私の主観かもしれませんが

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  9. chikaです。
    踏切の印の×印は「crossing」っていう意味だと思います。うちの近所の道路には時々「Ped Xing」と書いてありますが、これはpedestrian crossing=歩行者が渡る、という意味です。「ダメ」っていう意味じゃないんですよね・・・。

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