ブログ過労死

昨日のNew York Timesに「四六時中ブログを書くストレスで過労死するブロガーの話」が出ていた。給料をもらってブログを書いていたRussell Shawと、Marc Orchantが相次いで死んだ話を受けたもの。さらに、著名シリコンバレーブロガーのOm Malikも今年の1月に心臓発作を起こしたし、と。

Shaw氏は60歳、Orchant氏は50歳、Malik氏は41歳ということで、

「24時間話題を追って記事を書き続けなければ行けないブログは若者にしかできないのでは。」

特に、商用ブログサイトに薄給で雇われて記事を書いている「サラリーマンブロガー」の悲哀が記事のポイント。悲惨なほうでは「一エントリ10ドル(1000円)」という感じらしい。ちょっとまともなサイトなら、「サラリーマンブロガー」の収入は3万ドル(300万円強)から7万ドルくらい、だそうです。

ま、しかし新聞記者というのは過労死するものでは。別に媒体がブログになっても死ぬ人は死ぬでしょう。

こちらのブログでは、

the overall death rate in the USA is about 825 per 100,000 (meaning
that in a population of 1,000 bloggers we’d expect to lose 8 every
year).

「アメリカでは、平均して年間10万人当たり825人が死ぬ。ということは、ブロガーが1000人いれば8人は死ぬことになる。」(だから、2人死んだのを取り上げてさもブログが人材搾取のように書くのはおかしい、と。)

もちろんこれは、赤ちゃんから100歳の老人までみんなブログを書いている場合のみ成り立つ類推ですが。しかし60歳で雇われブロガーっていうのも大変そうですね。

(余談ながら、CIAのThe World Fact Bookによれば、死亡率は、日本もアメリカと大差なく。日本の方が老齢化のせいかちょっと上。)

同じブログ

Perhaps the Times should have (中略) talked to some lower-stress bloggers

「New York Timesはストレスレベルの低いブロガーにも話をすべきだったのに」

おお、そのブロガーとは私のことか?時々3週間くらい間が開いてしまうという・・・。

生活のために書いていないからできる贅沢ですが。

ブログ過労死」への1件のフィードバック

  1. 先日chikaさんの、新聞業界お先真っ暗。みたいな記事を読んで、解雇された記者の受け皿として商業ブログが機能するのかな?なんて考えてたんですが、これほどの薄給だと新聞社の正社員だった人は二の足を踏むでしょうね。
    その一方で、gizmodoとかengadgetとかの人気blogサイトを立ち上げた人たちの個人資産が数百万ドルなんて話も聞こえてくる訳で。 やっぱ雇われてする仕事は儲からないんだなあ。。。なんて思ったり。
    #engadget-japaneseのittousai氏は、どのくらいもらってるんだろう。

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