最近「ソーシャル何とか」というのが流行である。ソーシャルネットワーク(SNS)がその最たるモノ。Friendsterに端を発し、MySpace、Facebook、ちょっと毛色の違うところでLinkedInなど、いろいろあるわけですが、さらに色物が続々と登場している。
たとえば、あのPlayboy誌が作った大学生向けのSNS、PlayboyU。
PlayboyUは、誰でも簡単に自分のSNSが作れるNingで作られているのだが、Ningは、7月に$44 million増資して話題になった。SNS構築インフラが、なぜにして$44 millionもいるかは不明。バブルだなぁ。Ningは、2005年の10月にベータサイトを公開した時はかなり不評だったが、今年の2月にいろいろ直したり加えたりしてローンチしなおしてからは順調にユーザー数も伸び、7月時点で7万件以上のSNSが作られた、ということではあるのだが。$44 millionにはSNSバブルのかぐわしい香りがします。
さてさて。
「rich and famous専用SNS」
というのもある。
2004年にオープンしたASmallWorldは、Naomi CampbellやTiger Woods、マイクロソフトファウンダーのPaul Allenといったメンバーがいるそうな。(Business Weekの記事によれば、Tiger
Woodsの「フレンド」は1人しかいないそうですが。その一人って誰か気になるなぁ。)
また、その競合として10月にオープンするDiamond
Loungeは、1000人の芸能人やらビリオネアやらに招待状を出し、それ以外に公募で5000人から5%だけ審査に通ったそう。「A Small
Worldでは、既に13万人も会員がいるが、Diamond
Loungeは3万人規模にしかしない、よりexclusiveなSNSにする」とファウンダー氏がこちらの記事で言っているが、たいそうなことを言う割りに、月会費は40ポンドと、いきなり質素。
渋いところでは、スパイ用SNSもある。ASpaceという名前で、The Director of National Intelligenceが主体となって今年の12月にオープンするそう。9-11ではCIAとFBIの情報共有がなかったことが問題になったが、ASpaceで、みんなで情報をシェアしよう、というもの。将来的には、部分的に海外の情報機関のメンバーにも公開していく予定だそうでございます。
[追記]
こんなんもできました。
1000以上のSNSをサーチできる、「SNSサーチエンジン」。カテゴリ、タイプ、言語で検索できると。
しかし、その精度のほどは・・・・・
「日本語」と指定したら27個出てきましたが、一つも日本語のSNSはありませんでした。わはは。一応、単なる検索ではなく、登録してプロファイルを作ることもできます。現状で使い物になるかどうかは別として、狙っているのはMeeboのSNS版って感じでしょうか。確かに最近、SNS多すぎてプロファイル入れるの面倒になってきたので、それをさらに統括するサイトがあってもいいよね、という気はします。
ningのwebサイト見てたらトップページにwe love etsy
っていうネットワークがありました。
http://etsylove.ning.com/
はやってるみたいですね。
いいねいいね
うふふふ、Etsy、男性諸君には何のことやらーでしょうが、女性諸君にはウルウルくるのではないでしょうかと思いますです。はい。
いいねいいね