狩猟とモラル

11歳の男の子が、体重470キロ、鼻面から尻尾の付け根までが3メートル近い巨大イノシシを撃ち殺してニュースになった。これまでに狩られたイノシシの中で史上最大とのこと。狩猟解禁区域内だったので合法ではある。

が、しかし、なんとも納得いかない気持ち。リンク先サイトの写真を見てもらえればわかるのだが、超巨大。こんなスバラシイ野生動物を撃ち殺すなんて、なんて無体な・・・・と。

・・・・だが、よく考えると、小さいイノシシを狩るのと、巨大なイノシシを狩るのと、どう違うのか、という疑問が起こる。別に巨大だからって、これからたくさん子孫を残すわけではあるまい。少なくとも私が納得いかない、と思った理由は繁殖能力の強弱じゃない。たまたま「ものすごく大きいから」、という「見た目」が最大の要因。

うーむ、人間っていうのは、自分勝手なものですねぇ。

話は飛んで、この間、死ぬほどある英語の動物名称というエントリーを書きましたが、冒頭のニュースのリンク先にも、イノシシを形容するのに

  • hog
  • swine
  • pig

と三つの言葉が出ています。ちなみに、関連して

  • boar
  • sow

ってのもあって、boarは去勢していないオス豚。sowはメス豚。dictionary.comを見ると、hogはswineとboarの総称で、swineはpigとhogとboarの総称、もしくはdomesticated hog(家畜hog)と。うーむ、ロジックがループしてるぞ。

ま、テキサスの農家のおっちゃんでもない限り、明確にこの辺の名称を使い分けてる人は少なくて、一般人のイメージとしては、pigにはオスのboarとメスのsowがいて、hogはイノシシ(野生豚=wild boarということもありますな)、swineは豚とイノシシの総称、ってな気がするんですが。間違ってたらご指摘くださいませ。

***

なお、狩猟とモラル関連では、今、こんな本読んでます。

Moral Minds: How Nature Designed Our Universal Sense of Right and Wrongというタイトルで、「人間が特定のものを正しい、または間違っていると感じるのは、どのような生物学的進化を経たためか」というような内容です。

狩猟とモラル」への4件のフィードバック

  1. 私は今、ブタを使った実験を行っている研究者です。
    ブタの論文を検索したり、ブタ用の抗体を購入する際に、pigとswineとporcineで表記がバラバラなので、とても検索しにくいです。
    なんとかならんもんでしょうかね?

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  2. 巨大!(humongousっていうのがすごく似合いそうな)リンク先の写真をみてまっさきにもののけ姫を思い出しました。

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  3. す、すごいですね・・・。
    私も、正当な理由はつけられませんが、なんか死んでる巨大イノシシの姿は悲しいものがありますね。
    なんだか、もののけを殺してしまった感じが・・・。
    あんなに巨大だと、森の中でも、通れない小道とかいっぱいあって大変だろうな、と思いました。

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  4. イノシシ=Boarと思っておりました。干支の英語表示でそうなってたのを見たことがあったので。
    イノシシですが、私の出身地の神戸の町では、イノシシが山から下りてきてゴミをあさるので問題になっております。イノシシをまじかで見たら怖いですよ。向ってきますしね。
    こんな巨大のを見たら、腰抜かしそうです。。。

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