平たい世界:テクノDJ編

インターネットで通信が楽になったりして、グローバル化が進み、世界は平たくなっていく、、、というお題目を耳にすることも多いと思うが、これはその実践例。

私には随分年下のイトコがいるのだが、その一人、亮ちゃんは東京でテクノDJをやっている。その亮ちゃんがスペインとアメリカでオンライン・デビューしたのだった。スペイン人と英語のメールでやり取りして、添付ファイルで音楽を送りコラボレーションしたり。ニューヨークライブの話も交渉中とか・・・。亮ちゃん自身は生粋の東京っ子で、ずっと東京にいるのだが、それでもこんなにグローバル。

ちなみに、私、亮ちゃんと、そのお友達のビデオDJの人のプロフィールの英訳のチェックを依頼されまして、軽い気持ちでOK、と言ったところ、実はとっても難しかった。テクノといえばYMOくらいしか思いつかない私であったが、何事も奥が深いものですね。こんな感じ:

宮下亮 プロフ
1979年東京生まれ. 東京恵比寿に拠点を置くプロデューサー/DJ。
2005年末、unfoundsoundよりミニアルバムをリリース。
ミニマル、エクスペリメンタルな分野に深い理解を持ち、有機的な音と、音響彫刻の側面を感じさせる作品を披露している。
今までに、他のトラックメーカー、アブストラクトヒップホップのラッパー、ベリーダンサー、映像家などとコラボレーションを経験した。
音楽制作の為に、PA、MAの技術を勉強する他、映画を見たり、美術館、展示会に行くことも好み、はたまたフィールドレコーディングをしたりと、音楽漬けの日々を送っている。

がんばって訳したのがこんな感じ。

Ryo Miyashita was born in Tokyo in 1979 and is a producer and DJ. (今気づいたが、恵比寿というのを抜かしていた。) He released a mini album from unfoundsound at the end of 2005.

With a deep understanding of the fields of minimal and experimental arts, Ryo incorporates into his music organic sound and elements of sound sculpture.  His past collaboration partners include other track makers, abstract hip hop rappers, belly dancers, and video artists.  Ryo dedicates most of his time to music by studying PA and MA technologies and going to movies, art galleries, and museums, as well as by conducting field recording.

ミニマルも、有機的な音も、音響彫刻も知らないワタシは、勉強してしまいました。(アブストラクト・ヒップホップはまだよくわからない。)

しかし、おかげで、これまで亮ちゃんに
「テクノっていうと、こういう音楽やってるわけ?」
などと例を出すたび、
「うーん、そういうの嫌いなんだよね」
と大ハズシしててきたのが、ミニマルを勉強した成果により
「Steve Reichとか?」
と聞いたところ、

「そうそう。Steve Reichカッコイイよね」

との返事。ついに、テクノDJがカッコイイと思うものを発見できた。

Steve ReichのFresh Airのインタビューはこちら

亮ちゃんの作品はこちら。

http://www.sinergy-networks.com/
https://www.beatport.com/sinergy-networks
http://www.juno.co.uk/artists/Ryo+Miyashita/

というわけで、OnかOffかよくわからない話題でした。

平たい世界:テクノDJ編」への8件のフィードバック

  1. ミニマルというかジャンルでの線引きというのは、テクノと総称される中でもかなり再分化されているので大変難しいです。なので、好きなアーティストを聞いてそれがその人のなんてジャンルに属すかで調べるのがもっとも手っ取り早いです。
    ミニマルについては、surgeonをミニマルと呼ぶかAOKI takamasaを呼ぶのかもっと実験的な音楽を指すかなどという感じです。アブストラクトヒップホップは、DJ Shadowなどでしょうか。外しているかも。。。
    そんな感じで私のお奨めは、このアルバムでーす。
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000F8DTNM/sr=1-2/qid=1162875896/ref=sr_1_2/250-1566882-9405049?ie=UTF8&s=music
    ぜひ聞いてみてください。なんでもアマゾンで揃うのも平たい世界ですよね。レコード屋の店主はそれを目の敵にしていましたが。。これも既得権益と一刀両断でいいんかなぁと思いまふ。

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  2. chikaです。
    haha-san
    お勧めありがとうございます。聞いてみよ。。。
    eman-san
    あらぁ!!こんなことをされてたんですね。しかもホンモノのCDまで出されているとわ。。。すごいですネェ。
    saru-san
    samurai.fmいいですね~。実は私、クラブというものに生まれてから一度しか行ったことがないのですが、あのときのことを思い出してしまいました。
    大体10時とか11時就寝の人間にはクラブなんて夢のまた夢。ただ、今は日本に行くと時差ぼけで朝3時くらいに目が覚めるんで、これを利用して「早起きクラブ」してみようかな。なんか違うって気もしますが。

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  3. 始めまして。
    スティヴ・ライヒとテクノですか、難しい融合ですね。
    ミニマルの中でライヒ(ライク)はダウナー系のはずですから、テクノなどイベントな音楽と馴染むのか、私は知りませんでしたが。
    丁度こんな記事がありました。
    デザイナーがDJになる時:ゲルマンのミニマル・トーキョー
    http://www.pingmag.jp/J/2006/11/08/when-designers-dj-gelman-at-minimal-tokyo/

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  4. 90年代初頭、NYやロンドンでDJをやっていました。
    まず重いレコードを抱えて現地に渡り、あちこちと徘徊して人脈を作り、キーパーソンを見つけ出し、デモなりテープを渡すなりして、やっとクラブで廻したり、現地DJと交流が出来るようになったものでした。
    隔世の感とはこのことで、ほんと世界は平らというか近くなりましたね。

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  5. まだまだ勉強をされるのかと思っていましたが、大きなお世話であれば、大変申し訳ありませんでした。
    テクノって言葉を見ると見境が無くなってしまうと猛省しております。

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  6. chikaです。
    katute-san,
    ゲルマンのインタビュー、とても共感しました。複雑なものと引き算について、のところとか。。。
    wgarai-san,
    おお、経験者の発言!レコードって超重かったですよね。さぞや大変だったことでしょう。亮ちゃんは、もしかしたらまだ海外に行った事はないかも。本当に隔世の感です。
    haha-san,
    ???なぜに猛省?good infoでしたが???どんどんコメントしてください。よろしく。

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