集団訴訟でタバコ業界が無くなるかも(希望的観測)

タバコ会社に対する集団訴訟OKの判決が出た。もし実現すれば、タバコ会社は総額2千億ドルの損害賠償を払うことになる。アメリカの大手タバコ会社、AltriaとReynoldsの年間利益総額が150億ドルくらいだから、業界存続の危機。まだ、上告とかいろいろあって、最終判決がでるまでには時間がかかるが、今日は結構大きなニュースになっていた。

American Cancer SocietyのCigarette Smokingのページによれば

  • 肺がんの原因の87%はタバコ
  • 癌による死亡の30%はタバコが原因(肺がん以外にも、タバコは、声帯、喉、食道、口腔などの癌の原因にもなる上、膵臓、腎臓、胃等の癌もタバコによって悪化する)
  • 全米で毎年43万8千人がタバコを原因とする疾病により死亡。これは、酒・事故・自殺・AIDS・殺人・麻薬による死者全部を合わせたより多く、死んだ人の5人に一人はタバコが原因。

・・・ほほほ、タバコ業界などつぶれてしまえばよろしくってよ、という感じです。

下のチャートは同じくAmerican Cancer Societyによる「全米男性のがん死亡率、1930年から2002年」。激しい伸びを示しているグレーの線が肺がん。(クリックすると拡大)

Cancer_male_1

一応ご参考まで、同じチャートの女性版。男性版ほどの伸びはないが、その代わり、男性に見られる1990年以降の死亡率減少は見られず、依然漸増中。

Cancer_female

まず男性の喫煙率が増え、男性の死亡率が増え、次に女性の喫煙率が増え、男性の死亡率が下がり始めたころに、女性の死亡率が増える、というのは、アメリカ以外の国でも一般的に起こるパターンだそうだ。(こちらに国別の調査があります。)

「死ぬのは自分だから、タバコくらい吸わせてくれ」

という意見は良くあるが、副流煙の被害に加え、健康を害した人の医療費は結局社会全体が負担することになる。アメリカの癌治療にかかる医療費は年間トータル740億ドルなので、大雑把にうち30%がタバコによるものとすれば、220億ドル、2.5兆円だ。これが、結局社会全体のコストとして全員の肩にかかってくる。(アメリカは皆保険ではないが、結局民間会社の運営する保険を通じてコストが大勢に広がる。)

というわけで、百害あって一利なし。

今回の集団訴訟の論拠は、「ライトの煙草も、結局害は同じなのに、まるで健康に良いかのように偽って売った」というもの。ニコチンは少ないが、結局たくさん煙を吸い込むので、普通の煙草となんら変わらない害があるそうです。

北カリフォルニアに住んで一番嬉しいのは、タバコが犯罪的・麻薬的・悪の権化的扱いを受けており、まず1年中タバコの臭いのかけらもかがずに生活できることだ。会社、レストラン、店舗など、公共の建物の中で吸うのは違法です。まぁ、飲み屋くらい許可してあげてもいいんじゃない、と思うが。

ベイエリアのとある和食屋にて、90年代の半ばころ、閉店間近まで粘っていたら、周りにチラホラ残る客は全員日本人となった。そこで店の人がやってきて、日本語で

「もし隣の席のお客さんがタバコを吸ったらどう思います?」

とひそひそ声で聞いてきた。

「別にいいですけど?(もうすぐ帰るつもりだし)。」

と言ったら、店の人は同じ「ひそひそ」を全テーブルで繰り返し、全員の意向を確認したところで、「それでは、以降タバコを吸ってOKです。」と宣言していた。秘密クラブですなぁ。

集団訴訟でタバコ業界が無くなるかも(希望的観測)」への31件のフィードバック

  1. Chikaさん、はじめまして。
    いつも楽しく拝読しております。
    タバコ、私も昔は飲み会の時などを中心に吸っていたことがありますが、
    最近はさっぱり。
    タバコを持ち歩いていた時も、まったく常習化せず、吸わなくても平気
    だったので、喫煙者の友人が食事や休憩の時に砂漠で水を求めるが
    ごとくタバコを吸いたがる気持ちがいまだに理解できません。
    私の場合、健康問題もさることながら、食事時のタバコの煙が最も不快
    です。特に汁物や香りを楽しみたいものの場合、味がだいなしになるので、
    外食中なら、こっちの食事代もはらえといいたくなります。
    そんな訳でタバコの場合、なんといっても問題は煙。
    これがなければ少なくとも他者に対して健康被害を与える危険はなくなり
    集団訴訟のリスクが減少する、かもしれません。
    そこで、メーカーには、以下の商品開発を希望。
    1.携帯集煙機(喫煙者本人の体表面1cm超には絶対に煙をもらさない性能)
    2.煙のでないタバコ
    1.ができたら、いろんな分野で応用可能な気がしますが・・・。
    2.は、できても買う人がいなそうですね。
    乱文失礼いたしました。それでは。
    日本のいちムスビファンより。

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  2. 書き込み失礼します。
    喫煙者が肺ガンになって支払われる保険料が問題だ、という話は、日本でも良く聞きます。(というか、やはり日本は皆保険制だからでしょうか)。
    しかし、それが本当に大変な金額の問題なら(例えばアメリカのような国では)喫煙者に対しては、保険料を『きわめて』高くする、などの対策が自然に発生するのでは、と思います。
    例えば、喫煙者お断りの保険会社が発生し、その保険会社は、他社(喫煙者と多く契約している保険会社)と比較して保険料が下がり、他社が駆逐される、となるはずなのではないでしょうか。
    アメリカの保険システムに無知なため「そうなれない」理由があるとしたら、すみません。
    どうにも、一般的な嫌煙派の人たちの意見は、単にタバコが「嫌いなだけ」であって、そこに理屈をこじつけてるように感じがして、私はむしろ馴染めません。
    一応書いておきますと、私は、酒もタバコもやらない人間です。(どちらも、少し匂いを嗅いだだけで激しく体調を崩します。)

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  3. 私も煙草は大嫌いです。大嫌いなだけでなく、煙をかぐとアレルギー反応を起こし、咳き込みます。
    ですので、シリコンバレーに住んでいたときは本当に快適でした。煙草の煙を吸わずにすむし、「煙草は悪、自己管理のできない人が吸うもの」という雰囲気があり、ティーンエージャー以外?は、喫煙者であっても、見つからないようにコソコソしていたし。。。
    でも、東京に帰ってきて、本当にびっくりしています。そこらじゅう喫煙者だらけです。一昔前よりは、ずいぶん喫煙者が減ったようですし、ランチ時間は禁煙というレストランもずいぶん増えています。それでも、まだまだ「煙草吸って何が悪い。それは個人の自由」という雰囲気が消えてません。
    個人の自由です。でも、その喫煙者の煙で禁煙者を不快にし、Chikaさんが言うように、他人の健康まで害しているとしたら、それは「個人の自由」というレベルの話ではすまされないのでは・・・と思います。

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  4. 冷静に考えると、企業の繁栄と永続的な納税(と国会議員)のために喫煙者は合法的にニコチンという薬物依存にされてしまったわけで、本来、脱依存のための治療費も彼らが支払うべきだと思います。
    non-smokerの私としては、煙を全部吸ってくれれば文句無いのですが。ひと吸いで100%肺に沈着する煙のタバコ、開発してくれないかなぁ。

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  5. そういえば確かにこの辺ではタバコの煙に遭いませんねー
    先日行ったドイツでは街中いたる所でタバコを見たので
    「おお、文化圏が違う」なんて妙に感心したのを思い出しました

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  6. ライトはフィルターの穴を調節することによって、(吸う人にとっては)ニコチンやタールの量を減らしてるようなので、副流煙は変わってないようですよ。吸う人も穴を塞ぐようにタバコを持つと、意味ないでしょうねぇ。

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  7. おはようございます。
    私は愛煙家のほうです。といっても言葉どおりではなく、ただ
    たばこを吸っているといったほうが正しいかと思います。
    そのお陰か知人友人らにも喫煙をする人も少なくありません。
    私の吸っている銘柄はその、マイルドセブン・ライト、とい
    うやつです。私の周りに限ってですが、ライトなど軽いたばこ
    を吸う人は、年齢やその人の身体に合ったものを選択している
    ように思え、特別ライト系が健康を理由に選択されているよう
    には感じていませんでした。
    最近は都内にも路上喫煙ができなくなったり、飲食店での喫煙
    スペースが次々に消えていっているようです。
    私としては、たばこが嫌いな人の前などでたばこを吸うのは、
    気が引けるというよりもたばこを吸おうとしても、落ち着いて
    吸えないのでむしろそういうところはあっていいと思います。
    といっても幼いころは私は祖父や父のタバコが嫌いでした。
    本腰を入れたのべ喫煙暦はまだ10年に満たないのですが、
    吸ったりしばらく禁煙したりです。
    たばこを吸っていて最近いちばん困るのは、特に知り合った
    ばかりの人で、特別その人の前でたばこを吸うわけでもなく、
    私がたばこを吸っていることがわかると合うたびに、強引、
    強制ともいえる禁煙を求めることです。
    この傾向は付き合いが親しくないひとになるほど多く、私の
    場合は不思議なことにそのすべてが女性です。
    ときには執拗な禁煙を催促する人が、私が知らないところで
    実は喫煙者だったこともありたまげたこともあります。
    さて、私も禁煙したことはあるのですが、その際にはまた幾
    つかの壁がありました。
    まずはたばこが恋しくなる禁煙翌日、そして1週間をどうや
    ってのりきるか。この頃は友人知人ともに禁煙成功などでき
    るわけがないと訝っているようです。反対に、喜んでくれる
    ひともいてこの場合はたいてい女性が多い傾向にあります。
    そして禁煙1ヶ月目から3ヶ月目になるころ、これらの音沙
    汰は定まるかに思えたところに別の音沙汰がやってきます。
    それは喫煙者で、私よりも年配、上司、友人知人らで構成さ
    れ、禁煙に対する周りの評価が気に食わないのか、彼らが禁
    煙したいがやめられずそのあせりなのか、
    執拗に喫煙をすすめてくることです。こういうときはきっぱ
    り断るのが良いのでしょうが、目上のひととなるとそれこそ
    あの手この手と迷惑極まりないことも少なくありません。
    吸っているときは長期間にわたって幾人も、やめているとき
    は短期間ですが数人の、どちらにしても楽ではありませんが
    せめてたばこを吸うときは一人で落ち着いたところで時間を
    かけてゆっくりすいたいな、私はそういうスタンスで今は喫
    煙期間中です。

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  8. 喫煙はほとんどの病気に対して有害なんでしょうが、最終的にタバコを吸ってても、吸って無くても人間みんな死ぬわけで、結果として必要な医療費に大きな差が出てくるんだろうか?
    喫煙により寿命が縮まれば、社会保障費は安く済みそうな気もしますが・・・
    まぁ非喫煙者(私を含む)としては人の嗜好のせいで早死にはしたくない、煙が不愉快だけでタバコ産業なくなれっていう理由にはなるが、雇用や税収も含め全体のコストはどっちが社会全体の利益になるんだろうか?

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  9. chikaです
    タバコの話は吸ってる人も嫌いな人も思い入れが深そうですねー。えー、ちょっと今日は時間が無いので、詳しくはまた改めて書きたいと思いますが、基本的に私が問題だと思っているのは、
    1)人体に害があり
    2)しかも中毒性がある
    ということを知りながら売っているタバコ会社であり、タバコを吸っている人ではありません。
    副流煙も、私個人はそれほど気にしてないです。副流煙による害くらい、別にいいけど、って感じ。人生、もっと危険なことがたくさんあるわけだし。(臭いは嫌いですが)。狂牛病の危険があっても牛肉食べるし、テロの二週間後でもバリに行くし。

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  10. おバンです。
    我が家でも、とうとう父は外で煙草を吸うようになりました。まあ、私もタバコはあんまり好かんので、禁煙が広がるのはうれしい。
    中学時代お世話になった先生はヘビースモーカーだったのですが、とうとう肺を患ったらしい。幸運を祈ります。

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  11. タバコを吸う人達って、身近に肺癌で死んだ人がいない人達だと思う。あれほど、本人にとっても、また(勝ち目のない)闘病を見守る周りの人間にとっても悲惨な死に方はない。タバコ会社以上に、タバコを売ることを許可している政府のほうが問題。

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  12. こんにちは~、Chikaさん、みなさん。
    皆さんのコメント味があっていいですね~。
    この先どうなるのか楽しみな展開です。
    あっ、私は社会人3年目で煙草を止めました。
    副流煙はそれほど気になりませんが、煙草の火をちゃんと消さずに捨てる輩はあきませんな。

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  13. 昔、「アメリカでこんなに税金を使って禁煙を啓蒙するのも、タバコが原因での医療費が国として馬鹿にならないからでは無いのか?」と複数の米国友達に言ったら馬鹿にされた事を思い出しました。
    タバコは大嫌いです。なので、エレベーターの中でもタバコを吸い、エレベーターの中の禁煙のマークを剥ぎ取るようなアジアの一国の経済の中心都市に現在すまさせていますが、腹立たしいばかりです。万博までに本当に良くなるのかしら?
    それでも、タバコは歴史&文化に深い繋がりのある興味深い物だと思います。
    でも、禁煙支持。

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  14. 路上喫煙はやめてほしい。
    ところで、タバコってそんなに歴史はないのではありませんか。
    新大陸からタバコが齎されるまでは存在していなかったように本に書かれてあったのですが、それでは江戸時代の日本にタバコを持ち込んだのは誰だったのかが積年の疑問なのです。
    ムスビかわしい、足の生えたクッションみたい。

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  15. 私はお酒もタバコもやりません。タバコは10代の時に5年ほど吸ってましたがそれ以来口にしていません。お酒も人並み以上に飲もうと思えば飲めますが、仕事でどうしても一杯位飲んだほうがいいといったとき意外は口にしません。ただそれは、私がたまたまニコチンやアルコールといった科学物質に対する中毒反応を起こしにくい体質だったというだけだと思います。
    大学時代、工学部卒ですが興味本位で色々な化学物質、通称麻薬の勉強をしました。予備知識がつくと、どうしてもそれを実験したくなり、合法、違法にかかわらずいろいろな物質を自らの体で実験しました。体験者は語るではありませんが、先日ちらっとニュース番組でみた、Britney Spearsのインタビュー時、瞬時に思ったことは、BritneyはLSDのせいで幻覚症状が出ているんだなあ・・・でした。あれは、99%間違いなくLSDだと思っています。このような体験をした人間の大半が感じることは、何故合法な麻薬が酒、タバコ、カフェイン等・・・なのかという疑問です。特にニコチンの強い中毒性、アルコールの脳細胞への影響(例:二日酔い)、そういった観点からなぜ得てして人体への影響の大きいSubstanceなのかということです。勿論それが政治的理由だというのも知っています。そういった意味で、今回の訴訟の結果は興味深いものだと思っています。
    私は運良くニコチンをはじめ、あらゆるSubstanceの中毒で苦しむことはありませんでしたが、世の中にはこういった物質に異常な反応を示す人がいます。現実に何度もそういった場面に遭遇しました。もちろん遺伝なので、本当に気の毒ですが、そういった異常?なDNAの持ち主にとっては、ニコチン、アルコール、また一般に情報公開されていないと言われているタバコに含まれたありとあらゆる科学物質は、非常に危険だと思います。世の中にはコカイン、ヘロイン等、(アルコールもこれらと同様に危険物質だと個人的には思いますが)法律で規制し、全ての人々が手にすべきでないようなSubstanceが存在しますが、同時にマリファナ、MDMA(通称エクスタシー)等、中毒性もなく人体への害もニコチンやアルコールに比べると低い物質も存在します。物質に対する反応は個人差があるため、常に問題はのこるでしょうが、ニコチン、アルコールは簡単にほぼ誰でも手にすることが出来、それ以外の人体への影響が少なく、場合によってはがん患者の治療にも使える物質などを違法だという理不尽な法律に疑問を投げかける声があってもいいのではないでしょうか。

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  16. >Pinkyさん
    そういえば以前アメリカかどこかで「マリファナはアルコールより安全でいい嗜好品だから合法化しよう! アルコールは禁止だ!」といった目標を掲げて選挙に出た人がいたのを思い出しました。
    残念なことに落選しましたが・・・

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  17. 紫煙をくゆらす

    『るろうに剣心』に斉藤一のタバコを吸うシーンがなかったら締まらない話になっただろうなぁ、と思いつつ、こんな記事。
    『集団訴訟でタバコ業界が無くなるかも(希望的観測)』(On Off and Beyond 渡辺千賀さん)
    タバコ会社に対する集団訴訟OKの判決が出た。もし実現すれば、タバコ会社は総額2千億ドルの損害賠償を払うことになる…
    外食という職業柄なのかどうか分かりませんが、ブタベの回りにもタバコを吸う人はかなり多いです。もちろんお客様も。とはいえ、『健康増進法』なるものができてから大分…

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  18. こんにちは。タバコに関しては皆さん関心が高い様で、たくさんコメントされていますね。
    Chika-sanのエントリーでの「ほほほ、タバコ業界などつぶれてしまえばよろしくってよ」のせりふには思わず笑ってしまいました。
    一方、先週Dowがレコードを更新した時、Altriaが今回のDowの高値更新に大きく貢献しているとの記事がありました。前回の2000年の記録した時の株価の約2倍になっているとのです。Altria(MO)のファイナンス状況をYahooでチェックしたところ、Chika-sanが取り上げている先週のニュースで株価は下がったものの、確かにここ数年間は若干のアップダウンはあるものの非常に順調に上昇していました。
    本日終了時点での株価、76.54ドルでした。この株価でP/Eは約14なので、しかもDividendは4.5%と言うことを考慮すると、株価自体は、ある程度妥当なレベルではあるなと思いました。REYNOLDS AMERICANの株価の推移もAltriaと似たような傾向です。Dividendにいたっては、なんと9.7%!ほんとかいな?と思いましたが、Dividendは収益等で大きく変わることもあるのであくまでも参考までと思います。 (株価の妥当性に関しては、今回のClass Action Lawsuit等のLegal関連のリスクをどう考慮するかにもよりますね) まあ、タバコ等は景気の影響はあまり受けないので、米国経済の今後の不透明さに対するヘッジといった点でも、投資家にとって投資対象として人気があるのでは、と推測しています。
    ちなみに、Key Executiveはこの高株価でStock OptionをExerciseして、昨年はがっぽり稼いでいるようです。Executiveの給料が高額なのはまだ理解できるにしても、タバコ・食品産業といった成熟した業種の企業で高額のストック・オプション収入とは、何と言ったらいいのやらといった感じです。
    http://finance.yahoo.com/q/pr?s=MO
    ここの所、多くの米国企業で大きな話題となっているOptionのBackdatingの問題等、何かスキャンダルが潜んでいる可能性も無いことも無いですが。。。
    Class Action等である程度の経済的な制裁を受ける等がなければ、今後もファイナンス的には堅調に推移していくのではと思います。
    体に有害であることが明らかな製品を販売してがっぽりもうけている。ということに関しては倫理上問題がある様な気がします。ここは、やはりタバコの不買運動等、市民が立ち上がらないといけない!!とは思いますが、今後、どうなっていくのでしょうか?

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  19. 昨晩、上記のコメントの中で「株価自体は、ある程度妥当なレベルではあるのでは」と入れたのですが、Altriaの株価の妥当性に関して少し気になったので追加します。P/Eが14と言うのは数値自体は、一般的に高い方ではありませんが、タバコ産業は完全に成熟しており、マーケット自体は縮小の方向にあることを考慮する必要があると思いました。AnalystのEPS予想の平均値は今年が$5.31、来年が$5.63で、この数字を使用すると今年から来年のEPSの成長率は約6%になります。この数値を使用するとPEG ratioは2.35になります。PEGが2.35と言うのはかなり高く、基本的にOvervaluedと見なされます。
    株価の妥当性に関しては、本当はもっと踏み込んだレベルで検証すべきなのですが、上記のレベルの数字、さらにLitigation関連のリスク、訴訟等の費用を考えた場合の第一印象としては、現行の株価はかなり高いと考えられます。 まあ、DOJ全体が過熱気味の傾向にあるので、いたしかたないとも言えますが。。。
    株価はあくまでも株価でしかありませんが、ポイントは人体に与える影響等タバコの害が問題となっている一方で、タバコ産業の会社が繁栄している、ことにあると思います。他の方のコメントにもありましたが、タバコが合法であることの論議等も含めて、行政、社会で検討すべき課題の気がします。私もChika-sanがおっしゃる様に、今回のClass Action Lawsuitで企業側が敗北し、タバコ産業が衰退していくシナリオに期待したいと思います。

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  20. 先月、喫煙(特に妊娠中)と鉛の過剰摂取が
    ADHDになるリスクを高めているのでは、という論文が
    Environmental Health Perspective という雑誌に
    載っていましたね。
    http://www.ehponline.org/docs/2006/9478/abstract.html
    もちろんChikaさんの言うとおり、害と知りながら
    タバコを売る会社が悪いのはもちろんなのですが、
    妊婦の喫煙というのは、本人に責任アリと思います。
    ADHDの子供が、親を訴える、なんて事例が
    将来出てきたりするのでしょうか。。。

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  21. 何度もすみません。今日のWSJの記事で、前回のDJIAのレコードを記録した2000年の1月14日の後に、DOWの30社各々に1000ドルを投資したとした場合の10月3日現在の各社の投資パフォーマンスのランキングが掲載されていました。Altriaが4407ドルでダントツの一位でした。(Dividendを再運用した場合の計算値)
    ちなみに、ダウ30社(正確には入れ替え等があり33社)の内、20社は1000ドル以下で、Altriaが今回の記録にかなり貢献しているようです。もっと他の面で社会に貢献してほしいものですね。

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  22. タバコ会社が軒並みつぶれるのは僕も賛成です。でもそうなったら、タバコが闇で高値取引されるようになるため、今のうちに買いだめしておくと、将来大儲けできるかもしれませんね。たぶん、禁酒法時代のように、マフィアの資金源になるのでしょうけど。

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  23. トラックバックお願いします

    健康維持のためには禁煙も必要です。禁煙方法を考えるサイトです。
    立ち上がったばかりのサイトですが、良ければ訪れてください。

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  24. 東洋医学によるがん治療

    横内正典氏の著書はこちら(Amazon)横内正典氏の著書はこちら(楽天Books) 実は昨年だけで身内が3人も癌になってしまいました。そのうち一人は実母です。膀胱に4cm大の腫瘍ができました(膀胱に癌ができること自体けっこう珍しいようです)。腫瘍は内視鏡手術(開腹手術では……

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