アメリカ的正しい三つ指

Good_housekeeping1950年代の記事。(クリックすると拡大)。
「よい妻の掟」
です。あちこちのアンダーラインは、私のところにEメールで回ってきたときにはすでに引いてあったもの。現代のアメリカ人女性が爆笑しながら読むところ。

たとえば:

  • ダンナ様が快適に過ごせるように尽くすことで、心から幸せな気持ちになることができます
  • ダンナ様が話したいことのほうが、あなたが話したいことよりずっと大事です
  • ダンナ様の帰宅が遅くなったり、外泊したりしても決して文句を言ってはいけません
  • ダンナ様の決定に疑問を表明する権利はあなたにはありません
  • よい妻は、常に自分の身分をわきまえています

過去50年の、アメリカの女性の地位向上はすさまじかったんですねぇ・・・。明治は遠くなりにけり・・・:-)

(後日注:本記事、Fakeかもしれないそうです。こちら参照)

アメリカ的正しい三つ指」への15件のフィードバック

  1. 「妻」→「夫」、「ダンナ様」→「オク様」と置換えると。
    あーら不思議、現代版「よい夫の掟」の出来上がり(^^;

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  2. ジュリア・ロバーツの出ていた「Mona Lisa Smile」には、学生さんが花嫁修業の授業を受けるシーンがあったように記憶しています。
    ふと、「だんな」→「ペット」、「妻」→「飼い主」と読み替えても面白いかなと。

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  3. チカさんの訳が、今アキバで流行っている萌え系、メイドカフェを彷彿とさせて笑いました。メイドカフェに言った事はありませんが、まさに、モットーとして掲げられるアメリカの50年代精神。当時のアメリカは、メイドカフェ状態?

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  4. 今のアメリカ人女性から見たら考えられない感じですね。最後の”A good wife always knows her place.”が囲ってあるのは笑えます。
    50年前といえば二世代前、おばあちゃんの世代。当時は日本人女性もアメリカ人女性もそう違いはなかったのかも。ただ女性の地位向上に比例して、離婚率も上がっていったようにも思えます・・・

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  5. ウエディング関係の仕事をして十数年になりますが、以前と比べて、女性が主導権握ってるカップルが多いです。
    前はいましたよ~、花嫁にむかって「その化粧濃すぎるから落とせ」とか「ドレスの肩開きすぎ」いう花婿が。
    で、言われた通りにする女性というのが、いました。
    今ではあり得ませんね。言われることはあるとしても、シカトでしょうねー。
    それと、かいがいしくダンナの世話を焼く花嫁というのも殆どいませんね。
    最後にお見かけしたのは中国から来たお嫁さんだったかも。
    曲がったネクタイ直してあげたり・・・みたいな。
    余談ですが、ネクタイを自分で結べない男性って結構いるんですよ!

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  6. GTS-san,
    あら、フェイク? 🙂
    でも、リンク先はまだ
    「Status: Undetermined. 」でうそかどうか不明で、また、仮にこの記事がうそだったとしても、50年代の実情はこんなものだった、ともありますね。いわく
    「We don’t want to believe any woman, even half a century ago, was willing to submit herself to a life of servitude in order to be considered successful at her “most important role in life,” that of the wife. And we certainly don’t want to believe our schools were used to inculcate young women with these skewed notions of the proper role for women. Yet we’d be wrong on both counts: Women did, and young gals were.」
    アメリカの一般の家庭って、驚くべきことに、今でも専業主婦は財布の紐を握れないし。金はダンナのものだから・・・・

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  7. マジで主導権は握れませんでしたけど。財布は向こうのものでした(何回か、そっちがやる?と聞かれたことはありましたが)。まあそういうカップルもいうことで。
    複数会っています。「スカートの丈が短い!」とかいう男。
    ちなみにシャレにならん方法で離婚しましたし、話はまだ終わってません。

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  8. 1963年に出たFeminine Mystique(アメリカのウーマンリブの起爆剤になった本です)にあまりにも抑圧的な生活に耐えられなくて鬱になってしまう主婦がたくさんいる、というくだりがありました。だからこの記事も本当なのでは。アメリカでは第二次大戦中は女性が大勢工場とかで働いていたそうです。でも戦争が終わると復員してきた男性の職場を確保するために女性は家庭に入るよう社会的にものすごいプレッシャーがあったそうです。歴史を見ると女性解放運動は周期的に起きているものだそうですが、景気が良いときは人手が足りないので女性の職場への進出が進みます。景気が悪くなると男女間で仕事の奪い合いになるので、女性の立場が相対的に弱まります。だから今の地位が前より良くなっているからといって安穏としていてはいけないのだそうです。

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  9. Hiroko-san
    離婚って大変らしいですね。私の周りを見てても、超消耗してる人たくさん。。。。さっぱり片が付くことをカゲからお祈りしております。
    Yuki-san,
    うーむ、含蓄深いご意見。
    Bill-san,
    p, pointですか。キビシー・・・しいて言えば、「石に刻まれたように確固として見えるものも、実はごく最近に起こった変化の結果だったりする」ってことでしょうか?
    haha-san,
    あまりに不快なコメントなので、独断と偏見で消去しました。あしからず。(haha-sanからいただいた二つのコメントのうち、「あとこれに・・・」というものの一つ前のコメントです。)

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  10. Chikaさん
    ありがとうございます。
    私が上に書いたことは実は十何年も前に読んで、自分では「大変勉強になった」と思った本の受け売りなのですが、こういう強ーい反応を示される男性が今の時代でもいらっしゃるということを知って、更に勉強になりました。

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  11. そうですか?肥満はアメリカの社会問題では無いですか?
    皆さん、整形手術をされるのは何故ですか?
    未だにこれが当てはまる世界があるからじゃないですか?
    それをエントリーで取り上げて笑うのは、あんまり趣味の良い話では無いと思いますが。
    取り上げられた5つのアンダーライン?のうち、
    ダンナ様が快適に過ごせるように尽くすことで、心から幸せな気持ちになることができます
    ダンナ様が話したいことのほうが、あなたが話したいことよりずっと大事です
    ダンナ様の帰宅が遅くなったり、外泊したりしても決して文句を言ってはいけません
    上記の3つは、比較的重要なことだと思います。
    男性の意見だから問題なのでしょうか?私が男性だとドコで確認されておりますか?また、見下ろした視点で書かれている事が問題なのかもしれませんが、こんな事を言ってしまう余裕の無い事を言ってしまった男性が、最愛の人でも、余裕の無い男は必要なしでしょうか?女だとか男だとかに拘ってるのは、どっちでしょう?

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  12. 人生は戦場の連続。戦うべきバトルを選ばないと疲弊するばかり。本件は、私が「表立って戦わない」ことを選択したバトルゆえ、no commentです。・・・だったら、もとのエントリー書くな、ですね。いや、笑い話で終わるかと思ったんですよ。すみません。すみませんが、これにて、本エントリーのコメントはクローズします。

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