Do you wantの謎

軽い話ですが、アメリカでDo you want toなんとかと言うとき、質問者は何を意味してるか、ということ。実は「これしたい?」と聞いているのではなく、「これをやれ」と命令してることも多いのですな。

1.肯定文でYou want to…と言う場合

「何とかをしなさい」という命令文を「何とかをしたいでしょ」という感じに婉曲に言うことでちょっぴり丸くしている。

例えばタクシーの運ちゃんに指示
「You want to take left at the next light」

もちろん、左に曲りたいと思っているのは運転手ではなく指示している客。「Take left…」と言うところを曖昧にすることで、ちょこっとだけ丁寧にしてるわけです。

2.質問文Do you want to…

1.の発展形で、本当は「何とかをしてくれ」というところを「何とかをしたい?」と聞くことで婉曲化。

しかし、本当に純粋な質問でも同じ聞き方になるのですな。だから、ニュートラルに希望を聞かれているのか、「何かをしてくれ」とお願いされているかわからんのです。よくダンナに
「Do you want to go to (店の名前)?」
などと聞かれて、頼まれているのかと思って、まぁ頼まれてるなら行ってもいいかと「Yes」と言って、実際行ってみてよくよく聞いたら、純粋に私が行きたいかどうかの希望を問われていた、というような誤解が頻発。なので、Do you want me to go or are you asking my preferenceとか確認したり。

ま、アメリカ人的には「頼まれてもいやだったらいやという」という前提があるので、「頼んでいる」と「やってくれ」がごっちゃでもあんまり問題ないんでしょうね。

***

関係ないですが、笑えるスパムがきました。「宮下です。先日は遅くまでありがとうございました。来月中旬に御社にお伺いさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。」というもの。「覚えてもいない人に突然来られたら困る」と思わずReplyしかかってしまいました。危ない危ない。

Do you wantの謎」への9件のフィードバック

  1. ごぶさたです。「Do you want to..?」それ激しくagreeです。でも、日本でも「あなたXXするのって好きだよねぇ?」とXXをすることを暗に命令する女の子とかいますよね。同様?

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  2. お!ちょうど会社にも公開メールアドレスに「宮下メール」が来て、上司と「誰だっけ・・・」と言っていたところでした。
    やっぱりスパムか。
    今後こういう巧妙な日本語スパム、増えそうですね。
    今までは英語できたメールを確認もせずに消去していましたが。。(そして大事なメールを消してしまったり。)

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  3. こんにちは。
    SPAMというものを人々が認知したり、SPAM Filterを導入するようになれば、SPAMはこのようなものが主流になると思います。

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  4. こんにちは。
    “You want to …”はきつすぎなんで使ったこと無いですが、”You might want to …”は結構使ってしまいます。

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  5. はじめまして。私のところにも昨日宮下君からメールが来て、ちょうど社員と「この人は誰だ?」、「皆目見当がつきません」と会話していたところでした。そこでようやくSPAMだと気づいたわけですが、仮に気づかなかったしても、まさか「失礼ですが、どちら様でしたっけ?」とは聞けませんよね(笑)。
    naotojさんと似ていますが、私は”You may want to …”をたまに使います。

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  6. 宮下くんスパム、大人気のようですね。私のところにもまた来ました。面白がってリプライなんかしないようにしてくださいねー。有効アドレスと認定されてしまいますです。で、大量にスパムが来ます。
    ちょっと思ったんですが、「You (may/might) want to…」って、一時期はやった「ボクって・・・じゃないですか」という言い方に似てませんか?
    前者は
    「何言ってるんだ、I don’t want toだよ、おしつけがましいなぁ」という感じが無きにしもあらずだし、後者は
    「何言ってるんだ、オマエがどんなヤツかなんて私は知らんよ、おしつけがましいなぁ」
    と思う感じ、ということで。でも、「じゃないですか」に比べれば「You want to 」の方がかなり社会的にも認められた言い方かとは思いますが。

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  7. You want toとYou may/might want toですが、学生時代に他人にお願いする仕方として後者が丁寧な言い方として参考書などに挙げられていたように思います。でもYou want toの方が一般的なのですね。興味深ーい。いつも楽しく読ませていただいています。では。

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  8. satoko-san,
    おっと、コメント見落としてました。お返事遅くなってごめんなさい。
    You want toはカジュアルな使い方なので、オフィシャルな場ではイマイチだと思います。
    これは、一般的にですが、他の人が実際にその表現を使っている場に遭遇し、それがどういう感じがつかめるまでは、より丁寧な表現を使った方が間違いないと思います。「フォーマルはカジュアルをかねる」ですので。。フォーマルすぎても問題にはならないですが、カジュアルすぎるのは困りモノです。

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