アメリカのベンチャー投資は、「シリーズ」になっている。ボチボチちょっとずつ増資するのではなく、時々まとめて資金を集める。最初に、裕福な個人であるところのエンジェル投資家や、家族や友達から集めるのがSeed、その後初めてVCから集めるのがA、次がB、というのが普通。
最近は個人投資家が息を潜めており、「Seed」と「A」を足して2で割ったようなラウンドが多い。最初からVCがいきなり投資するわけである。が、それを発表するメジャーVCは少ない。
「まだ海のものと山のものともつかない投資は、秘密にしたまま様子を見よう」
ということ。このblogで過去に触れたことのある、MayfieldとBessemerからSeed/A投資を受けているスタートアップ、MobiusからSeed/A投資を受けているスタートアップ、どちらも投資元のVCのサイトには乗っていないし、VentureWireやらVentureSourceでも発表されていない。
一方、バブルの絶頂の頃は、案件を求めて血なまこになっているVCも多く、「アーリーステージでもドンと来い」というPRのため、「小僧3人の会社に出資」みたいなのも結構発表していた。
ということで、その頃と今を比べると、統計上実態以上にアーリーステージの投資が減っているように見受けられる可能性もあるなぁ、と思う。
そういえば、最近上の二つのスタートアップとは別のベンチャーに勤める知り合いに会った。ちょうど増資が終わったとのことで一息ついていた。が、その条件はな、な、なんとliquidation preferenceが4X。。大変そうだが、何とかがんばって欲しいものだ。