CIA/PentagonゲームでGo!

San Jose Mercury NewsのThe Pentagon’s got game

Increasingly, the Pentagon is joining forces with the video game industry to train and recruit soldiers. The Army considers such simulators vital for recruits who’ve been weaned on shoot ‘em up games.

Even the Central Intelligence Agency is developing a role-playing computer simulation to train analysts.
ということで、軍もCIAも、民間が開発したゲームでトレーニングしちゃおうというもの。

これまでももちろんシュミレータはあったが、一台数億円という高価なハードが必要だった。で、その代わりに、民間のゲーム開発企業に発注しようと。そこでthe Institute for Creative Technologiesという組織をMarina Del Rayに結成。これは南カリフォルニア大学(USC)と、民間のゲーム産業とを束ねようと軍がバックアップしてできた。サイトもちょっとうさんくさいゲーム屋さんっぽい。ゲームに限らずソフトウェアの差別化は人。良い人材をいかに集めるかが鍵なので、ゲーム開発が得手な人の心を引き付けるべく苦心しているのであろう。

CIA向けのほうは、実際に自分がテロリストになってRPG(ロールプレーイングゲーム)をプレー、敵の気持ちを理解する、ということになってるらしい。

NASAが開発した、メインフレームをがんがん回すアプリケーションがあって、一回計算するのにも莫大なコストがかかるというものだったのだが、民間企業サイドでは、同様の計算を普通のラップトップパソコンでできるようなアプリがとっくにできていた、なんて話もある。コア技術開発は政府研究機関や大学で行い、アプリケーションレベルになってきたら民間の力を活用する。これ、常識ですね。

CIA/PentagonゲームでGo!」への1件のフィードバック

  1. 面白いですね。私がUSに来た1996年頃は、軍産業でハイエンドCGをやっていた技術者がゲーム産業にけっこう流れ込んで来ていました。ゲーム産業自体が急成長していたことと、ポストSNESのゲーム機(当時はPlayStationとSaturnの時代; Final Fantasy 7は製作中)が徐々に広まって、コンシューマゲーム機がハイエンドCGの方向へ向かってゆく予感を感じさせていたこと、等があるのかもしれません。当時Marina del Rayに設立されたSquare LAに集まった技術者の中にも、そういう人がいました。
    そして実際、数年のうちに、コンシューマゲーム機やPCは当時のハイエンドを追い越しました。が、ゲーム製作の形態も変化して、大手以外はペイできるタイトルを作るのが難しくなって来てもいます。かつてのハイエンドCGを経験した技術者は余り気味なんじゃないでしょうか。

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