大学の勉強

17才だったらで「大学の実験はつまらなかった」にいろいろコメントいただいたのですが、元のエントリーの説明が十分でなかったかなと思うので、ちょっと書き足します。

冗長でくだらない実験をさせるなよなぁという元エントリーに関して、

1)実験にどうしても必要な基礎的なスキルというのはあるもので、「訓練」にならざるを得ない
2)何時間も何年も無機質な実験は実は実験の本質
3)予定通りに進むことのない不確実性があり、それを体感することが基礎実験の意味合い

などなど、「基礎を学ぶのは大事だ」というお言葉を頂きました。いや、私も基本的にはその通りだと思います。本当に。3次方程式くらいまでだったら、式を見た瞬間にグラフがビジュアルに見えるのも、イオン化傾向の順番をいまだにソラで言えるのも、みんな日本の高校教育のおかげ。で、そういうことが体得できているから、より高次なことも理解しやすい。

実験に関して言えば、冗長で長時間だったことがまずいのではなくて「全く頭を使わない」ことが一番の問題だった。

「思った通りのデータが出てこない時に、仮説を立てて検証してゆく過程こそが、面白いところ」というコメントを頂いたが、その通りで、「自分で考えてそれを証明する」という実験だったら面白かったと思う。

頂いたコメントの中で、一番私の言いたかったことに近いのは、
「自分のやっている行為にきちんとした意味合いがあり、それを完遂させることで何が得られるのか、それを納得すればたとえ作業が単調かつ冗長であったとしても継続することが可能でしょう。」

とはいうものの、まぁ、実はそこまで高尚でもなくて、「自分で考える余地、工夫する余地があればそれだけで満足」というのが、私の場合は真実に近いかも。というのも、実は私は単調で冗長なことが結構好きなので。というか、時々自分でも限度を超していると思うことがあるくらい、クチクチと重箱の隅をつつくように何かをし続けけてしまったり。じゃなかったら、こんなにblog書けません・・・・・。

大学の勉強」への2件のフィードバック

  1. 直接にはこのtopicと関係ないのですが、いつも悩んでいることがあります。 businessにおけるtechnologyは何かということです。いわゆる商売のための技術は儲かる技術のことですよねchikaさん。アメリカの合理主義はこのことにうまく融合しているようですね。その両極にあるロシアの技術なんか、もうまったく正反対ですよね。化学の分野では。恐ろしく先鋭的なテーマもあれば何でこんなことというものもある。それこそわかりきったと僕には思われることをたんたんとしている。まったく非合理的なのに超優れた科学者もいる。いったい何なんでしょう。でも僕にはロシアの科学方法論が親しみが持てるのですが。なんか変ですかね

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  2. 「商売のための技術」があるんじゃなく、「技術を商売にするシステム」がアメリカにあるんだと思いますけど。。。
    あと、みんなが同じことをするのは危険極まりない。ポートフォリオ的に、非合理なことも含めて多種多様なことをしていると、その中から突出した人も出るのでしょう。

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