The promises, perils for nanotechというCNETの記事はNanteroというカーボンナノチューブで半導体を作る会社について。2004年末から2005年初頭にはプロトタイプを完成させたいとしている。ついにカーボンナノチューブが、カッコイイCGグラフィックスの域をでるのか、と期待が広がる。
この記事の後半は、しかしながら、と続く。ファウンダーがインターネット関連事業やら、他のベンチャーのコンサルティングやらをしていた人ゆえ怪しい、という記述で、じゃぁ普通の半導体の会社の人はどこから来るかということでこんな風に書いてある。
Semiconductor execs generally hail from three foreign countries: China, Japan and Pennsylvania.
かわいそうなPennsylvania。そんなにド田舎ではないので、ハイテクがないということだろうか。
さらに毛並みのよさの条件としてこうある。
They are usually engineers by training and had to claw their way up through the ranks of plant management, sales or chip design.
この二つの条件(外国人で、業界出身)を満たすといえばやっぱりNuCOREの渡辺誠一郎さんでしょうか。(渡辺さんのインタビューはこちら)。かっこいいですよ。