マクドナルドがベイエリアの75店舗でWiFi(802.11)ホットスポットを提供すると発表。
McDonald’s serves up wireless Web access
同社のDon Thompsonいわく”The most important part is, ‘Is this relevant to our customers?'”。その通り。全くもってrelevantでない可能性は高いのではないか。アメリカのマクドナルドの客層ははっきり言って低所得者層が多い。
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Economistの6月26日号にBubble trouble:Is the “Wi-Fi” wireless internet boom about to turn into a bust?という記事が載った。
WiFiホットスポットはバブル、ということ。例えばアメリカのStarbucksのホットスポットがいかに利用されていないかという話がある。
Perhaps the best-known network of hotspots is that operated by T-Mobile, a wireless operator, in over 2,000 Starbucks coffee shops in America. Around 25,000 people access the hotspots each week, which works out at an average of less than two users per day per hotspot.
1日1店舗平均2人しか利用者がいないと。
The Wi-Fi hotspot at Amsterdam’s Schiphol airport is used by only a dozen people each day.
オランダのSchiphol空港でも一日せいぜい10人ちょっとしか使っていないとのこと。
とはいうものの今は値段が高過ぎるだけという可能性もある、と続く。
Users may be deterred by high prices. Even after a recent round of price cuts, using T-Mobile’s network of hotspots costs $6 per hour, $40 per month, or $360 per year. Other operators in America charge $40-70 per month. Prices in Europe are as high as euro130 ($150) per month.
それはいくらなんでも高いだろう。ユーザー調査では1時間1ドルにまで利用料が下がったら20%が使ってみたいといっているという結果も(ただし、「技術に詳しいユーザー」を母集団とした場合だが)
Only 3% of tech-savvy American consumers surveyed said they would pay $2 per hour for Wi-Fi access, but 20% said they would pay $1.
ということでEconomistの記事はこんな風に締めくくられている。
Already, though sales of Wi-Fi equipment are booming, prices have tumbled, and margins are now wafer-thin. Wi-Fi will continue to spread, and will remain popular. But, rather like the internet, it may disappoint many investors who hoped to make their fortunes.
(投資については、記事の前半で、2000年来$1.5B(1800億円、か)のVC資金がWiFi関連技術に投資されているとある。)
しかしホットスポットはWiFiの利用形態の中でもかなりニッチ。これをもって「だから802.11がだめだ、というのはちょっと間違い。Economistも筆がすべることがあるんだな、という感じだ。家庭やオフィスでの利用はどんどん進んでおり、こちらの市場は拡大中であることはEconomist自身が数ヶ月前に言っている。
例えば3月27日号のHotspots and friesでは、過去数年の間のWiFiの家庭、大学、オフィスでの利用増はRunway successであり、
According to Jupiter, another market-research firm, 57% of American companies already use Wi-Fi, and another 22% plan to do so within the next year.とのこと。
私も、わざわざマクドナルドでPCを広げたいとは思わないが、家もオフィスも802.11bだ。ということで、アメリカでのWiFi普及に関しては、ホットスポットはNG、家庭やオフィスでの利用はGo、というのが当面の方向性だろうと思っているがどうだろうか。
こんにちは。
東京でもHotSpot増えてきました。
私のオフィスの近くのセルフうどん屋にも!
http://www.furusato-udon.co.jp/
だいたい、店での滞在時間が5分も無いのに、PC開く人いるんでしょうか、との疑問が。
無料のタイプなので、喜んでるのは、近所の人かも知れません。
ちなみに、うどんは安くて旨いです。
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うどん屋は強烈ですね。もしかしたら近所の人々にインターネットを、という奉仕活動なんじゃないでしょうか。それとも、宣伝活動?ホットスポットというので、記事に載るとか??
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こんにちは。東京の日の丸IT業者で働いてます。コメントは2回目かな。
>アメリカでのWiFi普及に関しては、ホットスポットはNG、
>家庭やオフィスでの利用はGo、というのが当面の方向性だろう
>と思っているがどうだろうか。
はい。米国に限らず、日本でもそうと思ってます。
1年前から社内では“ホットスポット”に惑わされるな、Wi-Fiの盛衰を“ホットスポット”にリンクし過ぎるな、
ビジネスの本命は企業内利用で、先ずは有線LANの置き換えから始めるべき、
そのために有線並のセキュリティや運用管理を実現すべき、
と書いたり言ったりし続けてますが影響力なく……。
それ以前にセキュリティ云々を言い訳にまじめに取り組まない人が多過ぎて、
ITベンダーが世間と同じこと言っててどうすんの!と憤ってましたが甲斐もなく。
あー、グチってしまってすみません。:(
↓は日本HPの例ですが、地味でもまじめにやってるところはこんな感じです。
社内で導入実績作ってセキュリティや運用管理の経験重ねてデータも集めて、
そうすればお客に対しても説得力あるですもんね。
・事例セミナ コスト削減と生産性向上を実現するワーキング環境
無線LANで実現する次世代ワークプレイス
http://www.itnakama.net/pickup/00/index.html
・現場ウォッチング
無線LAN 導入事例から読み取るIT投資の効果とインパクト
http://www.itnakama.net/genba/00/index.html
・「IT Service Review」No.17
特集 セミナ・レポート:コスト削減と生産性向上を実現するワーキング環境
「無線LANで実現する次世代ワークプレイス〈NGW〉」
http://www.jpn.hp.com/service/news/itsr17.pdf(PDF形式)
早く真っ当な会社にしたいです。:I
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Zoffyさん
「セキュリティ云々を言い訳にまじめに取り組まない人が多過ぎて、ITベンダーが世間と同じこと言っててどうすんの!と憤ってました」
よーくわかります。。。商社づとめの90年代前半、「Token Ring Router」なるものを日本市場に導入するという担当になったことがありました。まずはIBMのビッグクライアントである自分の会社で使って欲しいと思ったのですが、ケンモホロロ。。。と思いきや、1台買ってくれました。そのときに
「営業部門が扱うIT製品を始めて会社の情報部門が買ってくれた!」と話題に。
話題になることが情けなかったですね・・・
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I used wifi in USA
I think too Bad. Becarse
1,deterred by high prices.
2,WiFi-signal is not clear.
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「セキュリティ云々を言い訳にまじめに取り組まない人が多過ぎて、ITベンダーが世間と同じこと言っててどうすんの!と憤ってました」
私は、それを言っています。
802.11がどうのこうのではなく、なぜ無線なのかという所に、
理由が無い場合が多い。フリーデスク等をモデルに推し進めるが、
それが本当にユーザの求めている形態か?というと、そうでもない。
技術的革新の半分はモデル止まりだと思いますが。。
かっこ良いを売り物にするのは良いが、同じ事をやろうと思えば、
倍のコストがかかる事を言うと、しり込みするので、
「セキュリティ云々」と話します。
顔を見て仕事をするような文化がある以上、そこに変化が生まれなければ、
ネットワークの本来の目標の1/3が死んでいると思っています。
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