blog & 言論の自由

メーリングリストの発言は言論の自由で守られる、という判決が下された。これによりやblogでも言論の自由が確保されると考えられている。

PC Magazineの Free-er Speech on the Netに裁判に到った経緯やその判決の意義がわかりやすく書いてある。

The court has, in essence, drawn a line between the opinions of an individual expressed electronically, and the presentation of the same material as fact in a forum such as a newspaper. At its heart, the ruling clears the way for content on the Internet to be treated as dialogue, and not necessarily set-in-stone fact.

雑誌や新聞は、企業や個人を誹謗中傷すれば訴えられる。そこで書かれたことは「事実」として広く理解されるため、「事実」を曲げて書いたとすれば、それは書いた方が悪いということ。一方個人がポストする電子的メディアは単なる「対話」であるからして、言論の自由で守られる、ということ。

判決文はこちら

blog(やメーリングリスト)は、内容こそ玉石混交だが、莫大にリアルタイムに情報発信されるというメリットがある。この判決はその方向性をサポートするだろう。

ということで、ますます求められるのは読み手側の情報精査能力ですね。

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